講座ID | タイトル | 講師 | 時間(分) | 視聴期間 | 受講料 | 5アカウント | サブスク対応 |
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tdo2021031702 | ~食品のおいしさ設計のための~ 食品テクスチャーの制御と適切な計測・評価手法 | 三浦靖 | 150 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020113001 | 3時間でマスター! 乳化・乳化剤の基本とエマルションの評価法 | 山下裕司 | 180 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020112701 | ゲル化・増粘剤の基礎と設計・調製・物性コントロールの進め方 | 鈴木正浩 | 120 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020101201 | 界面コロイド科学の基礎理論 | 三浦靖 | 180 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020101202 | 乳化剤の機能と特性 | 三浦靖 | 180 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020102001 | 凍結乾燥のメカニズムと食品製造における実務ノウハウ | 細見博 | 150 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020082401 | チョコレートにおける油脂の結晶化とファットブルーム | 佐藤清隆 | 330 | 4週間 | ¥50,000 | ¥200,000 | |
tdo2022082401 | 食用油脂の基礎と劣化防止 | 中谷明浩 | 300 | 60日間 | ¥39,600 | ¥143,000 | 〇 |
tdo2020121801 | 乳製品開発のための 乳・乳製品の知識と技術 | 堂迫俊一 | 300 | 4週間 | ¥35,200 | ¥140,800 | |
tdo2021033001 | 畜肉生産・食肉加工・食肉製品の基礎知識 | 三枝弘育 | 150 | 4週間 | ¥24,200 | ¥96,800 | |
tdo2021090801 | 大豆の基礎知識と栄養・機能性 | 横山勉 | 150 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2021020201 | 天然系調味料の基本と加工食品における使用効果 | 石田賢吾 | 150 | 4週間 | ¥27,500 | ¥110,000 | |
tdo2020121001 | 体内時計・時間栄養学の基礎と食品開発への応用 | 田原優 | 90 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020122501 | おいしさの見える化と適切に伝えるための言語表現・マーケティング | 角直樹 | 300 | 4週間 | ¥35,200 | ¥140,800 | |
tdo2021062101 | ヒット商品開発のためのアイデア発想と仮説検証型の開発プロセス | 角直樹 | 150 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2023040200 | オンデマンドで学ぶ官能評価の基礎と統計解析 レギュラーセット Excel付 | 市原茂 | 12時間 | 365日間 | ¥79,200 | ¥187,000 | 〇 |
tdo2020101300 | 食品工場における品質管理の実務ポイント | 河岸宏和 | 435 | 4週間 | ¥33,000 | ¥132,000 | |
tdo2020052501 | 食品包装を巡る国内外法規制の最新動向と 企業の対応・留意点 | 西秀樹 | 180 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020110201 | 食品表示法の基礎知識と適正な表示作成のポイント | 的早剛由 | 180 | 4週間 | ¥27,500 | ¥110,000 | |
tdo2021122201 | 事例から学ぶ食品衛生法とその関係法令 | 北林卓 | 180 | 56日間 | ¥22,000 | ¥88,000 | 〇 |
tdo2023040100 | オンデマンドで学ぶ”実務で役立つ熱殺菌” じっくり学ぶシリーズ熱殺菌工学編 | 広田鉄磨 | 8時間 | 365日間 | ¥55,000 | ¥132,000 | 〇 |
tdo2021120400 | オンデマンドで学ぶ食品製造における品質管理実務者養成講座(全3講座) | 小野晴寛 | 420 | 90日間 | ¥55,000 | 〇 | |
tdo2021051701 | 品質とおいしさを両立するための! 食品の加熱殺菌技術の特徴と実務ポイント | 設楽英夫 | 240 | 4週間 | ¥27,500 | ¥110,000 | |
tdo2020121701 | 食品用設備・装置の洗浄の実際と衛生管理のポイント | 設楽英夫 | 150 | 4週間 | ¥27,500 | ¥110,000 | |
tdo2022040701 | 品質保証のための官能評価 | 広田鉄磨 | 180 | 54日間 | ¥27,500 | ¥110,000 | |
tdo2023022001 | 芽胞形成菌対策 | 広田鉄磨 | 110 | 54日間 | ¥22,000 | ¥88,000 | 〇 |
tdo2022080400 | オンデマンド教材【香りの基本+嗅覚レベルのチェックとトレーニング(動画2.5h+テキスト+官能評価キット)】 | 長谷川登志夫+藏屋英介 | 120 | 8週間 | ¥29,700 | ¥99,990 | |
tdo2020120801 | におい分子の視点からの複合臭の評価・解析方法 | 長谷川登志夫 | 150 | 4週間 | ¥16,500 | ¥66,000 | |
tdo2020102301 | においのメカニズム・脳計測と客観的評価法 | 外池光雄 | 180 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2021102701 | 空調機器の基礎と熱的快適性制御の設計・評価方法 | 糸井川高穂 | 300 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2022021001 | 皮膚保湿のメカニズムとスキンケア処方 | 鈴木敏幸 | 90 | 4週間 | ¥13,200 | ¥52,800 | |
tdo2022102501 | 人間の温熱的快適性とその評価・開発への応用 | 田村照子 | 200 | 4週間 | ¥33,000 | ¥132,000 | |
tdo2021120101 | オンデマンドで学ぶ”実務で役立つ統計解析”【統計基本コース/全4講座】 | 荒川俊也 | 90日間 | ¥44,000 | 〇 | ||
tdo2021120102 | オンデマンドで学ぶ”実務で役立つ統計解析”【多変量解析コース/全3講座】 | 荒川俊也 | 90日間 | ¥33,000 | 〇 | ||
tdo2020031801 | データ活用のリテラシーとデータサイエンス入門 | 三木良雄 | 300 | 54日間 | ¥33,000 | ¥99,990 | 〇 |
tdo2022050101 | 研究開発・新規事業を成功に導くMOT実践講座シリーズ【全6講座】 | 出川通 | 180 | 180日間 | ¥88,000 | 〇 | |
tdo2020063000 | 技術を軸とした戦略企画実践講座(全3講座) | 高橋透 | 450 | 90日間 | ¥55,000 | 〇 | |
tdo2021012001 | ~Newビジネス創出のための~製品・サービス企画およびコンセプトメイクのスキルアップ | 高橋透 | 150 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | tdo2022120801 | マイクロ波を使ったものづくりイノベーション | 食品品質プロフェッショナルズ | 120 | 期間なし | ¥11,000 | ¥44,000 | 〇 |
tdo2021021601 | 新製品開発における信頼性設計のポイント | 村山省己 | 180 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2022061120 | 未然防止活動の基本とFMEA・FTAの実践ポイント(全8回) | 上條仁 | 520 | 90日間 | ¥197,120 | 〇 | |
tdo2023021701 | 開発・製造における作業のリスク管理と安全性向上の基礎知識 | 北原義典 | 80 | 4週間 | ¥15,400 | ¥61,600 | |
tdo2022081701 | 工程管理・作業管理の基礎知識 | 北原義典 | 50 | 4週間 | ¥15,400 | ¥61,600 | |
tdo2022090301 | 品質管理・異常管理の基礎知識 | 北原義典 | 80 | 4週間 | ¥15,400 | ¥61,600 | |
tdo2020100500 | ロボット導入前に! 工場の改善と自動化レイアウト設計の勘所+ロボット導入成功の秘訣!ロボットを活用する効率的な生産ライン設計の考え方 | 村山省己 | 360 | 56日間 | ¥33,000 | ¥132,000 | |
tdo2023011200 | 意思決定・コミュニケーション・データ分析に役立てる スキルアップ講座セット | 羽山/小川/島田/市原 | 360 | 90日間 | ¥44,000 | 〇 | |
tdo2021102001 | 技術者・研究開発者のための プレゼンテーションスキル習得講座 | 北原義典 | 120 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2022092601 | 5S活動入門 | 上石政代 | 120 | 1週間 | ¥11,000 | ¥44,000 | 〇 |
tdo2023011101 | 論理的に考え論理的に話す力を身につける講座 | 北原義典 | 60 | 4週間 | ¥13,200 | ¥52,800 | |
tdo2020110301 | 認知心理学から学ぶ伝える技術!わかりやすい説明と表現方法 | 島田英昭 | 120 | 4週間 | ¥16,500 | ¥66,000 | |
tdo2020110602 | ~研究/技術部門における~部下・後輩の適性の見極めと育成ポイント | 奥村康 | 150 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020121201 | 技術伝承と部下・後進育成スキル | 小川文輔 | 90 | 4週間 | ¥9,900 | ¥39,600 | |
tdo2021081001 | 五感の特性と感覚間相互作用 | 市原茂 | 210 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | 〇 |
tdo2021081300 | 90 分で分かる ビジネスパーソンのための認知科学【全4講座】 | 羽山博 | 300 | 56日間 | ¥27,500 | ¥99,990 | |
tdo2023011100 | 研究者・技術者のための特許入門シリーズ【全4講座】 | 阿部伸一 | 600 | 90日間 | ¥66,000 | ¥187,000 | 〇 |
tdo2020101501 | 化学系(化学/材料/医薬/バイオ/食品)分野特許明細書の効率的な読み方 | 廣田浩一 | 210 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020082601 | 食品分野の特許調査基本講座 | 中谷明浩 | 300 | 4週間 | ¥33,000 | ¥132,000 | 〇 |
tdo2020090101 | 新商品開発における知的財産権の活用と留意点 | 加島広基 | 150 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020090102 | 研究技術者のための発明創出、特許調査、発明提案書の書き方入門 | 加島広基 | 150 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2021021501 | 意匠法の基礎知識および事業に役立つ実践的活用方法 | 加島広基 | 180 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2021021502 | 事業に役立つソフトウエア特許の効果的な取得方法および実践的活用方法 | 加島広基 | 180 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2020070901 | 既知事項をヒントにした特許出願戦略と強い特許の生み出し方 | 廣田浩一 | 210 | 4週間 | ¥33,000 | ¥132,000 | |
tdo2020110601 | 産学連携(共同研究)における留意点 | 奥村康 | 120 | 4週間 | ¥22,000 | ¥88,000 | |
tdo2022060601 | 改訂コーポレートガバナンス・コードの解釈と実務対応のポイント | 萬秀憲 | 150 | 4週間 | ¥27,500 | ¥110,000 | |
tdo2020122401 | 特許情報および技術情報の効率的な検索・調査法 | 角田朗 | 210 | 4週間 | ¥29,700 | ¥118,800 | |
tdo2021042201 | 今すぐ実践!【特許公報の効率的な検索・調査法】 | 角田朗 | 120 | 4週間 | ¥19,800 | ¥79,200 | |
夏頃リリース | 食品新入社員向け講座(シリーズ) | ¥0 | 〇 |
PCやスマートフォンがあれば、いつでもどこでもすぐに受講できます。
「落ち着いた環境で学習したい」「スケジュールを気にせず、好きなときに学習したい」「空いた時間や長期休暇を利用して効率的・集中的に学習したい」など、いろいろな要望にお応えできます。
一歩上の技術者へとレベルアップするために、是非ご活用ください。
これまでテックデザインではリアルタイムかつリアル空間での講座を提供してきました。 しかし以下のような課題やニーズがあったため、解決する手段としてオンデマンド講座のサービスを始めました。
● 受講までのハードルが高く、気軽に学びたいニーズ応えることができていなかった
● 業務が忙しいため日中長時間予定を空けることができない
● 隙間時間や日中以外の時間を活用してスキルアップしたい
● 受講後、一週間経つと忘れてしまっていることが多い
また、企業ごとに教育方針や予算は異なるため、担当者とテックデザインが話し合うことで、よりその企業にあった教育サービスを提案してきました。テックデザインではこのサービスを今後は拡充していきたいと思い、より多くの企業の教育課題を解決したいと考えています。
まずは検討している講座、人数、予算、計画をメール等でご連絡ください。
テックデザインオンデマンド講座のポイント
・なぜ受講期間が長いのか
⇒学習内容の理解を深めるためです。時間が経つにつれてせっかく学習した内容も忘れてしまいます。受講期間を長めに取ることで繰り返しの学習を推奨し、定着を促します。受講したか評価する時間にも活用できます。
・なぜ複数アカウントでの受講が安くなるのか
⇒社内で共通の理解を深めるためです。知識伝承するためにも複数の人に知ってほしい内容だからです。
・なぜ受講者が多いのか
⇒単純に対面セミナーを録画したのではなく、eラーニングを目的としてつくった講座だからです。また講師への質問や相談できる期間が長いため、納得できるまで学習できるからです。
某会社の要望例
● 各人に色々受けさせるというよりは、幾つかの講座に絞って、多人数に受けさせたい
● 予算は1回の研修で50万くらいに抑えたい(MAX30名)
● 視聴期間の延長をしてほしい
● まずは統計基礎を受けさせたい
テックデザインが提案
● 20名料金で30アカウント発行する
● 受講期間を8週間へ
● 年間契約でさらに1講座あたりの受講料をディスカウント
1. チャットまたはメールで会社名、担当者の名前、目的(ゴール)、予算、開始希望日を送信してください。
2. テックデザインから内容の提案をします。(必要であれば担当者にサンプル動画の視聴権を送ります。)
3. 了承していただいた後、見積書を送付します。
4. 受講者名簿記入ファイルを送付しますので必要情報を記入の上返送していただきます。
5. 請求書と紙のテキストを郵送します。
6. 受講用のアカウントを送ります。
7. 実施日の翌月末までに受講料の振り込みをお願いします。
① どの分野の内容を教育したいか担当者が考える。また学習のゴールを教育担当者が設定する。
② 受講者は業務上の課題、自分が知りたい知識、自分に足りない考え方を簡単に書き出す。
③ 受講者はプログラムを見て何が知りたいか、何がわかっていないかを書き出す。
④ 受講者自身の受講ゴールを1-2点出す。
⑤ アカウント発行後一度ざっと見る。このときは1.5倍速やチャプタを使い概要を把握することを目的とする。15分など時間を決めるとよい。
⑥ テキスト(スライド集)が届くのでここでもざっと見る。先に書き出した目的部分に合致する部分をマークする。
⑦ 全編を視聴する。オススメは1.2倍速ですが、わかる場合は1.5倍速で。
⑧ わからないところ、深く理解したところをテキスト上にマークする。
⑨ 受講者は自身で書き出した受講のゴールの達成度を評価する。
⑩ マークしたところを中心に再視聴する。(チャプタを活用すると効率的です)
⑪ リフレクションシートに記入し、チームで共有する。
⑫ フィードバックを元にもう一度視聴する。
⑬ 教育担当者は最初に決めた学習のゴールの達成度を成果物、リフレクションシートから評価する。
⑭ わからないことや質問は講師にメールまたはオンライン会議で聞くことができますので活用してください。
インストラクショナルデザインの視点からよりよい学習を考える
インストラクショナルデザインとは、「教育・教授・教え」といった意味を持つ「インストラクショナル(Instructional)」と、「設計」という意味をもつ「デザイン(Design)」という言葉をかけ合わせたもので、直訳すると「教育設計」で、IDと略されます。
学習者の学習効果を最大化するための設計を行い、分析→設計→開発→実施→評価→分析・・・を繰り返していくことで、最適な学習方法を構築します。
2000年以降インターネットの普及によりeラーニングが教育手段として増えてきましたが、eラーニングの教材は、学習履歴や記録を取れることから、分析→設計→開発→実施→評価サイクルが回しやすく学校教育だけでなく企業内教育にも用いられます。
インストラクショナルデザインの目的は、教育活動の効果・効率・魅力を高めることです。具体的な目的を紹介します。
①効率的に学習成果をだすこと
インストラクショナルデザインの評価方法は、「理解したか」ではなく「行動ができるか」です。
理解ではなく行動にすることで、実践で活かすことができるのかを測定でき、習熟度の向上に効率よく結びつけます。
②学習環境をよりよくすること
インストラクショナルデザインは、学習を始める前にあらかじめ分析方法が決められており、システマチックに設計されています。一度学習プロセスを実行したのちに、学習成果を測定し学習工程を設計し直します。
③学習者のモチベーションを維持すること
インストラクショナルデザインでは、「動機付け理論」が活用されています。
「自信」や「満足感」などの観点から、学習者自身が学習に対して積極的になってもらえるような学習設計を行うことで、学習者のモチベーションを維持します。
また、モチベーションを維持することができると、自主学習を促すことができます。
参考:研修デザインハンドブック Bob Pike(2018)
インプットの学びは動画がよい ラーニングピラミッドから
アメリカ国立訓練研究所の研究によると、学習方法と平均学習定着率の関係は「ラーニングピラミッド」という図で表すことができると述べています。
学校の授業や研修などでは、講義・実技・議論などさまざまな方法で学習を行いますが、学習時間が限られていて状況では、より効率の良い方法での学習がスムーズに学習内容を身につけることにつながります。
もちろん能動的な学習(アクティブ・ラーニング)の方が定着率は高まりが、オンラインには制約もあるため今回はインプットの学び、特にオンデマンド動画に焦点を当てたいと思います。
オンデマンドによる動画学習は、他の学習(インプット)方法よりも「時間効率」で優れている
オンデマンドによる動画学習は、スキマ時間にも学ぶ事ができます。
スキマ時間とは、非生産時間→何も生み出していない無駄な時間です。
?出社、通勤前の身支度中
?会社の通勤時間(電車内)
?待ち時間
?仕事の休憩時間
?寝る前のぼーっとしている時間
俯瞰してみると、色々な場面でスキマ時間を見つけることができます。
昔からあるメディアのテレビにおいても録画して視聴することのほうが多いと思います。忙しい現代人においてリアルタイムに合わせることは難しいからです。学習においても自分の都合を優先して学べるほうが学習者にとってはメリットが多いと思います。これまでのように予定に自分を合わせる必要がなくなります。
オンデマンド動画じゃないとできない学習方法、学習効率向上のポイント
最近では、学習の方法としてスマートフォンで動画を見ることが浸透してきました。
テックデザインのオンデマンド動画もスマートフォンで受講することができるのでより気軽に学べる講習会に近づいたのではないかと考えています。
では、そんなオンデマンド動画には一体どんな利点があるのか? どうすれば動画の強みを活かした学習ができるのか?を述べたいと思います。
1.一度ザッと見て、学ぶ準備ができる
勉強が得意な人は本を読むときも、動画を見るときも、勉強するときも、まずはその項目をザッと流し見するそうです。「よくわからないけど、全体像はなんとなくわかった」という理解状態にします。認知科学においても先行オーガナイザーという理論もあり、概要を把握した状態のほうが理解しやすくなると言われています。
テックデザインのオンデマンド動画は1.2倍速や1.5倍速や2倍速のように全体を把握するのに最適な機能があります。またチャプタもついているので目次に合わせて講座の項目を流し見することができます。大体の流れが分かった状態で再度じっくりと動画を見ることができます。受講期間も最低2週間あるため複数回の視聴とテキストへのメモを合わせた学習を推奨しています。
2.わからないところだけをピンポイントで学習できる
例えば『行列のここの公式がわからないから学びたい』というニーズがあったときに一から行列の授業を聞いているのは非効率的だと思います。技術者教育においてもボトムアップ型講座については既に理解している内容もあると思います。そういったときにチャプタで必要な箇所に飛ぶこともできますし、目次を見て大体何分くらいから見れば自分の知りたいことにたどりつくかもわかります。知りたいところを重点的に、効率的に学ぶことができます。
3.戻り学習ができる、停止してじっくり取り組むことができる
対面式のセミナーやライブ配信ではわからないことがあっても時間の都合があるためそのまま進んでしまいます。受講者は自分だけでないので自分だけの都合に合わせることはできないからです。しかしオンデマンド動画は自分だけの時間で受講しているためわからない箇所は戻ることができます。また演習問題やPC作業も動画を止めて行うことができます。何度も繰り返すことで深い理解にし、業務へ活かす方法を考える時間も取ることができます。
学習科学の応用
学習科学は、認知科学を背景に、人が賢くなる仕組みを見つけ,その仕組みを使って人がほんとうに賢くなれるかどうかを確かめながら、科学的理解に基づいた質の高い実践を目指す科学です。「人はいかに学ぶか」についての理論を作り、その理論がどこまでほんとうか、理論をもとに実践してみて、その結果から理論を少しずつよりしっかりしたものにして次の実践につなぎます。
学習を効果的かつ効率的に行うために学習科学を活用したメソッドが紹介されています。
1.Retrieval Practice(反復したアウトプット):学習者が以前に見たり聞いたりした情報を定期的に記憶から取り出して、その情報を使用して問題を解決したり質問に回答したりすることで、長期学習が強化される。 学習したことをアウトプットしないと長期記憶にならない。
2.時間差学習:間隔を空けた反復学習は、長期記憶を格納する脳の領域に統合した後、記憶痕跡を活性化する。
3.情報の精緻化:知識同士を関連付けたり、別の切り口でアウトプットしたり、多面的に知識を参照・活用することにより理解が深まる(エラボレーション)。
以上から動画を複数回視聴した後に、受講した内容を自分の業務や経験と結びつける作業が効果的であると考えられます。
学習者に配慮した動画の作成
研究によれば、人は、ビデオを見ることにより、自分が学んだという幻想を抱きます。しかし上記のような理由により、ビデオをみても必ずしも学んでいるとは限りません。また、研究によれば、人がビデオに集中できる時間は6分程度です。
・通常の「進む/戻る/停止」ボタンだけでなく、学習内容の構成や各章のポイントを示すことにより学習効果が高まります。
・画面に表示されている文章と全く同じ内容をナレーションで読み上げると認知負荷が高まり学習が妨げられます。
・人の顔だけが映ってひたすら話しているビデオ(トーキングヘッドビデオ)はあまり効果的でないと言われているため、ディスプレイを用いてジェスチャを交えて解説しています。
・スマートフォンでのマイクロラーニングが普及しつつありますが、残念ながら研究によれば、画面が大きいほど学習効果が高いそうです。
・研究によれば、音声の質は学習効果に大いに影響しますが、ビデオの画質はそれほどでもありません。
参考:Donald Clark University of Derby
学習科学のキーワード
・メタ認知:自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」こと。 メタ認知の能力を高めることで、自分自身を冷静に認識できるようになる。
・精緻化:自分が学んでいることについて自分の言葉で詳しく説明すること。このとき、学ぼうとしている概念同士のつながりを説明したり、学習内容を自身の経験や記憶、日々の生活と関連付けたりする。
・課題関与型意欲と自己実現型意欲:前者は『面白いから』『楽しいから』といった感情、『できそうだから』といった効力感、『もっと知りたいから』といった知的好奇心、『さらに調べてみたいから』といった探求心であり、内発的動機づけと説明される。後者は自分のよさを活かし、将来の目標を持って学ぼうとする意欲である。社会に望ましいとされる価値を自分の価値として同一化することで動機づけされる。
・行動変容:自分の目標やビジョンに向けて、自発的に行動を変化させること。研修の前後において何が変わったか評価できることが重要である。
せっかく学んでいるのだから理解と活用を目指してほしい
これまで勉強会やセミナーに参加したときに参加しただけで満足している方も多かったと思います。次の日にテキストを読み返して理解を深めようとしましたか? せっかく時間をかけて教育するのであれば一度の視聴だけでなく複数回視聴を活用してよりよい学びにつなげていただければと思います。
アウトプットにより深まる学び
リフレクションシートや報告書を使いながら自分の言葉で学んだことをアウトプットすることが効果的です。 また、その資料を用いてチーム内で共有するとさらに課題や知りたいことが出てくると思います。 それに基づいて次の学習計画を立てていただければと思います。
動画内容
●オンデマンドで学ぶ”実務で役立つ熱殺菌” tdo2022090900
●オンデマンドで学ぶ官能評価の基礎と統計解析 レギュラーセット tdo2022090200
●食用油脂の基礎と劣化防止 tdo2022082401
●香りの基本+嗅覚レベルのチェックとトレーニング tdo2022080400
テキストなど(ダンボールに入れて1か所へ送ります)
●各講座のテキストそれぞれ10部ずつ(計40冊)
●香りトレーニング教材で使用する評価キット5セット(1セットで3名程度使用できる量です)
●食用油脂の基礎と劣化防止(幸書房 2020) 1冊
●各講座PDFで資料の配布あり
仕様
●受講料:660,000円(税込) ※予算をご相談ください。1講座のみの選択の場合は安くなりますのでご相談ください。
●アカウント:10アカウント
●期間:開始日から6カ月間(開始日はテキスト到着後に任意の日程を決めてください)
●講義内容の質問方法:チャットまたはメールにて受け付けます
●備考:受講人数は問いませんが、各アカウント同時にログインできるのは1端末です
厚生労働省の助成金を使用すると30-45%の受講料が返ってきます。
特定訓練コース 若年人材育成訓練:雇用契約締結後5年経過せず35歳未満の者を対象とする訓練
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000763528.pdf