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【オンデマンド:tdo2020100500】ロボット導入これが成功の秘訣! 導入前にやるべき工場の改善とロボットを活用した生産ライン自動化レイアウト設計の実践編

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ライン設計のエキスパートが生産性向上のためのノウハウを解説!

なぜ人気なの?3つのポイント
1. 知識と経験を兼ねそろえた講師による解説
2. 実用的なデータが豊富に記載されたテキスト
3. 具体的な投資効率の考え方が学べる
優れた生産ラインを構築するには、生産設備や生産ラインの自動化が不可欠ですが、決して一足飛びにできるものではありません。まず、工場・設備・作業の改善の考え方、進め方を知り、次に自社の自動化のレベルを把握し、そして投資効率を考えた設備設計を行う必要があります。本講座では設備設計の第一人者である講師が、生産ラインの自動化に必要な道筋を、基礎から丁寧に解説します。
課題を解決しよう!
よくあるニーズ
  • 生産ラインの改善を行いたいが、何から取り掛かれば良いのか悩んでいる。
  • 生産ラインの自動化を行うためのポイントを知りたい。
  • 設備への投資効率について学びたい。
到達目標 GOAL
  • レイアウト、工場改善の知識の習得
  • 設備とコストの適正化の考え方の習得
  • 生産ラインにおけるIoTや自動化の考え方の習得
受講の対象者
  • 生産ラインの生産性向上を考えている生産技術部の方
  • 自動化ラインの構築を考えている設備設計者の方
  • 生産性を考えた製品開発を視野に入れている開発設計者の方
受講者の声
  • 生産性向上と投資額のバランスの考え方が非常に参考になった。
  • 生産ラインのスリム化の重要性を理解できた。
  • 技術流出、社内のノウハウの継承の視点から、設備設計の内作の重要性を感じた。

講師 村山 省己先生の紹介

村山 省己先生
経歴:(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任し、NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、数々の設備設計開発に携わる。国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり、首席検定委員を経験。また、国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。自動車技術協会、日本設計工業会、日本機械学会、精密工学会に所属する他、大手メーカーや商社等の中堅技術者教育のコーディネータ・講師としても活躍している。2016年より東海大学工学部教授、2019年に独立し、現在は企業の工場の自動化を支援している。東京都中小企業振興公社にてロボット導入などの相談員としても活躍している。著書に国内・海外生産の品質安定化を実現する グローバル自動化ラインの基礎知識 加工・組立ライン編(2018年 日刊工業新聞社)などがある。
担当からコメント
常に論理的に講義を展開する一方で、日本の産業の発展に対して並々ならぬ熱意を抱いている情熱的な先生です。知識と経験の豊富な先生の講義は必聴です。  

研修内容

受講料:33,000円(税込・テキスト郵送)
受講期間:希望日から2カ月間
 中小製造業をはじめとした多くの企業において、ロボットやIoTを活用した自動化が遅々として進んでおらず、生産現場における労働生産性が向上していないのが実情です。ロボットを導入すれば即、生産性が上がるわけではありません。工場の中にあるムダな作業を放置しておいてロボット化しても無駄な投資を行うことになり生産性を阻害することになりかねません。 生産の自動化を進める基本は、作業、段取り、設備、レイアウトなどに存在しているムダを徹底的に改善し作業をスリム化し、自動化レイアウト設計により適材適所にロボットを導入することでその効果を最大限に引き出すことが必要です。 本講座では、生産性を上げるための工場・設備・作業の改善の考え方、進め方について学び、生産性を革新的に向上させるための自動化ラインやレイアウト設計について加工、組立、試験工程の実施例をもとに自動化のレイアウト設計に必要なノウハウを学んでいただきます。 さらに、DXを用いた自動化ラインのシミュレーションを活用した演習を通じて効果的なロボットによる自動化レイアウト設計の実践力を身に付けます。 これから工場の自動化を進めていかなければならない方々、ロボットを導入する前に改善を進めている方々、生産ラインの自動化についてもっと知識を吸収したいと考えられている方々やIoT、ロボットを活用して生産性を上げたいと検討されている方々にお役に立てる講座です。
<☆プログラム>

【tdo2020100500】ロボット導入これが成功の秘訣! 導入前にやるべき工場の改善とロボットを活用した生産ライン自動化レイアウト設計の実践編 (6時間)

    Ⅰ. 生産方式の基本
  •  1. 2本の柱・・・製造現場のムダの排除ともうかる生産方式について
  •  2. ジャストインタイム・・必要なモノを、必要な時に、必要なだけ造る、運ぶが基本
  •  3. 自働化・・・自動化と自働化の違い、品質を工程で作り込む仕掛け
    Ⅱ. 工場の改善
  •  1. 作業標準と作業改善・・・人と機械の作業改善、可動率向上の着眼点のポイント
  •  2. 段取り改善・・・外段取り化、シングル段取り化、順次段取り化、段取り替えレス化
  •  3. 設備改善・・・JIT生産対応設備、作業の直線化、自動化に向けた着々化の考え方
  •  4. レイアウト改善・・・IO一致の原則とU字配置、一個流し生産、少人化のレイアウト
  •  5. ムダの気づきと職場改善・・・品質・作業・能力・可動率の改善の気づき力向上
    Ⅲ. IoTを活用した革新的生産性向上
  •  1. 生産性向上の取り組み事例・・・超小型複合機の開発と一貫自動化ラインの構築
  •  2. IoTを活用した先進的モノづくり・・・リモートモニタリング、個体管理、傾向管理
  •  3. 工場の生産性向上に向けて・・・革新的生産性向上の設備仕様、生産性評価の尺度
    Ⅳ. 自動化設備の構想設計ノウハウ
  •  1. 加工工程自動化の設計・・・セットアップエンジニアリングの自前化設計で他社を圧倒
  •  2. 組立工程自動化の設計・・・モニタリング設計で可動・品質・保守の遠隔監視
  •  3. 試験工程自動化の設計・・・コンカレントエンジニアリングの自動化設計が成功の道
    Ⅴ. ロボットによる自動化の検討から導入まで
  •  1. AL鋳造品の鋳造後の自動化実施例・・・自動化の検討からロボット導入までの手順
  •  2. ロボット導入による自動化の事例
  •   切削加工工程の自動化・・・垂直多関節型ロボット    充填・包装工程の自動化・・・双腕型ロボット
    Ⅵ. ロボットの活用状況
  •  1. ロボットの活用の実態・・・生産台数と使用状況について/li>
  •  2. どんなところでロボットを活用するか・・・ロボット導入のポイントについて
  •  3. ロボットを導入する課題と対策・・・協働ロボット・ピッキングロボット・AHC
    Ⅶ. ロボットによる自動化の秘訣
  •  1. ロボットの種類と選定のポイント・・・標準ロボットを走行型にグレードアップ
  •  2. ロボットの役割と自動化のポイント・・・自動化ラインを3Dで俯瞰しムダを排除
  •  3. ロボットの導入台数削減のポイント・・・ロボット動作から適正台数を見極める
    Ⅷ. ロボットによる自動化設備の設計ノウハウ
  •  1. 自動化に不可欠な自己完結型設備とは・・・品質を作り込み品質を管理する設備設計
  •  2. 不良品を作らない流さない設備づくりとは・・・事例から学ぶこれが品質管理の仕組み
  •  3. 止まらず故障しない設備にするためには・・・稼働率と可動率の違い/可動率の改善方法
    Ⅸ. ロボットによる自動化レイアウト設計の演
  •  1. 機械加工工程の自動化にロボットを使用したレイアウト設計から
  •  2. 3Dの動作シミュレーションを観てムダを排除した対策案を考えてみよう
    Ⅹ. 演習の結果発表と解
  •  1. 演習で検討した結果発表
  •  2. 事例演習の検討例解説
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