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【オンデマンド:tdo2022120801】マイクロ波を使ったものづくりイノベーション

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マイクロ波化学株式会社 事業開発本部長 菅野雅皓 氏
2012年3月 慶應義塾大学理工学研究科 修了。2012年4月旭化成株式会社 入社。2014年9月カリフォルニア大学デービス校 訪問研究員。2018年7月 マイクロ波化学株式会社 入社。2022年9月より マイクロ波化学株式会社 事業開発本部長。

  • 1.なぜマイクロ波なのか
    • ① 従来のものづくりの課題
    • ② なぜマイクロ波なのか
    • ③ 脱炭素技術として再注目されるマイクロ波
  • 2. マイクロ波とは
    • ① マイクロ波とは(動画紹介)
    • ② マイクロ波反応系デザイン(冷凍食品の解凍技術を例に)
    • ③ マイクロ波反応器デザイン
    • ④ 安全対策
    • ⑤ スケールアップ設備
  • 3. アプリケーション
    • ① マイクロ波活用の勝ちパターン
    • ② 乾燥(噴霧、凍結、焙煎、攪拌、静置、ロールtoロールなど)
    • ③ 焼成
    • ④ 廃プラスチック分解
    • ⑤ 有機合成・無機合成
    • ⑥ その他(抽出、樹脂成形、気固反応)

     マイクロ波はこれまで、電子レンジを中心に、民生、無線、通信などの産業領域で活用されてきました。しかし昨今、新しいアプリケーションで注目を集め始めています。それは、ものづくりです。マイクロ波を工場で使用するのです。  食品をはじめ、化学、素材、電材、医薬など多くのものづくりでは、加熱を必要とします。従来のものづくりでは、高温な熱源(火や蒸気など)を用いてきましたが、世界的な地球温暖化対策が推進される中、ものづくりの「電化」が必要だと言われています。  そこで注目される解決策のひとつが、マイクロ波です。マイクロ波は太陽光発電等の再生可能エネルギーから得られるクリーンなエネルギーであり、ものづくりで排出される二酸化炭素を大幅に削減することができます。それだけでなく、ものづくりそのものを省エネ・コンパクトに効率化することもできます。  一方で、注目されながらも、実例がない・制御が難しい・安全ではないなどと言われてきた技術でもあります。当社マイクロ波化学株式会社は、マイクロ波化学プロセスの工業化に世界で初めて成功し、これを広く展開している企業です。講義では、マイクロ波の基本的性質や開発方法から始まり、マイクロ波の活用例、メリット、スケールアップの実際などについて触れていきます。メーカー様の事業企画、研究開発、生産技術などに携われている方々におすすめの内容となっております。

    • スマートフォンや電子レンジは私たちの日常生活で欠かせない道具となり、基本的な原理の理解が必要です。今回はマイクロ波が物質にどのように作用するかを説明することでマイクロ波化学の基本を学びます。マイクロ波を活用したものづくりを検討するためのファーストステップとして本講座をぜひご利用ください。

    11,000円(税込)

    約90分


    ※テキストはダウンロード

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