定番講座

【演習形式で理解する】はじめて学ぶスティックスリップのメカニズム セミナー紹介

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Excel振動シミュレーション

3時間で学ぶ! 摩擦振動と異音の発生メカニズムと対策法

【オンデマンド:tdo2020071001】初めて学ぶゴムの摩擦メカニズムと制御技術

スティックスリップをはじめて学ぶなら計算含めてこのセミナーでOK!

なぜ人気なの?3つのポイント
1. 振動と摩擦から丁寧に解説

スティックスリップ現象を理解するために必要な、振動と摩擦に関する知見を基礎から理解できます。

2. Excelで計算の演習あり

Excelでの簡単な計算演習を通じて、スティックスリップ現象の計算手法や各パラメータの意味・役割を習得できます。

3. 基本知識はこれだけでOK!

これらの知見をもとに、スティックスリップ現象に対処する際の基本的な考え方や足掛かりを自然と身に着けられる講座となっています。

課題を解決しよう!
よくあるニーズ
  • 市場クレームの原因究明をしているが、スティックスリップもメカニズムがわからず困っている
  • スティックスリップの対策を潤滑剤を用いて行う場合に、潤滑剤の選定に際して注意する項目や着眼点が知りたい
  • スティックスリップ音の原因、調査方法と有効な対策を知りたい
到達目標 GOAL
  • 振動と摩擦の基礎の理解
  • スティックスリップ運動の各パラメータの役割やメカニズムの知見
  • 演習を通じたスティックスリップ現象の計算の習得
  • スティックスリップの対策の考え方の把握
このセミナーではよくある悩みを解決するためのゴールを設定しています
受講の対象者研究開発新入社員
  • スティックスリップ運動のメカニズムや計算手法を習得したい技術者
  • スティックスリップ現象の対策を知りたい技術者
  • 振動・摩擦について基礎から学びたい方
受講者の声
  • 基本的な振動方程式から詳しく解説していただき、基礎知識が不足している自分にとってはとても参考になりました。
  • スティックスリップ現象のメカニズムから、現在担当の案件の事象解明に近づけそうと感じた。
  • 配布エクセルシートの計算式がそのまま業務に使えそうなので、ぜひ活用したい。

講師 平山修 氏 の紹介

(元)東京農工大学大学院 機械システム工学専攻 准教授 平山 修先生
東京都立高等学校教諭を務め、2002年より東京農工大学 助教授。2014年3月退官し、現在は法政大学理工学部で非常勤講師を務める。博士(工学)。専門は非線形力学・複雑系物理学。著書には、『Excel で試す非線形力学』、『理工系のための解く!力学』などがある。





具体的なイメージの湧きにくい力学について、講師謹製のExcelファイルを用いることでやさしく、初心者にもわかりやすい形で講義を行います。 基礎から演習を一つ一つこなしていくことで、講義終了時には自然にテーマへの理解が身についています。 【スティックスリップ】の講座では累計受講者が150名を超え、まったくの初学者からやり直し希望のベテランまで幅広い層から好評をいただいています。

研修内容

【 講義概要 】
振動と摩擦の基礎から学習をスタートし,それを踏まえた上でスティックスリップにおける各種パラメータの役割,発生のメカニズムなどについて基本的な理解を深めていきます
【 演習目的 】
受講者の能動的な理解を深めることを目的に,スティックスリップを含む振動運動全般についてExcelを用いた簡便な方法で数値解を求める演習を行います
【 習得知識 】
スティックスリップの基本的なメカニズムが理解できるようになることで,実際の現象に対処する際の有力な足場や手がかりを得ることができます
【 予備知識 】
「力学の基本的な知識」「Excelの基本的な操作法」を知っている方であれば,どなたでも受講可能です
    <☆プログラム>
  • Ⅰ.振動学の基礎(2.5h)
  •  1.自由振動と強制振動
  •   a.方程式と解析解
  •   b.Excelを用いて数値解を求める【演習】
  •  2.減衰振動
  •   a.方程式と解析解
  •   b.Excelによる数値解【演習】
  •  3.強制減衰振動
  •   a.方程式と解析解
  •   b.Excelによる数値解【演習】
  •  4.自励振動と負抵抗
  •   a.方程式と解析解
  •   b.方程式と解析解、数値解【演習】
  • Ⅱ.摩擦の基礎(1h)
  •  1.摩擦の機構
  •  2.乾性摩擦の性質
  •  3.境界摩擦
  • Ⅲ. スティックスリップ運動(2.5h)
  •  1.スティックスリップ運動の基本的性質
  •   a.スティックスリップ運動とは
  •   b.Excelを用いた1自由度系のシミュレーションで,パラメータを変化させたときのスティックスリップへの
        影響を見る【演習】
  •  2.スティックスリップ運動の起こるメカニズム
  •   a.境界摩擦の場合の実験例
  •   b.スティック時間と回復時間
  •   c.乾燥摩擦の場合の実験例
  •   d.粉粒体摩擦の場合の実験例
  •   e.Dietrich-Ruinaの摩擦則
  •   f.Excelを用いたすべり摩擦係数が速度依存性を持つ場合のシミュレーションで,摩擦係数の速度依存性の
        影響を調べる【演習】
  •   g.スプラッグスリップ
  •   h.スティックスリップを起こしにくくする対策
  •  3.多自由度系のスティックスリップ運動とその実例
  •   a.Excelを用いた2自由度系のシミュレーションで,系に生じるスティックスリップのパターンを調べる【演習】
  •   b.地震モデルにおけるスティックスリップ運動のシミュレーションと実験の紹介
  •   ※講義は,各トピックに対し,解説と演習を繰り返しながら進めていきます
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