QDA法【テックデザイン官能評価シリーズ】

  • このトピックには4件の返信、2人の参加者があり、最後にT・Oにより22時間、 51分前に更新されました。
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  • #12829 返信
    T・O
    キーマスター
    #19463 返信
    T・O
    キーマスター

    <質問>
    評価項目の設定方法について
    <回答>
    まずはことば出しをして,似ている項目は一つにまとめて,各用語の概念を定め,ためし評価をして,用語の改良や選抜を繰り返したらいかがでしょうか.QDAのところでもお話ししたいと思います.

    #20388 返信
    tech-od-645
    参加者

    パネルの選定方法について、QDA法で一般的に実施されているパネルの選定方法を教えて頂きたいです。
    <回答>
    <パネルの選定方法について>
    QDA法は分析型の官能評価ですので、QDA法のパネルは分析型パネルになります。
    分析型パネルに求められるのは、第1に、ある一定以上の感覚感度を有していることです。
    その能力を測定する方法としては、味覚でしたら五味の識別テストや基本4原味の濃度差の識別テスト、嗅覚でしたら、においの識別テストやにおいの濃度差の識別テストがあります。それらのテストに対して、合格基準を設定します。
    第2に、検査の対象試料を用いて、3点試験法、配偶法、順位法などによって、パネルの識別能力を測定する方法があります。こちらも合格基準を設定しておきます。
    これらのテストの合格基準については、一応は合格基準がありますが、検査を実施する方の経験に基づいて決めてもよいと思います。
    <パネルの訓練について>
    訓練の方法としては、下記のようなものがあります。
    1)パネルに対する説明
     (a) 個人の好みを排除して評価すること
     (b) 試料の評価の仕方(においの嗅ぎ方、味わい方など)
     (c) 評価の前には、たばこや刺激物を控えること など
    2)味やにおい等の基礎的な訓練
     (a) 呈味物質やにおい物質を用いて、3点試験法や順位法を用いて訓練する
     (b) においの質を言葉によって描写させたり、種々の食品を食べてテクスチャーを言葉によって描写させる など
    3)対象試料群での訓練 
     (a) 対象試料群を用いて、対象試料の識別力、描写力や対象試料が有する種々の官能特性の検出力を向上させる
     (b) 強度についても適切に測定できるように訓練する
    以上のようなことが基本的なパネルの選抜方法と訓練方法といえます。
    なお、QDA法の場合、パネルリーダーのもとで、検査対象の試料の一部を用いて、以下の手順で検査を進めます。
     (a) 言葉だし
     (b) 話し合い
     (c) 評価語の決定
     (d) ためし評価
     (e) 尺度合わせ
     (f) 本評価
     (g) データ解析
    (c)で評価語が決定されたら、実際に検査する試料を用いてためし評価を行い、試験に参加するパネルに集まってもらいためし評価の結果を分析し、パネル間で評価のばらつきが大きいものについて、評価語の意味の確認やパネル間の評価水準の調整等を行い(尺度合わせ)、もう一度ためし評価を行って、尺度合わせを行うということを繰り返します。そして、ためし評価のばらつきの程度が基準を満たしたら、本評価を行います。
    これらの「ためし評価」→「尺度合わせ」という手続きを繰り返すことは、パネルの貴重な訓練になります。

    • この返信は1年、 11ヶ月前にtech-od-645が編集しました。
    • この返信は1年、 11ヶ月前にT・Oが編集しました。
    • この返信は1年、 11ヶ月前にT・Oが編集しました。
    #33268 返信
    T・O
    キーマスター

    #34255 返信
    T・O
    キーマスター

    <質問>
    評価項目:弾力、かたさ、ジューシー感
    対象と比較して、開発品がより良くなったかどうかという結果を示したいのですが、どの手法と統計法が良いのか試行錯誤中です。
    この点、アドバイスを頂けると非常にありがたいです。
    パネルの人数も開発メンバー5~6名と限られており、日常的に評価を繰り返したいということもあり、できるだけ簡単な方が助かります。
    3点識別などの場合、「違い」や「同じ」ということを示すには良いと思うのですが、項目ごとの違いを示したい場合、採点法の方が良いのではと思います。
    QDA法で違い(良さ)をアピールされている資料なども見かけるのですが、その違いというか、どういう手法が最適なのかと悩みながらやっております。
    この点、アドバイスを頂けると幸いです。

    <回答>
    評価項目が「弾力」、「固さ」、「ジューシー感」で決まっているのでしたら、それぞれの評価用語ごとに採点法で評価したらいかがでしょうか。
    QDA法は、評価用語がきっちりと定まっていないときに用いる手法で、評価語を決定するところから始めないといけませんので、採点法でいいと思います。
    パネルの全員が対象品と開発品のあわせて3つの試料を採点法で評価し、それぞれの評価項目ごとに、「対応のある一要因の分散分析」を行うのが良いと思います。
    それぞれの評価語ごとに、試料要因の効果が有意になるかを「対応のある一要因の分散分析」で確認し、有意になったら、ボンフェロー二の方法で下位検定を行い、対象品と開発品のあわせて3つの試料のどの試料間に有意差があるかを調べます。仮に一つ目の開発品をA、二つ目の開発品をB、従来品をCとした場合、A>CまたはB>Cになれば、開発は成功したことになるし、A>BもしくはA<Bになれば、2つの開発品の内、どちらの方が良いかがわかると思います。
    下位検定の結果、開発品の評価の平均値が従来品の平均値よりも高くなったことが示されれば、開発は成功したことになります。

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