講師:㈱メディア・アイ 感性評価研究所 所長 / 東京都立大学 名誉教授 市原 茂先生
中京大学文学部助教授、東京都立大学人文学部教授などを経て2013年より現職。専門は、官能評価、実験心理学。元 日本官能評価学会会長、専門官能評価士。感性・官能評価を利用した製品・サービスの開発や、感性・官能評価実験の実施、データ分析に関する講演・コンサルティングを行っている。適切な感性・官能評価手法を用いて、客観的なデータに裏打ちされた正しい評価を製品やサービスに対して行い、消費者に広く受け入れられる感性製品の開発を目指している。
講習会について
tdo2020082501
- (1)感性評価手法としての官能評価
- (2)感性(官能)評価手法と尺度の水準
- (1)QDA法とは
- (2)QDA法の実施手順
- (1)評価データの整理
- (2)統計解析
- ・QDA法による官能評価試験の実施法についての基礎知識
- ・QDA法に対する実際的な知識やものづくりへの応用力
- ・QDA法による官能データの統計解析法
- ・統計解析ソフトのRの利用法
製品の特性を測定する方法としては物理的な測定手法がありますが、物理手法による物理値ではなく、製品を利用する人間の主観量でその特性を測るのが感性(官能)評価で、ユーザーに寄り添ったデータが得られるという利点があります。感性(官能)評価手法には様々なものがありますが、製品開発の多くの現場でよく使われるようになった方法の一つがQDA法です。 本講習では、QDA法の実施法や統計的解析法及びRによる統計分析プログラムの解説を通してQDA法を深く理解し、実際の現場で感性(官能)評価データを製品開発に活かすことができるスキルを身につけていただきたいと考えています。
試料の官能特性を表現する様々な評価用語を尺度化して測定する手法を習得できます。
22,000円(税込)
約2.5時間
アカウント発行日から4週間※テキストは申込の翌営業日以内(休日を除く)に発送
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