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【オンデマンド:tdo2023091001】振動工学入門

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名古屋工業大学 工学研究科 准教授 博士(工学)前川 覚先生
2012年3月 横浜国立大学大学院環境情報学府博士後期課程修了。鳥取大学大学院工学研究科 助教などを経て、2018年4月より現職。専門はトライボロジーで、特に「タイヤ用ゴム材料の摩擦特性評価」や「ゴム摺動面の接触面観察と摩擦振動評価」に関する研究に取組む。トライボロジー学会、精密工学会などに所属。

講師の言葉

振動やそれにともなう騒音の発生は多くの機械システムで共通する悩ましい問題です。近年の静粛性に対するユーザの要求の高まりも相まって,振動対策はものづくり工程における重要な技術課題となっています.一方で,スピーカーや携帯電話のバイブレータ機能などは振動をうまく利用したアプリケーションです.「振動を抑制する」に加えて,うまく「振動を利用する」ことが重要です.  振動工学は,運動方程式を基礎にした力学問題として体系化されており,初学者であっても比較的容易に理解できる学問です.そこで本講義では,振動問題に取り組み始めた(またはこれから取り組んでいく)設計・開発エンジニアを対象として,振動工学を学んでいくうえで必要な基礎知識を簡潔に解説します.

  • Ⅰ.はじめに
    • 1. 振動工学とは
    • 2. 身の回りの振動現象とその抑制技術
    • 3. 振動のモデリング
  • Ⅱ. 1自由度振動系モデル
    • 1. 運動方程式の定式化
    • 2. 不減衰系の自由振動(keyword:固有振動数)
    • 3. 減衰系の自由振動( keyword:減衰係数)
    • 4. 強制振動
    • 5. 身の回りの1自由度振動系
  • Ⅲ.多自由度振動系モデル
    • 1. 運動方程式の定式化
    • 2. 2自由度振動系
    • 3. 振動のモード
    • 4.多自由度振動系
  • Ⅳ.振動抑制のための基本的な設計方法
    • 1. 防振基礎(振動絶縁)の理論的理解
    • 2. 動吸振器の理論的理解
    • 3. 自励振動について
    • 1. 振動工学に対する基本的な知識
    • 2. 振動絶縁(防振設計)についての基本的な知識
    • 3. 動吸振器についての基本的な知識
    • 4. 事例振動についての基本的な知識

    22,000円(税込)

    約2.5時間

    アカウント発行日から4週間
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    カード決済または銀行振込
    ・カード決済の場合は後日決済用のメールをお送りいたします。
    ・銀行振込の場合はお申込みフォームからお申込みいただいた後、
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