【チケット制度対応一覧】食品企業向けオンデマンド講座

講座ID タイトル 講師 時間(分)
tdo2023031301 食品の安全と安心 松本隆志 90
tdo2023031302 食品の機能 江木伸子 180
tdo2023031303 食品製造に必要な法規制の基礎知識 北林卓 90
tdo2021031702 ~食品のおいしさ設計のための~ 食品テクスチャーの制御と適切な計測・評価手法 三浦靖 150
tdo2020113001 3時間でマスター! 乳化・乳化剤の基本とエマルションの評価法 山下裕司 180
tdo2020112701 ゲル化・増粘剤の基礎と設計・調製・物性コントロールの進め方 鈴木正浩 120
tdo2020101201 界面コロイド科学の基礎理論 三浦靖 180
tdo2020101202 乳化剤の機能と特性 三浦靖 180
tdo2020102001 凍結乾燥のメカニズムと食品製造における実務ノウハウ 細見博 150
tdo2020082401 チョコレートにおける油脂の結晶化とファットブルーム 佐藤清隆 330
tdo2022082401 食用油脂の基礎と劣化防止 中谷明浩 300
tdo2020121801 乳製品開発のための 乳・乳製品の知識と技術 堂迫俊一 300
tdo2021033001 畜肉生産・食肉加工・食肉製品の基礎知識 三枝弘育 150
tdo2021090801 大豆の基礎知識と栄養・機能性 横山勉 150
tdo2023120901 食品の腐敗・変敗の基礎 横山勉 120
tdo2023120902 発酵食品基礎講座 横山勉 60
tdo2023120903 食品の賞味期限設定 横山勉 120
tdo2023120904 おいしさを創る 横山勉 60
tdo2024051001 レトルト食品の基礎知識 宮尾宗央 90
tdo2024051002 冷凍食品の基礎知識 宮尾宗央 90
tdo2021020201 天然系調味料の基本と加工食品における使用効果 石田賢吾 150
tdo2023080801 食品調味の知識~食品の味・香りと調味料の基本~ 石田賢吾 150
tdo2020121001 体内時計・時間栄養学の基礎と食品開発への応用 田原優 90
tdo2020122501 おいしさの見える化と適切に伝えるための言語表現・マーケティング 角直樹 300
tdo2021062101 ヒット商品開発のためのアイデア発想と仮説検証型の開発プロセス 角直樹 150
tdo2024010101 官能評価の統計解析(前提知識)【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 60
tdo2024010102 官能評価の基礎【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 150
tdo2024010103 識別試験法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 80
tdo2024010104 順位法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 60
tdo2024010105 一対比較法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 90
tdo2024010106 採点法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 90
tdo2024010107 SD法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 60
tdo2024010108 QDA法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 150
tdo2024010109 格付け法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 60
tdo2024010110 CATA法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 60
tdo2024010111 時系列評価法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 60
tdo2023032801 実験計画法の基礎【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 60
tdo2023032802 心理物理学的測定法【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 60
tdo2023060807 知覚のメカニズム①照明/視覚刺激②表色系【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 120
tdo2023060808 知覚のメカニズム③色と明るさの知覚④形の知覚【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 120
tdo2023060809 知覚のメカニズム⑤奥行き知覚⑥運動知覚【テックデザイン官能評価シリーズ】 市原茂 120
tdo2020101300 食品工場における品質管理の実務ポイント 河岸宏和 435
tdo2024062601 食品機械設備のメンテナンス/リスクアセスメント 木本晋作 180
tdo2020052501 食品包装を巡る国内外法規制の最新動向と 企業の対応・留意点 西秀樹 180
tdo2020110201 食品表示法の基礎知識と適正な表示作成のポイント 的早剛由 180
tdo2021122201 事例から学ぶ食品衛生法とその関係法令 北林卓 180
tdo2024021601 食品添加物まるわかり 総論(さまざまな決まりごと) 甲斐達男 100
tdo2024021602 食品添加物まるわかり 各論(主な食品添加物の基本特性) 甲斐達男 140
tdo2023080100 食品包装商品設計(開発)勉強会(全14回 約26h) 北林卓 26h
tdo2021062901 熱殺菌工学講座①︓⼊門編(微生物と殺菌値の計算) 広田鉄磨 60
tdo2021062902 熱殺菌工学講座②:初級編(殺菌手法のあれこれ) 広田鉄磨 120
tdo2021062903 熱殺菌工学講座③︓中級編(アセプティックとクックバリュー) 広田鉄磨 90
tdo2021062904 熱殺菌工学講座④︓上級編(演習) 広田鉄磨 150
tdo2021120401 食品製造における微生物検査の基礎・実務ノウハウ 小野晴寛 150
tdo2021120402 食品製造における異物混⼊の原因調査と対策・予防 小野晴寛 210
tdo2021120403 食品製造における洗浄・殺菌の基本と薬剤選択・使用のポイント 小野晴寛 150
tdo2021051701 品質とおいしさを両立するための! 食品の加熱殺菌技術の特徴と実務ポイント 設楽英夫 240
tdo2020121701 食品用設備・装置の洗浄の実際と衛生管理のポイント 設楽英夫 150
tdo2022040701 品質保証のための官能評価 広田鉄磨 180
tdo2023022001 芽胞形成菌対策 広田鉄磨 110
tdo2020120801 におい分子の視点からの複合臭の評価・解析方法 長谷川登志夫 150
tdo2023083101 におい素材の分析 データ解釈の仕方、におい特徴の捉え方 長谷川登志夫 120
tdo2020102301 においのメカニズム・脳計測と客観的評価法 外池光雄 180
tdo2024040302 UX概論 坂東大輔 120
tdo2021102701 空調機器の基礎と熱的快適性制御の設計・評価方法 糸井川高穂 300
tdo2022021001 皮膚保湿のメカニズムとスキンケア処方 鈴木敏幸 90
tdo2022102501 人間の温熱的快適性とその評価・開発への応用 田村照子 200
tdo2024031201 技術者のための実務で役立つ統計解析入門【①統計の基本】 荒川俊也 120
tdo2024031202 技術者のための実務で役立つ統計解析入門【②t検定】 荒川俊也 120
tdo2024031203 技術者のための実務で役立つ統計解析入門 【③回帰分析】 荒川俊也 90
tdo2024031204 技術者のための実務で役立つ統計解析入門【④やりなおし数学(ステップアップ講座)】 荒川俊也 120
tdo2021030601 技術者のための実務で役立つ多変量解析入門【①今日からできる「R」の使い方】 荒川俊也 150
tdo2021030701 技術者のための実務で役立つ多変量解析入門【②明日から使える“主成分分析”】 荒川俊也 150
tdo2021073101 技術者のための実務で役立つ多変量解析入門【③明日から使える“因子分析”】 荒川俊也 150
tdo2020031801 データ活用のリテラシーとデータサイエンス入門 三木良雄 300
tdo2023060201 Pythonによるデータ分析 超入門 嵜山陽二郎 180
tdo2024051701 Pythonによる機械学習超入門 羽山博 300
tdo2024060701 ChatGPTによる丸投げ統計解析 嵜山陽二郎 300
tdo2024092301 <どんな仕事の人も知っておきたい>技術系でなくてもよくわかるAIの仕組み 北原義典 90
tdo2024072701 PYTHONプログラミング入門Ⅰ 荒川俊也 240
tdo2024072702 PYTHONプログラミング入門Ⅱ 荒川俊也 240
tdo2020090301 実務で役立つ!アンケート作成入門 志賀保夫 240
tdo2020091701 実務で役立つ!わかりやすい統計解析入門 志賀保夫 240
tdo2024041001 AI概論 坂東大輔 180
tdo2024041002 ChatGPT概論 坂東大輔 180
tdo2024040303 情報セキュリティ概論 坂東大輔 60
tdo2024041101 IoT概論 坂東大輔 120
tdo2024041102 DX概論 坂東大輔 120
tdo2020080601 MOT 概論︔実践MOT(技術経営)⼊⾨ 出川通 150
tdo2020070801 技術・経営・事業と研究開発をつなげるロードマップ作成・活⽤ 出川通 150
tdo2020091301 オープン・イノベーションによる産学・中⼩企業連携のマネジメント 出川通 150
tdo2020091401 新事業創出への開発・事業化プロジェクトの基礎と実践 出川通 150
tdo2020110401 研究開発テーマ評価の考え⽅と実践 出川通 150
tdo2020122301 研究開発者のためのマーケティング⼊⾨と実践的活⽤ 出川通 150
tdo2020063001 技術マーケティング戦略の基本と進め方 高橋透 150
tdo2020063002 技術者のためのチームマネジメントと課題解決力の向上 高橋透 150
tdo2020092302 競合情報の収集・分析と競争戦略企画の実務入門 高橋透 150
tdo2020092301 顧客経験価値(CX)を重視した商品企画開発の実践入門 高橋透 150
tdo2021012001 ~Newビジネス創出のための~製品・サービス企画およびコンセプトメイクのスキルアップ 張凌雲 150
tdo2023051701 ~戦略企画力と意思決定力を高める~会計・財務・計数感覚養成講座 高橋透 150
tdo2022120801 マイクロ波を使ったものづくりイノベーション 60
tdo2021021601 新製品開発における信頼性設計のポイント 村山省己 180
tdo2022061120 未然防止活動の基本とFMEA・FTAの実践ポイント(全8回) 上條仁 520
tdo2023021701 開発・製造における作業のリスク管理と安全性向上の基礎知識 北原義典 80
tdo2022081701 工程管理・作業管理の基礎知識 北原義典 50
tdo2022090301 品質管理・異常管理の基礎知識 北原義典 80
tdo2020100500 ロボット導入これが成功の秘訣! 導入前にやるべき工場の改善とロボットを活用した生産ライン自動化レイアウト設計の実践編 村山省己 300
tdo2024041600 工場の改善と自動化レイアウト設計 村山省己 150
tdo2021102001 技術者・研究開発者のための プレゼンテーションスキル習得講座 北原義典 120
tdo2022092601 5S活動入門 上石政代 120
tdo2023011101 論理的に考え論理的に話す力を身につける講座 北原義典 60
tdo2020110301 認知心理学から学ぶ伝える技術!わかりやすい説明と表現方法 島田英昭 120
tdo2020110602 ~研究/技術部門における~部下・後輩の適性の見極めと育成ポイント 奥村康 150
tdo2020121201 技術伝承と部下・後進育成スキル 小川文輔 90
tdo2021081001 五感の特性と感覚間相互作用 市原茂 210
tdo2021081300 90 分で分かる ビジネスパーソンのための認知科学【全4講座】 羽山博 300
tdo2020052901 研究者・技術者のための特許書類の効率的な“書き方” 阿部伸一 150
tdo2020052902 研究者・技術者のための特許書類の効率的な“読み方” 阿部伸一 150
tdo2020092501 特許知識・スキルアップ講座 技術者も押さえておくべき特許実務 阿部伸一 150
tdo2020092502 研究・開発部門における 他社特許の権利範囲の解釈法と弱点の見つけ方・防御方法 阿部伸一 150
tdo2020101501 化学系(化学/材料/医薬/バイオ/食品)分野特許明細書の効率的な読み方 廣田浩一 210
tdo2020082601 食品分野の特許調査基本講座 中谷明浩 300
tdo2023082301 パテントマップの基本 中谷明浩 120
tdo2020090101 新商品開発における知的財産権の活用と留意点 加島広基 150
tdo2020090102 研究技術者のための発明創出、特許調査、発明提案書の書き方入門 加島広基 150
tdo2021021501 意匠法の基礎知識および事業に役立つ実践的活用方法 加島広基 180
tdo2021021502 事業に役立つソフトウエア特許の効果的な取得方法および実践的活用方法 加島広基 180
tdo2020070901 既知事項をヒントにした特許出願戦略と強い特許の生み出し方 廣田浩一 210
tdo2020110601 産学連携(共同研究)における留意点 奥村康 120
tdo2022060601 改訂コーポレートガバナンス・コードの解釈と実務対応のポイント 萬秀憲 150
tdo2020122401 特許情報および技術情報の効率的な検索・調査法 角田朗 210
tdo2021042201 今すぐ実践!【特許公報の効率的な検索・調査法】 角田朗 120

CONCEPT
オンデマンド講座(e-learning)を開始しました

PCやスマートフォンがあれば、いつでもどこでもすぐに受講できます。
「落ち着いた環境で学習したい」「スケジュールを気にせず、好きなときに学習したい」「空いた時間や長期休暇を利用して効率的・集中的に学習したい」など、いろいろな要望にお応えできます。
一歩上の技術者へとレベルアップするために、是非ご活用ください。

これまでテックデザインではリアルタイムかつリアル空間での講座を提供してきました。 しかし以下のような課題やニーズがあったため、解決する手段としてオンデマンド講座のサービスを始めました。
● 受講までのハードルが高く、気軽に学びたいニーズ応えることができていなかった
● 業務が忙しいため日中長時間予定を空けることができない
● 隙間時間や日中以外の時間を活用してスキルアップしたい
● 受講後、一週間経つと忘れてしまっていることが多い
また、企業ごとに教育方針や予算は異なるため、担当者とテックデザインが話し合うことで、よりその企業にあった教育サービスを提案してきました。テックデザインではこのサービスを今後は拡充していきたいと思い、より多くの企業の教育課題を解決したいと考えています。
まずは検討している講座、人数、予算、計画をメール等でご連絡ください。

テックデザインオンデマンド講座のポイント
・なぜ受講期間が長いのか
⇒学習内容の理解を深めるためです。時間が経つにつれてせっかく学習した内容も忘れてしまいます。受講期間を長めに取ることで繰り返しの学習を推奨し、定着を促します。受講したか評価する時間にも活用できます。
・なぜ複数アカウントでの受講が安くなるのか
⇒社内で共通の理解を深めるためです。知識伝承するためにも複数の人に知ってほしい内容だからです。
・なぜ受講者が多いのか
⇒単純に対面セミナーを録画したのではなく、eラーニングを目的としてつくった講座だからです。また講師への質問や相談できる期間が長いため、納得できるまで学習できるからです。

Point1

検討の事例

某会社の要望例
● 各人に色々受けさせるというよりは、幾つかの講座に絞って、多人数に受けさせたい
● 予算は1回の研修で50万くらいに抑えたい(MAX30名)
● 視聴期間の延長をしてほしい
● まずは統計基礎を受けさせたい
テックデザインが提案
● 20名料金で30アカウント発行する
● 受講期間を8週間へ
● 年間契約でさらに1講座あたりの受講料をディスカウント

Point2

社内教育実施までの流れ

1. チャットまたはメールで会社名、担当者の名前、目的(ゴール)、予算、開始希望日を送信してください。
2. テックデザインから内容の提案をします。(必要であれば担当者にサンプル動画の視聴権を送ります。)
3. 了承していただいた後、見積書を送付します。
4. 受講者名簿記入ファイルを送付しますので必要情報を記入の上返送していただきます。
5. 請求書と紙のテキストを郵送します。
6. 受講用のアカウントを送ります。
7. 実施日の翌月末までに受講料の振り込みをお願いします。

Point3

社内教育での活用方法

① どの分野の内容を教育したいか担当者が考える。また学習のゴールを教育担当者が設定する。
② 受講者は業務上の課題、自分が知りたい知識、自分に足りない考え方を簡単に書き出す。
③ 受講者はプログラムを見て何が知りたいか、何がわかっていないかを書き出す。
④ 受講者自身の受講ゴールを1-2点出す。
⑤ アカウント発行後一度ざっと見る。このときは1.5倍速やチャプタを使い概要を把握することを目的とする。15分など時間を決めるとよい。
⑥ テキスト(スライド集)が届くのでここでもざっと見る。先に書き出した目的部分に合致する部分をマークする。
⑦ 全編を視聴する。オススメは1.2倍速ですが、わかる場合は1.5倍速で。
⑧ わからないところ、深く理解したところをテキスト上にマークする。
⑨ 受講者は自身で書き出した受講のゴールの達成度を評価する。
⑩ マークしたところを中心に再視聴する。(チャプタを活用すると効率的です)
⑪ リフレクションシートに記入し、チームで共有する。
⑫ フィードバックを元にもう一度視聴する。
⑬ 教育担当者は最初に決めた学習のゴールの達成度を成果物、リフレクションシートから評価する。
⑭ わからないことや質問は講師にメールまたはオンライン会議で聞くことができますので活用してください。

学習のヒント

インストラクショナルデザインの視点からよりよい学習を考える

インストラクショナルデザインとは、「教育・教授・教え」といった意味を持つ「インストラクショナル(Instructional)」と、「設計」という意味をもつ「デザイン(Design)」という言葉をかけ合わせたもので、直訳すると「教育設計」で、IDと略されます。
学習者の学習効果を最大化するための設計を行い、分析→設計→開発→実施→評価→分析・・・を繰り返していくことで、最適な学習方法を構築します。
2000年以降インターネットの普及によりeラーニングが教育手段として増えてきましたが、eラーニングの教材は、学習履歴や記録を取れることから、分析→設計→開発→実施→評価サイクルが回しやすく学校教育だけでなく企業内教育にも用いられます。

インストラクショナルデザインの目的は、教育活動の効果・効率・魅力を高めることです。具体的な目的を紹介します。

①効率的に学習成果をだすこと
インストラクショナルデザインの評価方法は、「理解したか」ではなく「行動ができるか」です。
理解ではなく行動にすることで、実践で活かすことができるのかを測定でき、習熟度の向上に効率よく結びつけます。
②学習環境をよりよくすること
インストラクショナルデザインは、学習を始める前にあらかじめ分析方法が決められており、システマチックに設計されています。一度学習プロセスを実行したのちに、学習成果を測定し学習工程を設計し直します。
③学習者のモチベーションを維持すること
インストラクショナルデザインでは、「動機付け理論」が活用されています。
「自信」や「満足感」などの観点から、学習者自身が学習に対して積極的になってもらえるような学習設計を行うことで、学習者のモチベーションを維持します。
また、モチベーションを維持することができると、自主学習を促すことができます。
参考:研修デザインハンドブック Bob Pike(2018)

インプットの学びは動画がよい ラーニングピラミッドから

アメリカ国立訓練研究所の研究によると、学習方法と平均学習定着率の関係は「ラーニングピラミッド」という図で表すことができると述べています。
学校の授業や研修などでは、講義・実技・議論などさまざまな方法で学習を行いますが、学習時間が限られていて状況では、より効率の良い方法での学習がスムーズに学習内容を身につけることにつながります。
もちろん能動的な学習(アクティブ・ラーニング)の方が定着率は高まりが、オンラインには制約もあるため今回はインプットの学び、特にオンデマンド動画に焦点を当てたいと思います。

オンデマンドによる動画学習は、他の学習(インプット)方法よりも「時間効率」で優れている

オンデマンドによる動画学習は、スキマ時間にも学ぶ事ができます。
スキマ時間とは、非生産時間→何も生み出していない無駄な時間です。
?出社、通勤前の身支度中
?会社の通勤時間(電車内)
?待ち時間
?仕事の休憩時間
?寝る前のぼーっとしている時間
俯瞰してみると、色々な場面でスキマ時間を見つけることができます。
昔からあるメディアのテレビにおいても録画して視聴することのほうが多いと思います。忙しい現代人においてリアルタイムに合わせることは難しいからです。学習においても自分の都合を優先して学べるほうが学習者にとってはメリットが多いと思います。これまでのように予定に自分を合わせる必要がなくなります。

オンデマンド動画じゃないとできない学習方法、学習効率向上のポイント
最近では、学習の方法としてスマートフォンで動画を見ることが浸透してきました。
テックデザインのオンデマンド動画もスマートフォンで受講することができるのでより気軽に学べる講習会に近づいたのではないかと考えています。
では、そんなオンデマンド動画には一体どんな利点があるのか? どうすれば動画の強みを活かした学習ができるのか?を述べたいと思います。

1.一度ザッと見て、学ぶ準備ができる
勉強が得意な人は本を読むときも、動画を見るときも、勉強するときも、まずはその項目をザッと流し見するそうです。「よくわからないけど、全体像はなんとなくわかった」という理解状態にします。認知科学においても先行オーガナイザーという理論もあり、概要を把握した状態のほうが理解しやすくなると言われています。
テックデザインのオンデマンド動画は1.2倍速や1.5倍速や2倍速のように全体を把握するのに最適な機能があります。またチャプタもついているので目次に合わせて講座の項目を流し見することができます。大体の流れが分かった状態で再度じっくりと動画を見ることができます。受講期間も最低2週間あるため複数回の視聴とテキストへのメモを合わせた学習を推奨しています。

2.わからないところだけをピンポイントで学習できる
例えば『行列のここの公式がわからないから学びたい』というニーズがあったときに一から行列の授業を聞いているのは非効率的だと思います。技術者教育においてもボトムアップ型講座については既に理解している内容もあると思います。そういったときにチャプタで必要な箇所に飛ぶこともできますし、目次を見て大体何分くらいから見れば自分の知りたいことにたどりつくかもわかります。知りたいところを重点的に、効率的に学ぶことができます。

3.戻り学習ができる、停止してじっくり取り組むことができる
対面式のセミナーやライブ配信ではわからないことがあっても時間の都合があるためそのまま進んでしまいます。受講者は自分だけでないので自分だけの都合に合わせることはできないからです。しかしオンデマンド動画は自分だけの時間で受講しているためわからない箇所は戻ることができます。また演習問題やPC作業も動画を止めて行うことができます。何度も繰り返すことで深い理解にし、業務へ活かす方法を考える時間も取ることができます。

学習科学の応用

学習科学は、認知科学を背景に、人が賢くなる仕組みを見つけ,その仕組みを使って人がほんとうに賢くなれるかどうかを確かめながら、科学的理解に基づいた質の高い実践を目指す科学です。「人はいかに学ぶか」についての理論を作り、その理論がどこまでほんとうか、理論をもとに実践してみて、その結果から理論を少しずつよりしっかりしたものにして次の実践につなぎます。
学習を効果的かつ効率的に行うために学習科学を活用したメソッドが紹介されています。
1.Retrieval Practice(反復したアウトプット):学習者が以前に見たり聞いたりした情報を定期的に記憶から取り出して、その情報を使用して問題を解決したり質問に回答したりすることで、長期学習が強化される。 学習したことをアウトプットしないと長期記憶にならない。
2.時間差学習:間隔を空けた反復学習は、長期記憶を格納する脳の領域に統合した後、記憶痕跡を活性化する。
3.情報の精緻化:知識同士を関連付けたり、別の切り口でアウトプットしたり、多面的に知識を参照・活用することにより理解が深まる(エラボレーション)。
以上から動画を複数回視聴した後に、受講した内容を自分の業務や経験と結びつける作業が効果的であると考えられます。

学習者に配慮した動画の作成

研究によれば、人は、ビデオを見ることにより、自分が学んだという幻想を抱きます。しかし上記のような理由により、ビデオをみても必ずしも学んでいるとは限りません。また、研究によれば、人がビデオに集中できる時間は6分程度です。
・通常の「進む/戻る/停止」ボタンだけでなく、学習内容の構成や各章のポイントを示すことにより学習効果が高まります。
・画面に表示されている文章と全く同じ内容をナレーションで読み上げると認知負荷が高まり学習が妨げられます。
・人の顔だけが映ってひたすら話しているビデオ(トーキングヘッドビデオ)はあまり効果的でないと言われているため、ディスプレイを用いてジェスチャを交えて解説しています。
・スマートフォンでのマイクロラーニングが普及しつつありますが、残念ながら研究によれば、画面が大きいほど学習効果が高いそうです。
・研究によれば、音声の質は学習効果に大いに影響しますが、ビデオの画質はそれほどでもありません。
参考:Donald Clark University of Derby

学習科学のキーワード

・メタ認知:自分が認知していることを客観的に把握し、制御すること、つまり「認知していることを認知する」こと。 メタ認知の能力を高めることで、自分自身を冷静に認識できるようになる。
・精緻化:自分が学んでいることについて自分の言葉で詳しく説明すること。このとき、学ぼうとしている概念同士のつながりを説明したり、学習内容を自身の経験や記憶、日々の生活と関連付けたりする。
・課題関与型意欲と自己実現型意欲:前者は『面白いから』『楽しいから』といった感情、『できそうだから』といった効力感、『もっと知りたいから』といった知的好奇心、『さらに調べてみたいから』といった探求心であり、内発的動機づけと説明される。後者は自分のよさを活かし、将来の目標を持って学ぼうとする意欲である。社会に望ましいとされる価値を自分の価値として同一化することで動機づけされる。
・行動変容:自分の目標やビジョンに向けて、自発的に行動を変化させること。研修の前後において何が変わったか評価できることが重要である。

せっかく学んでいるのだから理解と活用を目指してほしい

これまで勉強会やセミナーに参加したときに参加しただけで満足している方も多かったと思います。次の日にテキストを読み返して理解を深めようとしましたか?
せっかく時間をかけて教育するのであれば一度の視聴だけでなく複数回視聴を活用してよりよい学びにつなげていただければと思います。

アウトプットにより深まる学び

リフレクションシートや報告書を使いながら自分の言葉で学んだことをアウトプットすることが効果的です。
また、その資料を用いてチーム内で共有するとさらに課題や知りたいことが出てくると思います。
それに基づいて次の学習計画を立てていただければと思います。

★複数チケットで受講可能★

動画内容
【チケット3枚】オンデマンドで学ぶ”実務で役立つ熱殺菌” tdo2022090900
【チケット4枚】オンデマンドで学ぶ官能評価の基礎と統計解析 レギュラーセット tdo2022090200
【チケット2枚】香りの基本+嗅覚レベルのチェックとトレーニング tdo2022080400

厚生労働省の助成金を使用すると30-45%の受講料が返ってきます。
特定訓練コース 若年人材育成訓練:雇用契約締結後5年経過せず35歳未満の者を対象とする訓練
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000763528.pdf