このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 【日付指定版】何名でも見放題 テックデザインe-learning【食品企業向け編】 [講習会詳細] | テックデザイン
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①動画を視聴する前に資料をざっと見て学習すべき点をチェックする
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【オンデマンド】 何名でも見放題 
テックデザインe-learning【食品企業向け編】

 

コード tdo2025010100
ジャンル 食品
形式 その他
日程/時間 2025年 1月 10日(金) ~2/10まで
配信について 受講期間:2025年1月10日から2025年2月10日
アカウント数:1アカウント
アカウントの管理できる範囲でご利用ください。(拠点内など)
資料(テキスト) PDFのダウンロード
ご案内事項 受講までの流れ
①申し込みフォームに代表者の情報を入力する。お問い合わせ欄に受講する講座の番号または講座名を記入してください。記入例:④と⑬
②自動返信メールが登録したメールアドレスに来ます。
③3営業日以内に受講方法とアカウントが記載されたメールがondemand@tech-d.jpから来ます。別途info@tech-d.jpから請求書またはカード決済方法がメールされます。
④1/10~2/10の間であればいつでも何度でも何名でも視聴可能です。同時に複数人で見ても問題ありません。
⑤2/28までにカード決済または銀行振り込みで受講料を入金してください。
⑥確認テストは任意で実施してください。修了証が必要な場合はondemand@tech-d.jpまでメールをお願いします。

各講座の詳細はこちらからご確認ください。
お問い合わせ欄に受講する講座番号またはタイトルを記入してください。
例:講座①と講座④
配信はUIshareという動画配信プラットフォームを使用します。
※ここにない講座で希望がありましたら申し込みフォームの講座リクエスト(0円)からまたは右下チャットよりご相談ください。
オンデマンド講座とは:タイムパフォーマンス、理解度・定着度、受講期間、映像品質が弊社サービスの中でも優れています。
受講料
(申込プラン)

1講座: 49,500円 (消費税込)

2講座: 71,500円 (消費税込)

3講座: 93,500円 (消費税込)

4講座: 115,500円 (消費税込)

5講座: 137,500円 (消費税込)

講座リクエスト: 0円 (消費税込)

 

講座①:熱殺菌工学講座①:入門編(100分)

●講師

一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 テックデザインパートナー講師 広田 鉄磨

ネスレのグローバル組織で海外勤務を 13 年経験、地方や国によって大きく食品安全の概念や座標が異なることを体感。帰国後は その経験をもとに 厚労省の HACCP 教育ツール開発グループメンバー、農⽔省主導の JFSM 創設準備委員会メンバー、JFS-A,B 監査員研修のテキスト編集。関⻄大学特任教授として食品安全を教えるかたわら 自ら創設した 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズの代表理事となって現在に至る。

●詳細

1.微生物の性格の多様性
微生物の性格の多様性
D 値、z 値
個体に起きていること
集団に起きていること
結果として微生物の多様性
人間が作り出した環境への対応
2.殺菌値の計算 
  殺菌値の計算
  実際に殺菌値を計算
  殺菌価 F値とは
  なんでFo値なんてものが?
  ボツリヌス菌
  HACCPの沿革
  ボツリヌスは耐熱性芽胞を作る
  Fpはz=5または8だけか?
  目標D値を困難にするもの
  Fo値をExcelで計算
  書籍の紹介
3.理解度チェック

講座②:事例から学ぶ食品衛生法とその関係法令(180分)

●講師

北林 卓

1960年生。日本大学大学院獣医学研究科修士課程修了。獣医師。栃木県職員。保健所、食肉衛生検査所等に勤務し、食品衛生監視員、と畜検査員として監視指導業務の傍らHACCP導入支援業務や牛肉の輸出に向けた支援業務に従事。令和3年3月栃木県食肉衛生検査所所長を最後に退職し、引き続きと畜検査業務に従事。行政機関との橋渡し役を信条としてリスクコミュニケーションの促進をライフワークとしている。(一社) 食品品質プロフェッショナルズ会員。kty3k@aqua.plala.or.jp

●詳細

①食品衛生法と関連法令の概要
1) 関連法令のいろいろ(お弁当の写真を例示)
2) 知っておきたい法令用語、必須用語
3) 食品衛生法の概要(営業許可から規格基準まで)
4) その他

②食品衛生法の改正経過と時代背景
1) 戦前の警察所管→ 戦後闇市の取り締まり
2) 戦後から現行法令までのみちのり
3) 一律規制から自主衛生管理へ(経験と勘からリスク管理へ)

③ 2018年法改正の概要
1) 法改正の背景 監視指導の平準化 根拠ある指導
2) 許可業種の見直し
3) HACCPの制度化 営業許可の基準(要件)に衛生管理計画は含まない
4) 自主回収の届け出義務化
5) その他

④ まとめとケーススタディー(過去の事例から学ぶ)
法令順守の意味が変わる
事業者の責務が明確に
基本はコミュニケーション
消費者教育も重要に(食育など)
SDGsと食品衛生法

講座③:HACCP研修(入門編)(180分)

●講師

一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 テックデザインパートナー講師 広田 鉄磨

ネスレのグローバル組織で海外勤務を 13 年経験、地方や国によって大きく食品安全の概念や座標が異なることを体感。帰国後は その経験をもとに 厚労省の HACCP 教育ツール開発グループメンバー、農⽔省主導の JFSM 創設準備委員会メンバー、JFS-A,B 監査員研修のテキスト編集。関⻄大学特任教授として食品安全を教えるかたわら 自ら創設した 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズの代表理事となって現在に至る。

●詳細

1.HACCP導入の意味とハザードとリスクの考え方
(1)一番伝えたいこと
(2)HACCPの歴史
(3)食品が絡んだ主な事件
(4)「HACCPの考え方を取り入れる」とは
(5)ハザードとリスクの考え方
(6)惣菜工場と惣菜店舗~リスクの違い~
2.手引書の見方と7原則12手順の進め方
(1)一番伝えたいこと
(2)厚労省HPにある手引書について
(3)小売り・惣菜工場の実態に合ったHACCP
(4)ハザード分析事例
3.一般衛生管理の考え方とマネジメントについて
(1)一番伝えたいこと
(2)厚労省HPにある手引書について
(3)小売り・惣菜工場の実態に合った対策の決め方
(4)マネジメントについて
(5)HACCPをうまく活用できる仕組み

講座④:官能評価の基礎知識

●講師

㈱メディア・アイ 感性評価研究所 所長 / 東京都立大学 名誉教授   市原 茂先生

中京大学文学部助教授、東京都立大学人文学部教授などを経て2013年より現職。専門は、官能評価、実験心理学。元 日本官能評価学会会長、専門官能評価士。感性・官能評価を利用した製品・サービスの開発や、感性・官能評価実験の実施、データ分析に関する講演・コンサルティングを行っている。適切な感性・官能評価手法を用いて、客観的なデータに裏打ちされた正しい評価を製品やサービスに対して行い、消費者に広く受け入れられる感性製品の開発を目指している。

●詳細

①官能評価とは
②分析型パネル
③パネルの選抜
④パネルの訓練法
⑤嗜好型パネル
⑥評価環境の設計
⑦試料条件
⑧評価用紙の設計
⑨順序効果と提示位置効果
⑩尺度水準とは
⑪官能評価手法の紹介前編
⑫官能評価手法の紹介後編
⑬官能評価データの特徴
⑭記述統計学(代表値)
⑮記述統計学(散布度)
⑯記述統計学(歪度・尖度)
⑰推測統計学(検定)
⑱推測統計学(推定)
⑲官能評価データの商品開発への活かし方

※要望がありましたら各手法も追加可能。
識別試験法、順位法、一対比較法、採点法、SD法、QDA法、格付け法、CATA法

講座⑤:食品添加物まるわかり

●講師

神戸女子大学 家政学部管理栄養士課程/大学院家政学研究科 教授 甲斐 達男先生

学歴:九州大学農学部卒業、カンサス州立大学大学院修士課程卒業、AIB第127期Baking Science & Technologyコース終了職歴:鳥越製粉(株)(1980-2000)、西南女学院短期大学(2000-2002)、西南女学院大学保健福祉学部栄養学科(2002-2022)、家政学部管理栄養士課程/大学院家政学研究科(2022-)出向:理化学研究所特別委託研究員(1988-1990)、佐賀医科大学(現佐賀大学医学部)生化学講座研究生(1990-1992) 他所属学会:日本農芸化学会、日本生化学会、AACC International、日本生物工学会、日本食品科学工学会、日本食品衛生学会 等専門分野:穀物科学、食品科学、食品衛生学、生化学、分子遺伝学/博士(農学)、MS(穀物化学)現在の研究内容: 1.パネットーネパン種の乳酸菌と酵母の製パン特性解析、ゲノム解析、二次加工システム開発に関する研究 2.小麦粉を大豆粉で代替した糖質フリーのレシピ開発およびそれに適する大豆粉の特性解明に関する研究  3.自然酵母の分離同定と製パン性能の解析

●詳細

総論(さまざまな決まりごと)
(1)食品添加物行政の始まりから今日までの社会情勢の変化
(2)法制度
①法律上の定義による分類
②法律上の用途目的による分類
③指定要件
④指定されるまでの流れ
⑤規格および基準
(3)表示
①表示基準
②表示が免除されるケース
(4)安全性評価と使用基準
①安全性評価の方法
②ADI(一日摂取許容量)と使用基準の設定方法
③安全性評価上の課題
各論(主な食品添加物の基本特性)
(1)用途別分野
①保存料
②殺菌料
③防カビ剤
④甘味料
⑤着色料
⑥酸化防止剤
⑦発色剤
⑧乳化剤
⑨増粘安定剤
⑩強化剤
⑪酵素
⑫光沢剤
⑬その他
(2)製剤(一括名表示の製剤)
①製剤を用いる際の長所・短所
②日持ち向上剤(静菌剤)
③膨張剤(ベーキングパウダー)
④イーストフード
⑤かんすい
⑥その他

講座⑥:大豆の基礎知識と栄養・機能性

●講師

横山技術士事務所 所長 横山 勉

元・ヒゲタ醤油㈱ 品質保証室長。現在、国内外の食品会社や農場への新商品開発、食品表示、HACCAP、従業員教育についてのコンサルタントとして活動中。実績:国内多数、海外中国(2社)、韓国、マレーシア。食の安全・安心、リスク管理に関わる分野の造詣が深く、賞味期限延長、加速試験、リスクコミュニケーション等についての講演も多数。リスク管理検討会 委員。著書:「大豆変身物語」香雪社、「食品の腐敗変敗防止策ハンドブック」(共著,サイエンスフォーラム)等。(公社)日本技術士会 会員、食品技術士センター 監事・元副会長。資格:技術士(農業:農芸化学)、元・ISO22000審査員補、JAS品質管理担当者(醤油他)他。

●詳細

Ⅰ ダイズの起源と日本文化
1.日本人と大豆:食生活に大豆は必須
2.日本文化の東西差:ナラ林と照葉樹林文化
3.セミ・ベジタリアンのすすめ:食肉摂取を可能な範囲で減らしたい
4.ダイズの起源:中国と日本が起源地
5.大豆の国際デビュー:東アジアから世界へ
Ⅱ 世界のダイズ生産
1.ダイズという植物:酸性と水はけ悪い土壌は苦手、肥料は少なくてよい
2.世界のダイズ生産:1940年以後、南北の米大陸で生産拡大
3.日本のダイズ生産:自給率 7%、不安定な生産改善が課題
4.食糧危機が来る :人口増が食料生産増を上回る、その緩和に大豆が重要
5.遺伝子組換え大豆:食料増産に必須の技術
Ⅲ ダイズの育種
1.従来の育種法:突然変異法と交配で育種を行ってきた
2.新しい育種法:遺伝子組換え法に、ゲノム編集法が加わった
3.ダイズの育種具体例:北米は脂肪酸組成やスタック品種、南米は地域適正、共にGM 技術活用 日本は従来法により、多収や機械化適正等が目標
Ⅳ 大豆の栄養と機能性
1.大豆の規格  :大豆の水分、整粒、粒度等
2.大豆の組織構造:大豆の組織構造を解説する
3.大豆の栄養成分:5大栄養成分の中で、タンパク質と脂質が特に重要
4.大豆の微量成分:酵素阻害物質、赤血球凝固物質等の有害成分は失活させる必要あり
5.大豆の機能性成分:タンパク質やイソフラボン等の成分には機能性が存在

講座⑦:食品の腐敗・変敗の基礎

●講師

横山技術士事務所 所長 横山 勉

元・ヒゲタ醤油㈱ 品質保証室長。現在、国内外の食品会社や農場への新商品開発、食品表示、HACCAP、従業員教育についてのコンサルタントとして活動中。実績:国内多数、海外中国(2社)、韓国、マレーシア。食の安全・安心、リスク管理に関わる分野の造詣が深く、賞味期限延長、加速試験、リスクコミュニケーション等についての講演も多数。リスク管理検討会 委員。著書:「大豆変身物語」香雪社、「食品の腐敗変敗防止策ハンドブック」(共著,サイエンスフォーラム)等。(公社)日本技術士会 会員、食品技術士センター 監事・元副会長。資格:技術士(農業:農芸化学)、元・ISO22000審査員補、JAS品質管理担当者(醤油他)他。

●詳細

Ⅰ 腐敗・変敗等の定義
1.腐敗とは何か
2.変敗とは何か
Ⅱ 微生物の生育条件
1.水分活性
2.温度
3.酸素
4.水素イオン(pH)
5.浸透圧
6.食品成分
7.微生物間相互作用
8.雰囲気ガス
Ⅲ 微生物制御技術
1.加熱殺菌
2.薬剤殺菌
3.紫外線・放射線殺菌
4.高圧殺菌
5.冷蔵・冷凍
6.酸素除去
7.化学・天然物質添加
8.濾過
9.洗浄
10.包装
Ⅳ 食中毒事故の実際とPL対応上の諸問題
1.食中毒の分類と研因物質
2.食品媒介感染症に関与する病原体
3.食中毒の発生状況
4.細菌性食中毒
Ⅴ HACCPと食中毒
Ⅵ 食品苦情の実例
Ⅶ 食品別の腐敗・変敗対策

講座⑧:食品の賞味期限設定

●講師

横山技術士事務所 所長 横山 勉

元・ヒゲタ醤油㈱ 品質保証室長。現在、国内外の食品会社や農場への新商品開発、食品表示、HACCAP、従業員教育についてのコンサルタントとして活動中。実績:国内多数、海外中国(2社)、韓国、マレーシア。食の安全・安心、リスク管理に関わる分野の造詣が深く、賞味期限延長、加速試験、リスクコミュニケーション等についての講演も多数。リスク管理検討会 委員。著書:「大豆変身物語」香雪社、「食品の腐敗変敗防止策ハンドブック」(共著,サイエンスフォーラム)等。(公社)日本技術士会 会員、食品技術士センター 監事・元副会長。資格:技術士(農業:農芸化学)、元・ISO22000審査員補、JAS品質管理担当者(醤油他)他。

●詳細

1.賞味期間とは何か
① 食品における品質保証
② 消費期限と賞味期限
③ 期限表示設定ガイドライン
2.賞味期限の具体的な設定例
① 設定の要点(保存条件/理化学試験・微生物試験・官能試験)
② 設定の具体例(しょうゆ・つゆ類)
③ 期限延長技術(HACCP・容器包装条件) 
④ 試験データの連携と有効活用
3.加速試験について
① 考え方(高温/短時間設定)
② しょうゆ・つゆ類と温度係数Q10例・アレニウス式
③ 試験準備と一般手順
4.賞味期間の関連事項

講座⑨:食品の安全と安心

●講師

東京海洋大学 学術研究院 食品生産科学部門 教授 博士(農学) 松本 隆志先生

1989年3月 京都大学農学部食品工学科卒業。2000年12月 学位取得(博士(農学)。1989年4月 ㈱中埜酢店(現㈱mizkan)に入社し、研究所、生産技術部門、海外事業部門(開発、品質保証)に従事。2002年10月 味の素㈱入社。以来、食品研究所 食品分析・評価グループ グループ長、2006年7月 本社食品統括部を経て、品質保証部 食品事業担当部長、2012年7月 川崎工場、品質保証グループ長・部長、2015年7月 タイ味の素社出向、品質保証部長を歴任し、2018年10月に現職着任。【研究内容】・食品安全に関わる研究:食品事業者における品質保証人材の育成、食品リコールの防止、食品の品質評価等・食品安全に関わる教育:食品安全行政と食品関連法規、企業倫理、農畜産物品質安全管理論、 HACCPシステム、 食品安全マネジメントシステム論、食品包装論、食品化学実験(呈味試験)他

●詳細

1-1 食品製造者の倫理・・・約50分
 1.食品企業の社会的責任
 2.求められる製品品質

1-2 食品企業における品質保証・・・約45分
 1.品質保証と品質管理
 2.フードサプライチェーンと品質保証体制
 3.品質保証の業務

講座⑩:食品の機能

●講師

愛国学園短期大学 教授 博士(学術) 江木 伸子先生

1979年3月郡山女子大学家政学部食物栄養学科管理栄養士専攻卒業、1979年4月農林水産省食品総合研究所蛋白研究室研究補助、1979年11月~1994年6月協和発酵工業㈱食品酒類研究所・研究員(係長) 、1994年6月~主婦、2010年9月~愛国学園短期大学非常勤講師、2011年4月共立女子大学家政学研究科食物学専攻博士前期課程入学、2017年3月共立女子大学家政学研究科食物学専攻博士後期課程卒業、2017年4月~愛国学園短期大学教授<所属学会>日本食品科学工学会、日本バイオレオロジー学会、日本農芸化学会、日本家政学会

●詳細

食品の一次機能(食品の栄養性)・・・約90分
 1.食品とヒト
 2.食生活と健康
 3.食品の主成分
   ①水 
   ②タンパク質 
   ③糖質 
   ④脂質 
   ⑤無機質 
   ⑥ビタミン
 4.糖質、脂質、タンパク質の代謝の概要と無機質、ビタミンの働き
 5.食品成分表、日本人の食事摂取基準

食品の二次機能(食品の嗜好性)・・・約60分
 1.食品のおいしさにかかわる成分
   ①味 
   ②香り 
   ③色 
   ④香りの測定方法の一例
 2.食品の物性とおいしさ
   ①コロイド 
   ②レオロジー 
   ③テクスチャー 
   ④テクスチャー測定方法の一例
 3.官能評価
   ①官能評価意義 
   ②官能評価手法と解析の一例

食品の三次機能(食品の機能性)・・・約60分
 1.食品の機能
   ①消化器系に対する機能 
   ②循環器系に対する機能 
   ③内分泌系に対する機能 
   ④生体防御免疫系に対する機能 
   ⑤神経系に対する機能 
   ⑥骨系に関する機能 
   ⑦その他
 2.食品表示制度
   ①食品表示について 
   ②栄養成分の機能性表示

講座⑪:食品製造に必要な法規制の基礎知識

●講師

北林 卓

1960年生。日本大学大学院獣医学研究科修士課程修了。獣医師。栃木県職員。保健所、食肉衛生検査所等に勤務し、食品衛生監視員、と畜検査員として監視指導業務の傍らHACCP導入支援業務や牛肉の輸出に向けた支援業務に従事。令和3年3月栃木県食肉衛生検査所所長を最後に退職し、引き続きと畜検査業務に従事。行政機関との橋渡し役を信条としてリスクコミュニケーションの促進をライフワークとしている。(一社) 食品品質プロフェッショナルズ会員。kty3k@aqua.plala.or.jp

●詳細

1.食品製造にかかわる法律いろいろ
2.食品衛生法改正と食品安全基本法
3.HACCPの制度化
4.食品表示関係の法律
5.医薬品と食品
6.HACCPの今後

講座⑫:食用油脂の基礎

●講師

中谷技術士事務所 代表技術士(農業部門)/合同会社ノースDXラボCTO 中谷 明浩 氏 中谷 明浩

https://nakatani-peoffice.com/大手食用油メーカーでの在籍25年間、生産技術、研究開発、知的財産の各分野で豊富な実績と経験を積む。その後、油脂関連技術と知財情報を専門とする「中谷技術士事務所」を設立。「食用油と知財情報の水先案内人」として、数々の技術課題を解決に導くエキスパート。執筆活動には、食品化学新聞「調理現場のフライ油適正管理技術」(2019年3月21日掲載)、日本食糧新聞・月刊食品工場長10月号「解説・食用油脂の価格高騰と劣化防止策」(2022年10月1日掲載)など、多数を発表。著書に「食用油脂の基礎と劣化防止」(幸書房)がある。また、農林水産食のDXを開発・推進する合同会社ノースDXラボCTO(最高技術責任者)を務める。

●詳細

1 油脂と脂質
2 食用油脂の分類
3 食品における役割
4 化学・物理的管理指標
5 各種油種の特性と用途
6 油脂に含まれる微量成分
7 油脂製造方法
8 食用油脂に関する最近の動向

講座⑬:食品調味の知識~食品の味・香りと調味料の基本~

●講師

石田技術士事務所 技術士  (日本エキス調味料協会 顧問) 石田 賢吾

民間企業にて、うま味調味料、たん白加水分解調味料、エキス調味料の研究・開発・製造に長年のあいだ携わり、退職後は業界団体(エキス調味料協会)の専務理事を歴任。現在は協会の顧問としてアドバイザーを務める。農学博士。著書:「改訂新版 食品調味の知識」(幸書房2019)、「天然系調味料の知識」(幸書房2020)など

●詳細

1.食品のおいしさと風味の基本
① 食品のおいしさとは
② 食品の味とその性質
③ 食品の香りとその性質
④ 風味の受容
⑤ 風味の諸現象
⑥ 呈味物質の定量的測定
⑦ 各種食品の風味成分
2.調味料の分類、製造法特徴、使用法及び効果
① 調味料の分類
② 食塩
③ しょうゆ
④ 味噌
⑤ 酒類・発酵調味料
⑥ 食酢と酸味料
⑦ 甘味料(甘味調味料)
⑧ うま味調味料
⑨ 天然系調味料
⑩ だし原料
⑪ 洋風だし(ストック)
⑫ だしの素類(風味調味料)
⑬ ソース・ドレッシング類
⑭ メニュー専用調味料
⑮ 油脂の調味料的使用
⑯ 香辛料
⑰ 食品調味の具体例
3.調味料のおいしさと健康機能
① おいしさと脳内物質
② 調味料と健康
③ 減塩調味と健康
4.調味料の多面的機能
① 原料としての意義
② 用途としての意義
③ 調味料とSDGs

講座⑭:既知事項をヒントにした特許出願戦略と強い特許の生み出し方

●講師

廣田弁理士事務所 所長・弁理士 北里大学大学院非常勤講師 廣田 浩一

山梨大学 工学部 卒業。ヘキストジャパン株式会社(現;サノフィ株式会社)医薬総合研究所、福村国際特許事務所、太陽国際特許事務所を経て山の手合同国際特許事務所を設立。代表弁理士として2022年まで活躍。日本知財学会、日本ライセンス協会などに所属。化学・バイオ知財判例年鑑2012~2019、裁判所による特許法解釈 などの著書がある。

●詳細

1.「発明」とは何か
・「発明」は技術に関する物語(決して難しいものではない)
2.既知事項に基づく「発明」の発想と特許化
・丸太を角材に変更して特許可能?
・切り餅の周囲に溝を設けて特許可能?
・特許化に際して知っておくべき「発明」の新規性・進歩性の考え方
・既知事項をヒントにした特許化の事例
・既知事項をヒントにした特許化の発想法
3.競争優位のためのビジネスツールとしての特許
・他社ビジネスに影響を与える自社特許のあり方
4.強い特許とは何か
①広い特許・狭い特許と「強い特許」との関係
・特許取得が容易であること
・発明の新規性・進歩性が担保されていること
・明細書等の記載要件が担保されていること
・サポート要件、実施可能要件、明確性要件について
②権利活用が容易であること
・文言侵害・均等侵害の成立性
・均等侵害不成立のリスク
③侵害立証が容易であること
・明細書の記載と特許権者の責任リスク

講座⑮:におい分子の視点からの複合臭の評価・解析方法:複合臭解析の基礎

●講師

埼玉大学 シニアプロフェッサー 長谷川 登志夫先生

1983年 東京大学大学院理学系研究科有機化学専攻修了。埼玉大学理学部基礎化学科助教授などを経て、2007年より埼玉大学大学院理工学研究科助教授。また2014年より埼玉大学研究機構脳末梢科学研究センター兼任教員。2023年より現職。日本古来の香気素材の香気プロフィールの解明、特徴的香気を有する化合物の構造と香りの関係の解明、新規香気解析手法を用いたお茶、日本酒、木材など種々の香気素材の香気と特性の検討などの研究を行っている。

●詳細

①香りの基礎知識
 1.香りの化学の基礎知識(香料有機化学の基礎)
  ・におい分子の構造と性質
  ・実際のにおい分子の構造上の特徴
 2.においを感じる仕組み(基本を理解する)
  ・におい分子とにおいの認識
  ・たくさんのにおい分子が集まることによるにおい分子同士の影響

②においの評価法
 1. においはどのように評価したらいいか
 2.におい分子の構造の変化が与えるにおいの変化

③どのようにデータ収集と解析をおこなうか
 1. におい成分解析に必要なGC-MS法の基本事項
 2. におい受容機構の基礎知識とにおい特徴の解析
 3. 実例による素材のにおい特徴のアロマプロフィール解析手法

講座⑰:熱殺菌工学講座②:初級編(150分)

●講師

一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 テックデザインパートナー講師 広田 鉄磨

ネスレのグローバル組織で海外勤務を 13 年経験、地方や国によって大きく食品安全の概念や座標が異なることを体感。帰国後は その経験をもとに 厚労省の HACCP 教育ツール開発グループメンバー、農⽔省主導の JFSM 創設準備委員会メンバー、JFS-A,B 監査員研修のテキスト編集。関⻄大学特任教授として食品安全を教えるかたわら 自ら創設した 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズの代表理事となって現在に至る。

●詳細

1.「⼊門編」の復習
2.殺菌手法のあれこれ
 殺菌手法
 忘れていけないこと
 熱のかけ方
 間接加熱式
 直接加熱式
 プレート式熱交換器
 連続殺菌機で失敗することもある
 ホットパックの話
 レトルトの話
 熱分布が均一であることを調べる
 熱分布の改善のために
 失敗することもある
 熱浸透検証(流動物)
 熱浸透検証(固形物)
 低温調理
 流動物と固形物の混合体
 熱殺菌における検証の概念の基礎
 包材の選び方
 細菌が増殖する3要素
3.理解度チェック

講座⑱:熱殺菌工学講座③:中級編(90分)

●講師

一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 テックデザインパートナー講師 広田 鉄磨

ネスレのグローバル組織で海外勤務を 13 年経験、地方や国によって大きく食品安全の概念や座標が異なることを体感。帰国後は その経験をもとに 厚労省の HACCP 教育ツール開発グループメンバー、農⽔省主導の JFSM 創設準備委員会メンバー、JFS-A,B 監査員研修のテキスト編集。関⻄大学特任教授として食品安全を教えるかたわら 自ら創設した 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズの代表理事となって現在に至る。

●詳細

1.「初級編」の復習
2.アセプティック
 アセプティック製品側検証
 アセプティック包材側検証
 アセプティック装置側検証
 アセプティック全体検証
3.品質と熱殺菌のはざまで
 フレッシュなものへの消費者嗜好の変化 (チルド流通に代表される)マルチハードルテクノロジーの採用
 熱殺菌担当者としては
 超耐熱性芽胞菌から低温菌へのシフト
 常温流通
 クックバリューという考え方
 熱分布不均一の3パターン
 Excelでの演習
4.理解度チェック

講座⑲:技術者のための実務で役立つ統計解析入門【①統計の基本】

●講師

日本工業大学 先進工学部 データサイエンス学科 教授 兼 教育研究推進室長 荒川 俊也先生

2001年 早稲田大学理工学部卒業、2003年 東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻修了。2003~13年まで富士重工業㈱(現:㈱SUBARU) スバル技術研究所に勤務し、この間の08年 総合研究大学院大学複合科学研究科統計科学専攻博士後期課程に入学し、12年修了。2013~2021年まで愛知工科大学工学部にて准教授・教授として勤務。2021年4月より現職。また、2017年より政策研究大学院大学政策研究センター客員研究員兼務。博士(学術)。専門は、自動運転におけるヒューマンファクタ、統計科学・機械学習の応用。現在は、「自動運転におけるヒューマンファクタ」、「自動運転の過信・依存を抑制するヒューマンインタフェースの開発(主に香り空気砲の開発)」、「津波避難時の危険予知意識向上研究」、「実社会適用を目指した統計科学・機械学習の応用(主に畜産,インフラ管理,医用画像診断など)」などの研究に取り組んでいる。自動車技術会、計測自動制御学会、ヒューマンインタフェース学会などに所属。著書には『Excelによるやさしい統計解析』(オーム社、2020年)などがある。
【荒川先生のオンデマンド講座】
オンデマンドで学ぶ!実務で役立つ統計解析【統計基本コース(3講座版/4講座)】
多変量解析コース/全3講座
PYTHONプログラミング入門Ⅰ・Ⅱ【セット講座】
機械学習のイロハ(2023年5月25日のオンラインセミナーのアーカイブです)
※「今すぐ受講したい」という場合はこちらをご検討ください

●詳細

Ⅰ.「統計」はなぜ必要なのか?
 ・なぜ統計が必要か
 ・ビッグデータ
Ⅱ.統計の基礎
 ・統計の尺度
 ・ヒストグラム
 ・ばらつき
 ・平均値
 ・分散
 ・標準偏差
 ・中央値
★演習その1
Ⅲ.正規分布と標準正規分布
 ・正規分布
 ・標準正規分布
★演習その2
Ⅳ.相関
 ・相関係数
 ・疑似相関
★演習その3

講座⑳:共感型コミュニケーション/リーダーシップ

●講師

ソメイテック 代表 技術士(金属部門) 大薗 剣吾

2005年、東京大学大学院マテリアル工学修士課程修了。2016年、技術士事務所ソメイテックを設立。専門は薄膜・表面プロセスで、特にスパッタ・コーティング・エッチング・リソグラフィ・微細加工・金属加工技術を得意とする。液晶ディスプレイや半導体関連の製品設計・設備導入・品質改善・コストダウン、新規工場や生産ラインの実務に従事。日本技術士会 金属部会 幹事、加飾技術研究会 理事。

●詳細

共感型コミュニケーション
1.コミュニケーションの課題
2.コミュニケーション改善の実践手順
3.コミュニケーション改善の実践例
4.状況別の共感型コミュニケーション実践法
技術者にとって重要な基本スキルの一つが「対人コミュニケーション」です。技術者はコミュニケーションの手法を学ぶ機会が少なく、苦手であるという人も少なからずいると思います。技術的に優れた人でも、コミュニケーションが不得意であるために、組織の中でその力を十分に発揮できないということも起こります。また、仕事のストレスの大部分は人間関係から生じているともいわれています。人間関係の悪化も、コミュニケーションの失敗から起こることが多いといえます。  この講座は、技術者がチームで成果を出すためのコミュニケ―ションの基本的なテクニックをお伝えします。基本となるのは「ラポール」、つまり「共感の形成」です。正論で相手を打ち負かすのではなく、相手との共感で合意を形成する方法です。一対一の対話から、プレゼンテーションや、会議の進行、メールなど、様々なシーンで、共感型のコミュニケーションは力を発揮します。コミュニケーションの手法を初めて学ぶ人に役立つ実践的なテクニックを学習します。

共感型リーダーシップ
1.コミュニケーションの課題
2.共感コミュニケーションの基本
3.共感リーダーシップの基本
4.共感リーダーシップの実践
技術者にとって重要な基本スキルの一つが「対人コミュニケーション」です。技術者はコミュニケーションの手法を学ぶ機会が少なく、苦手であるという人も少なからずいると思います。また、価値観の多様化や世代間ギャップの拡大によりコミュニケーションの問題は難しくなっており、チームリーダーの頭を悩ませています。コミュニケーションのトラブルへの対応には「共感」をベースとしたリーダーシップの発揮が求められるようになっています。  この講座では、主には技術チームのリーダーの方を対象として、共感コミュニケーションの基本と、リーダーシップの実践方法を学習します。「ラポール」つまり「共感の形成」により、人間関係改善を図り、メンバーの主体性を発揮し、成果を創出します。コミュニケーションやリーダーシップに不安のある方が実践しやすいように具体的かつ理解しやすい内容となっています。

講座㉑:酵食品基礎講座

●講師

横山技術士事務所 所長 横山 勉

元・ヒゲタ醤油㈱ 品質保証室長。現在、国内外の食品会社や農場への新商品開発、食品表示、HACCAP、従業員教育についてのコンサルタントとして活動中。実績:国内多数、海外中国(2社)、韓国、マレーシア。食の安全・安心、リスク管理に関わる分野の造詣が深く、賞味期限延長、加速試験、リスクコミュニケーション等についての講演も多数。リスク管理検討会 委員。著書:「大豆変身物語」香雪社、「食品の腐敗変敗防止策ハンドブック」(共著,サイエンスフォーラム)等。(公社)日本技術士会 会員、食品技術士センター 監事・元副会長。資格:技術士(農業:農芸化学)、元・ISO22000審査員補、JAS品質管理担当者(醤油他)他。

講師の言葉:
 巷で人気が高い食品が発酵食品である。スーパーには店頭に「発酵食品」というポップが目立つ。ただし、伝統的食品のため、新製品開発は難しいと考えられる方が多いだろう。「断じて否!」と申し上げたい。本セミナーを受講いただければ、「確かにその通りだ」と考えが変わることだろう。
 そのためには発酵とその周辺のことについて理解を深めよう。続いて、主な発酵食品について歴史や製造法を確認しよう。マイナーな食品も調べておこう。主な発酵食品では生産量の推移を認識したい。漸減のものがある反面、増加しているものもある。輸出や海外の状況も把握する必要がある。
 そのあとに来るのが新規発酵食品の開発である。主な発酵微生物や原料について特徴を把握しよう。

Ⅰ 発酵食品の定義
  1.発酵とは何か  
  ① 酢酸発酵と有用物質生産
  ② 発酵と腐敗
  ③ 食品その他
  ④ 発酵と加熱
 
Ⅱ 主な発酵食品の特徴
 1.主な発酵食品
 2.味噌
 3.醤油
 4.ヨーグルト
 5.納豆
 6.食酢
  7.漬物
  8.キムチ
  9.日本酒
  10.その他

Ⅲ 主な発酵食品の生産量推移
 1.味噌
 2.醤油
 3.ヨーグルト
 4.納豆
 5.食酢 
 6.漬物
 7.キムチ
 8.日本酒
 9.輸出・海外

Ⅳ 新規発酵食品の開発
 1.主な発酵微生物の特徴 
  ① 細菌
  ② 酵母
  ③ 糸状菌
  ④ 国菌
 2.主な原料の特徴
  ① 大豆
  ② 穀物
  ③ 魚介類
  ④ 乳
  ⑤ 食肉
  ⑥ 野菜
  ⑦ 廃棄物
  ⑧ 副原料
 3.要素分離再構築(醤油)
 4.発酵食品の関連要素(魚骨図)
 5.再構築例 
  ① 大豆変身MAP
  ② 微生物軸
  ③ 原料軸



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