信州大学 繊維学部 先進繊維・感性工学科 教授 吉田宏昭 先生
京都大学再生医科学研究所研究機関研究員(講師)、Johns Hopkins Universityポスドク、産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター研究員、信州大学繊維学部先進繊維・感性工学科准教授などを経て、2019年同教授。博士(工学)。 感性工学を専門とし、感性を計測・評価することによって感性を見える化し、「いいね!」と感じられるような製品開発を目指しています。主な研究テーマは、寝る・座る・歩く・食べるといった日常生活行動に関する感性計測・評価だけでなく、木材のしっとり感や衣服・メガネの着用感など様々な研究を手がけています。
完全な理解には時間がかかりますので受講期間を3カ月に設定しています。
- 有限要素法(FEM)の概要
- “FEA”とは?
- 数値解析とは?
- FEMのしくみ
- FEMの特徴は?
- 要素剛性マトリクス
- 全体剛性マトリクス
- 例題
- 剛性マトリクスを誘導する
- 全体剛性マトリクスを組み立てる
- 逆行列を計算する
- 連立方程式を解く
- 変位と応力を計算する
- 新しい曲線座標系と形状関数
- 曲線座標系とデカルト座標系の関係
- 剛性方程式の誘導
- ガウスの数値積分法を用いた剛性マトリクスの計算
- 変位と応力ひずみを計算する
- 1.有限要素法の理解
- 2.有限要素法の計算の流れ
私が有限要素法に触れた25年前(1997年頃)は、有限要素モデルを紙に手書きし、座標値を手入力していました。本当に大変でしたが、それ故に多くのことを学ぶことができました。今はどうでしょうか。有限要素解析ソフトウェアの進歩は驚異的で、少し慣れるとすぐに結果が出力されますが、その分、ブラックボックスになっており、どういう理屈で解析しているのか知らなくても何とかなる、という違う問題があります。本講義で有限要素法の基礎の基礎を学び、さらに、Microsoft Excelを用いた演習を通して理解を深めていただければ幸いです。
33,000円(税込)
約180分
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