講師:大塚技術士事務所 所長 大塚正彦 氏
1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』など。
講習会について
tdo2023090201
- (1)射出成形とは
- (2)プラスチック製品の受注(企画・設計)~量産プロセス
- (3)射出成形機、付帯設備の外観・機能、型締め機能と装置・特徴
- (4)射出成形機の動作
- (5)射出機能(射出充填、保圧)
- (1)プラスチック製品(射出成形品)と樹脂
- (2)熱可塑性樹脂(結晶性樹脂、非晶性樹脂)、熱硬化性樹脂と射出成形の特徴
- (1)金型の基本的な構造(2プレートタイプ、3プレートタイプ) 【動画:開閉動作】
- (2)金型設計・加工フロー
- (1)プラスチック成形品と使用成形機の決定
- (2)成形条件設定の基礎(成形開始~成形品完成)
- (1)ゲート付近に発生する不良と対策
- (2)流動途中で発生する不良と対策
- (3)充填完了付近で発生する不良と対策、その他不良と対策
- 1. プラスチック射出成形による成形品製作までのプロセス、特徴
- 2. 射出成形条件などと成形品品質の関係、不良発生時の対策
- 3. 射出成形製品製作に関するノウハウ(多数個取りの限界、材料乾燥、他)
プラスチック製品の生産時、完成度の高いプラスチック製品設計を行い、サンプル試作、品質評価・確認を経て
金型を製作します。その後、量産工法の射出成形を活用して、射出成形機に金型を取り付けて成形を開始します。
しかし、成形生産するなかで品質不良を発生することがあります。
この原因は、量産品の生産に不可欠な金型と射出成形機のマッチング不良、プラスチック材料特性の理解不足、高温の溶融樹脂を高速・高圧、短時間で金型内に充填する時の成形条件の設定不良、製品設計品質不良などが挙げられます。
本セミナーでは、プラスチック射出成形の原理、射出成形機の選定、成形条件などと製品品質との関係の説明、ならびに不良発生時の対策、ノウハウについて解説します。
大人気講座!受講者数も多いです。
27,500円(税込)
約3時間
アカウント発行日から4週間
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