大塚技術士事務所 所長 大塚 正彦氏
1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』などがある。プラスチック成形加工学会、型技術協会に所属。
- 1.プラスチックと樹脂の違い、特徴
- 2.プラスチック材料と金属、他材料の特性比較
- 3.プラスチック材料のメリット、デメリット
- 1.プラスチック材料の構造・性質
- 2.プラスチック材料の種類
- 3.プラスチック材料の特性
- a)熱可塑性プラスチック
- ・結晶性、非晶性
- ・汎用プラスチック
- ・エンジニアリングプラスチック
- ・スーパーエンジニアリングプラスチック
- b)熱硬化性プラスチック
- 4.プラスチック材料の用途
- 1. 熱可塑性プラスチック
- a)射出成形
- b)ブロー成形
- c)真空成形
- 2. 熱硬化性プラスチック
- b)積層成形
- c)真空注型
- d)トランスファー成形
- 1. 要求仕様の決定
- 2. プラスチックの使用環境の確認
- 3. プラスチックの評価内容の確認
- 4. 材料の安全性、法規制対応
- 1. 自動車関連部品
- 2. 事務用品
- 3. 情報通信部品
- 4. 半導体部品
- 1. 金属代替プラスチック
- 2. リサイクル
日常生活に不可欠な自動車、情報通信機器、OA機器などの製品にはプラスチック材料が使用されています。プラスチック製品は、最適なプラスチック材料の選定・評価、高品質な製品・設計、金型設計・製作、さらに最適な成形法によって製作されます。このようにプラスチック製品の製作には、プラスチック材料、製品設計、金型設計・製作、成形の“4つの要素技術”が必要ですが、『材料を制する者は技術を制する』という名言があるように、プラスチック材料に関する知識習得が必須になります。また、昨今のSDGsを重視する環境の中で、金属製品・部品のプラスチック材料による置き換えが進展していますが、併せて廃棄プラスチック製品のリサイクルに関する知識も必要です。 本講義では①プラスチック材料の特徴、②プラスチック材料の構造・性質、種類と特性、③成形法、④プラスチック材料選定時のポイント、⑤製品適用事例、⑥プラスチック材料の今後の動向について概説します。
- 1.プラスチック材料の基礎知識
- 2.プラスチック材料の種類と特徴
- 3.プラスチック材料の選定時のポイント
- 4.プラスチック材料の適用事例と今後の動向
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