講師:神奈川大学 化学生命学部 生命機能学科 教授 山下裕司 先生
横浜国立大学大学院博士課程前期修了。バイロイト大学理学部物理化学科博士課程修了。(Hoffmann研究室 Ph.D.受理)チッソ石油化学液晶事業部 研究員、聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター ポストドクターを経て、千葉科学大学 薬学部 准教授となり、2023年4月から現職。
【研究内容】界面活性物質の性能評価、乳化の基礎、角層分析、皮膚生理、経皮吸収、ナノエマルション、リポソーム膜構造
【所属学会】日本油化学会、日本化学会、日本マイクログラビティー応用学会
講習会について
乳化と可溶化について理解し、エマルションの評価が自分でできるようになります。
tdo2020103001
- 1. エマルション
- 2. 乳化系と可溶化系の違い
- 3. エマルションの種類
- 4. コロイド分散系と熱力学
- 5. コロイド分散系を構成する物質
- 6. 乳化剤(界面活性剤)の種類と役割
- 1. エマルションの安定性と不安定化機構
- 2. エマルションを安定化するための基本原理
- 3. 機械力による安定化技術
- 4. 乳化剤の性質を活かした安定化技術
- 5. 乳化剤の選択(HLB)
- 6. 界面制御を利用した最新の乳化技術
- 1. エマルションタイプの判定方法
- 2. エマルションの物性評価方法
- 3. エマルションの安定性評価方法
■講義概要
多くの身の回りの製品はその用途と目的に適った剤型に設計されています。その中で、エマルション製剤は多くの製品に利用されていますが、安定性のような悩ましいトラブルにしばしば直面します。 本講座では、エマルションのような液-液分散系のトラブル解決を前提に、乳化の基本的な原理とその構成物質について解説し、具体的な製剤化技術や安定性評価法などのコツやヒントを視覚的に説明します。一つ一つの分野を深く掘り下げるものではなく、できる限り多くのキーワードを概説し、乳化を学んだことがない初学者の方が専門書を自身で読み解けるように、乳化や乳化剤、エマルションについて、わかりやすい解説を試みます。
多くの身の回りの製品はその用途と目的に適った剤型に設計されています。その中で、エマルション製剤は多くの製品に利用されていますが、安定性のような悩ましいトラブルにしばしば直面します。 本講座では、エマルションのような液-液分散系のトラブル解決を前提に、乳化の基本的な原理とその構成物質について解説し、具体的な製剤化技術や安定性評価法などのコツやヒントを視覚的に説明します。一つ一つの分野を深く掘り下げるものではなく、できる限り多くのキーワードを概説し、乳化を学んだことがない初学者の方が専門書を自身で読み解けるように、乳化や乳化剤、エマルションについて、わかりやすい解説を試みます。
- 乳化の基本原理と考え方
- 界面活性剤の使い方と選択方法
- エマルションの安定化技術
22,000円(税込)
約3時間
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