講師:大塚技術士事務所 所長 大塚正彦 氏
1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』など。
※この映像は2020年6月16日(火)ライブ配信を行いました。
講習会について
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- 1.金型の構造・メカニズム
- 2.使用樹脂の種類と特徴、金型材料、射出成形
- 3.金型合せ確認設備、成形部品生産設備(射出成形機、温度調節機他)
- 1.メンテナンス・オーバーホールで行うこと(動画:部品洗浄)
- 2.メンテナンス・オーバーホールサイクル設定
- 3.メンテナンス・オーバーホールと予防保全
- 1.成形終了後に行うこと
- 2.金型保管時の留意点
- 1.ショート、バリ、傷
- 2.ウエルド
- 3.ピンゲート凸(含む、ホットランナ-金型)
- 4.ゲート欠け
- 5.ヒケ、そり
- 1.メンテナンス、オーバーホールで必要な備品
- 2.金型寸法、成形品寸法の保証
- 3.精度に影響する組立、ミガキ加工スキル(動画:ミガキ)
- 4.金型メンテナンス・オーバーホール容易化(動画:部品洗浄、冷却管洗浄)
- 1.金型の分解・組立バラツキの低減
- 2.メンテナンス、オーバーホール完了時の品質評価
- 3.成形品品質と金型保管の関係
- 4.金型設計へのフィードバック・標準化
- 1.メンテナンス・オーバーホールと成形品品質不良の関係
- 2.メンテナンス・オーバーホールサイクル設定の考え方とその具体的事例
- 3.金型保管時の留意点
連続で長期間成形を行うと、金型のキャビティ・コアに溶融したプラスチックから発生する『ガス』成分や『やに』が凝集したデポジットが付着します。結果、金型内からのガス逃げ不良により、射出成形品のショート、ウエルドなどの不良が発生しやすくなります。また、金型の摩耗による寸法不良が発生します。良品率を向上させ、安定した品質の成形品を作るためには、定期的な金型のメンテナンスやオーバーホールを行う必要があります。 本セミナーでは射出成形金型のメンテナンス・オーバーホールを取り上げて、ショート、ウエルド、ヒケといった不良を抑制すべくメンテナンス、オーバーホール、さらに金型の保管を適切に行うための基本と実務知識についてトラブル事例を交えて解説します。 生産技術部門の方、保全部門の方、成形オペレータの方は必聴の講座です。
大人気講座!受講者数も多いです。
22,000円(税込)
約3時間
アカウント発行日から4週間
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