大豆の新製品開発をしよう
今すぐ受講できる講座はこちら- 大豆の特性を説明できるようになる
- 要素分離再構築を活用し、新商品のアイデアを構築できるようになる
- 大豆製品の製造や商品開発をしている方
- これまで大豆製品の製造をしていなかったが参入したい企業
- 大豆LOVEな人
- 幼少期から生物に興味があり、大学もその道へ進んだ
- ヒゲタ醤油で品質保証を行っていた
- 今は海外の仕事も多い
講師の紹介
横山技術士事務所 所⻑ 横山勉 氏 元・ヒゲタ醤油(株) 品質保証室⻑。現在は、国内外の食品会社や農場への新商品開発、表示、HACCP、従業員教育についてのコンサルタントとして活躍中。食の安全・安心、リスク管理に関わる分野の造詣が深く、賞味期限延⻑、加速試験、リスクコミュニケーション等についての講演も多数。
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研修内容
A:大豆の基礎知識と栄養・機能性 B:大豆加工食品と新商品開発 |
開催日 A:2021/09/08 13:30~16:00 B:2021/09/15 13:30~16:00 アーカイブ配信はそれぞれ初回配信日の10日後まで |
受講料 各22,000円(税込) 両方セット申し込みで33,000円 |
<☆プログラム> A:大豆の基礎知識と栄養・機能性 Ⅰ ダイズの起源と日本文化 1.日本人と大豆:食生活に大豆は必須 2.日本文化の東西差:ナラ林と照葉樹林文化 3.セミ・ベジタリアンのすすめ:食肉摂取を可能な範囲で減らしたい 4.ダイズの起源:中国と日本が起源地 5.大豆の国際デビュー:東アジアから世界へ Ⅱ 世界のダイズ生産 1.ダイズという植物:酸性と水はけ悪い土壌は苦手、肥料は少なくてよい 2.世界のダイズ生産:1940年以後、南北の米大陸で生産拡大 3.日本のダイズ生産:自給率 7%、不安定な生産改善が課題 4.食糧危機が来る :人口増が食料生産増を上回る、その緩和に大豆が重要 5.遺伝子組換え大豆:食料増産に必須の技術 Ⅲ ダイズの育種 1.従来の育種法:突然変異法と交配で育種を行ってきた 2.新しい育種法:遺伝子組換え法に、ゲノム編集法が加わった 3.ダイズの育種具体例:北米は脂肪酸組成やスタック品種、南米は地域適正、共にGM 技術活用 日本は従来法により、多収や機械化適正等が目標 Ⅳ 大豆の栄養と機能性 1.大豆の規格 :大豆の水分、整粒、粒度等 2.大豆の組織構造:大豆の組織構造を解説する 3.大豆の栄養成分:5大栄養成分の中で、タンパク質と脂質が特に重要 4.大豆の微量成分:酵素阻害物質、赤血球凝固物質等の有害成分は失活させる必要あり 5.大豆の機能性成分:タンパク質やイソフラボン等の成分には機能性が存在 B:大豆加工食品と新商品開発 Ⅰ 新商品開発のヒント 0.社会の動向:SDGs、健康、環境、フードテック、簡便化、中食・内食・孤食増、介護食増、海外市場:東アジア・中国富裕層、ICT化等 1.原料:国産、特産地、有機、ノングルテン等 2.製造方法:特別な微生物、熟成期間等 3.容器:品質保持、利便性等 4.容量:少人数、使い切り等 5.規格等:特色JAS、宗教対応等 6.ネーミング等:面白ネーム、協力有名店、キャラクタ活用等 7.要素分離再構築 Ⅱ 低加工の大豆食品 1.枝豆:鮮度(特色JAS)、産地等 2.もやし:緑色もやし、機能性等 3.煎り大豆・きな粉:大粒度、きな粉塩?、スイーツ活用等 4.大豆油:大豆油高含有食品、脂肪酸組成、品質保持等 5.マーガリン類:低カロリー等 6.脱脂大豆:大豆肉等 7.おから:乳酸発酵飼料等 8.植物たん白:畜肉製品代替等 Ⅲ 豆乳・豆腐関連の大豆加工食品 1.豆乳・大豆丸ごと飲料:風味原料・固形物混合、粘性、乳製品代替等 2.ゆば:風味原料混合、印刷シート食品等 3.豆腐:硬さ、形状(板、麺、そぼろ)、ロングライフ、発酵豆腐等 4.油揚げ類:サイズ、形状、風味原料混合等 5.凍り豆腐:風味原料混合、関東販促等 6.豆腐よう・腐乳:販促、スイーツ等 Ⅳ 大豆発酵食品 1.納豆:風味改良、機能性、輸出、国際貢献等 2.テンペ:揚テンペ、機能性等 3.浜納豆と中国の豆チ:ふりかけ等 4.みそ:おかずみそ、みそまる、容器等 5.しょうゆ:高級化、減塩、生、機能性、新規製造法「成分別発酵と組合せによる醤油」 6.めんつゆ類:高級原料等 |