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チョコレート検定ーカカオからチョコレートになるまで

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こんにちは。事務Yです。 今週はカカオがチョコレートになるまでに、どのような工程を経ているのかについて勉強しました。 公式テキストを見ると、14の工程があるようです。

チョコレートになるまでの14の工程

  1. 原料の受け入れ
  2. 選別
  3. 焙煎
  4. 分離
  5. 磨砕
  6. 混合
  7. 微細化
  8. 精練
  9. 調温
  10. 充填
  11. 冷却
  12. 型抜
  13. 検査・梱包
  14. 出荷
以上が14の工程です。 たくさんの工程を経ておいしいチョコレートが作られているんですね。 チョコレートメーカーごとに14の工程の中の処理方法などが少しずつ違っていて、メーカーごとのチョコレートの味の違いが生まれるんだそうです。(その味の違いをハウスフレーバーと呼ぶようです。)まずは有名なメーカーのチョコレートを食べ比べてみると面白そうですね。(面白そうなので近いうちに実際に食べ比べてみたいと思います)

チョコレートのにおい・味について

チョコレートの味についての話が出たので、カカオだけに豆知識をひとつ。 口に入れた瞬間に広がるあまーいチョコレートの味とにおい。 あれ、カカオポッド自体や、中身の果肉のにおいをかいでみてもにおいも味もしないんですって! カカオ豆はカカオポッドの中の白い果肉の中にあります。要はカカオ豆は種です。 カカオの果肉は「トロピカルフルーツのように爽やかで甘い」そうです。 チョコレートのあの独特の香りは、カカオ豆を輸出する前の「発酵」、上記の14の工程の1つの「焙煎」と「精練」を通して出てくるものなんだそうです。

奥が深いチョコレートの世界・・・今日はここまで。


次回は少し趣向を変えてみようかと思っています。    
講習会のご案内

日付 時間 講習会タイトル
2022年5月10日(火) 13:00~17:00 知財権ミックス戦略をフル活用した食品ブランドの育て方
2022年5月13日(金) 10:00~17:00 食品の商品企画・開発の基本と“新価値創造”のためのアイデア発想
2021年5月18日(水) ~2023年6月21日(水) 10:00〜12:00 食品包装商品設計(開発)勉強会【全14回】
2022年5月19日(木) 10:30~16:45 食品乾燥の基本技術と乾燥機選定のポイント,トラブル対応
2022年5月19日(木) 10:00~17:00 食品の褐変・黒変メカニズムと酸化防止・酵素活性阻害による防止手法
2022年5月20日(金) 10:30~17:00 “におい”の図示化・数値化
2022年5月26日(木) 15:00〜16:30 第19回 食品冷凍技術懇談会
2022年5月27日(金) 12:00~17:00 メイラード反応の基礎と 食品開発における応用技術(こく味の付与)
2022年5月27日(金) 13:30~16:50 鶏卵のおいしさ・機能特性と食品開発への応用
2022年5月31日(火) 10:00~17:00 食品の熱殺菌工学 トラブルシューティングと事例解説


他にも多数のセミナーを開催しております。
 

~参考文献のご紹介~

・株式会社明治チョコレート検定委員会『チョコレート検定公式テキスト2020年版』、株式会社 学研プラス、2020年 ・蕪木祐介『チョコレートの手引き』、雷鳥社、2016年    

~写真~ HiCさんによる写真ACからの写真

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