講師:株式会社テクノ・インテグレーション 代表取締役 出川 通氏
東北大学大学院修了(工学博士)。大手メーカーにて、20年以上にわたり、研究開発部門での企画や複数の新規事業を立ち上げた後に独立し現職。MOT(技術経営)やイノベーションのマネジメント手法を用いて多数の企業むけに開発・事業化のコンサルティングや研修、実践マネジメントなどを行っている。早稲田大学・東北大学・島根大学・大分大学・香川大学などの客員教授、複数のベンチャー企業の役員、経産省、文科省、農水省、NEDO、JST各種評価委員。日経BP社「テクノロジー・ロードマップ」の創刊から現在継続中の5版の責任監修者。『図解 研究開発テーマの価値評価』(2018)、『図解 開発・事業化プロジェクト・マネジメント入門』(2017)、『図解 実践ロードマップ入門』(2015)、『図解 実践MOT入門』(2014)、『図解 実践MOTマーケティング入門』(2017)、『図解 実践オープン・イノベーション入門』(2017)、『ロードマップの誤解をとく本;未来創りツールの作成と活用のノウハウ』(2019)(いずれも言視舎刊)等、著書多数。
※この映像は2020年11月4日(水)ライブ配信を行いました。
講習会について
- ①研究開発テーマ選定・評価を可視化させるためにまず知っておくこと
- ②取り上げる研究開発テーマの区分:目的、対象と進捗ステージ
- ③研究開発資金の性格と企業価値の向上
- ①経営側から見たR&Dへの期待変化と対応
- ②研究開発におけるイノベーションのプロセスと選定・評価の重要性
- ③研究開発評価における費用対効果の考え方
- ①研究開発(テーマ)選定・評価の現状と課題
- ②R&Dの事業性評価と投資回収の考え方の基本
- ③事業性評価へのファイナンスの基本:DCF法、NPV法、IRR法と適用範囲
- ④未来の不確定性をどのように定量的な判断に取り入れるか
- ⑤ステージ(ゲート)法の基本と、実践的な活用法の整理
- ①TIG法の概略とその可能性:経営者と推進者を共有化
- ②TIG法の研究開発テーマの具体的な適用イメージ
- ③TIG法の応用事例:具体的な適用プロセス例とテーマの優先判断事例
- ①選定・評価法の内容整理と適用範囲への考え方
- ②定性的、定量的な方法と可視化のまとめ:実践的な検証手法と有効性
- ③まとめと質疑応答
- 1.各種 R&D テーマ(多数の既存事業、新規事業対象など)の選定と評価の基本的考え方が明確になる
- 2.経営者や上級幹部でも理解できるテーマの選定・評価の可視化マップ などを示すことで研究開発への相対的な投資判断の迅速化を提供できる
- 3.特に不確実性の高い将来の事業化を目指すイノベーティブな研究開発テーマの選定判断と評価への考え方の基準設定実務が可能になる
- 4.研究開発における社内の評価や選定基準が可視化され、担当者のモチベーションや経営側の意思決定のかかわりなどが向上する
22,000円(税込)
約3時間
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