講師:広島大学大学院 医系科学研究科 准教授 田原優 先生
2013年に早稲田大学にて博士(理学)を取得。2013年より早稲田大学 助手、早稲田大学 助教、University of California Los Angeles 助教を歴任。2019年より現職を務める。研究領域として、07年より柴田重信教授と共に、時間栄養学研究の確立に取り組んできた。また、発光イメージングによるマウス体内時計測定、ストレスによる体内時計調節などの成果を発表している。常にヒトへの応用を意識しながら、最先端の基礎研究を行っている。留学先のUCLAでは、神経変性疾患に対する時間栄養学の効果を研究。19年春に帰国し、早稲田大学にて研究を再開。現在は、時差ボケの完璧な解消法、体内時計を表示する腕時計型デバイスの開発に興味を有する。著書に【体を整えるすごい時間割(大和書房,2019)】【体内時計健康法(杏林書院,共著,2017)】。
講習会について
tdo2025010901
- 1.体内時計と健康科学
- 2.朝食が大事な理由
- 3.時間栄養学の考え方
- 4.食・栄養による体内時計の調節
- 1.SR/メタ解析結果
- 2.今応用したい食・栄養のタイミング
- 3.概日リズム調整剤の開発
- 4.カフェイン・ノビレチンなど/li>
- 5.腸内細菌との関連
- 6.朝食の内容
- 7.食・栄養の吸収の日内リズム
- 8.朝のタンパク質とサルコペニア
- 9.血糖調節の時間栄養学
- 1.産学連携による商品開発の動向
- 2.薬機法との関連
- 3.今後の展開予想
■講義概要
「なにを、どれだけ」について研究が進んできた栄養学に対して、「いつ」というタイミング要素を加えた新しい栄養学が、「時間栄養学」である。食・栄養は体内時計の調節に繋がり、体内時計により支配された食物の吸収・代謝・排泄に合わせた食・栄養のタイミングを考えることが大事である。体内時計を健康に保つことは、生活習慣病、がん、老化の予防だけでなく、ウェルビーイングに繋がる。体内時計や睡眠を調節する機能性食品成分探索は、ホットな研究、開発分野である。
本講義では、時間栄養学について初めて学ぶ方を対象に、時間栄養学の基本的な考え方から、時間栄養学で今分かっているエビデンス、商品開発における課題、さらには今後の展開について、1時間程度でスピーディーに学ぶことができる。さらに深く、体内時計の基礎や、研究開発方法まで学びたい場合は、3時間コースに進んで下さい。
「なにを、どれだけ」について研究が進んできた栄養学に対して、「いつ」というタイミング要素を加えた新しい栄養学が、「時間栄養学」である。食・栄養は体内時計の調節に繋がり、体内時計により支配された食物の吸収・代謝・排泄に合わせた食・栄養のタイミングを考えることが大事である。体内時計を健康に保つことは、生活習慣病、がん、老化の予防だけでなく、ウェルビーイングに繋がる。体内時計や睡眠を調節する機能性食品成分探索は、ホットな研究、開発分野である。
本講義では、時間栄養学について初めて学ぶ方を対象に、時間栄養学の基本的な考え方から、時間栄養学で今分かっているエビデンス、商品開発における課題、さらには今後の展開について、1時間程度でスピーディーに学ぶことができる。さらに深く、体内時計の基礎や、研究開発方法まで学びたい場合は、3時間コースに進んで下さい。
- 1.時間栄養学の背景を知る。
- 2.時間栄養学の基礎を理解する。
- 3.時間栄養学の現状を知る。
- 4.時間栄養学の食品開発への応用例を知る。
約1時間
アカウント発行日から4週間
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