- UXの定義(ISO版、「UXの父」版、講師版)
- 「誰のためのデザイン?」
- UXが重要になってきている理由
- ユースケースと機能の関係性
- A/Bテスト
- ユーザビリティテスト
- ペルソナ法
- 業務の概要
- 課題と問題点
- 技術的提案
- 技術的成果
- ユースケースを網羅的に洗い出す
- ユースケースシナリオを策定する
- UXチェックリストを策定する
- UXテストを実施する
- UX品質の評価を行う(UX品質の捉え方)
- 設計の改善につなげる(設計へのフィードバック)
近年モノづくり界では,ユーザーエクスペリエンス(UX)というキーワードが急浮上しています。日立製作所や東芝などの製造業大手が,UX専門の組織を立ち上げ,巷(ちまた)では「UXデザイナー」という職種の求人も増加傾向にあります。 UXという用語の定義は本講座で丁寧に解説しますが,一言で言うと,「製品の使い勝手やユーザーの満足度」を指す概念だと考えてください。営業マンの用語で言うと「CS(Customer Satisfaction:顧客満足)」とほぼ同じ意味です。 機能や性能といった技術面が優れている工業製品やサービスであっても,UXの考慮が欠けていると顧客の不評をうけてしまいます。21世紀のビジネスにおいて,UXは生き残りのための至上命題となりつつあります。 近年では,UXを向上させるのに役立つ方法論(メソッド)が体系化されつつあり,シリコンバレーを筆頭とする米国では,UX向上に役立つ設計開発テクニックのノウハウが確立しつつあります。ものづくり全般の「設計開発」のテクニックの話ですので,IT(ソフトウェア)は勿論のこと,ハードウェアの設計開発にも応用可能です。このテクニックを習得することでUX向上を実現できる(再現性がある)ことから,まさに,UXは「ユーザー満足度向上の科学」と言えます。 他方,残念ながら,日本のエンジニアにUXの思想が浸透しているとは言い難く,かつ,UXに関する知識を体系的に分かりやすく学べる教育プログラムも普及していません。その背景として,日本国内のUXが発展途上であり,UX向上業務を実際に経験したエンジニアの絶対数が少ないことがあります。 講師は大手IT企業にてUX向上業務を実際に経験しました。そして,その経験とノウハウに基づき,日刊工業新聞社より「UX虎の巻」という専門書を発刊しております。 本講座では,講師秘伝のUXの極意を余すこと無く体得して頂けます。 受講後には,エンジニアリング業務に対する人生観が根本から変わることを断言致します。 是非,ご受講ください。
22,000円(税込)
約2時間
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