講座ID |
tdo2022102902 |
ジャンル |
機械 |
タイトル |
やさしい非鉄金属材料入門 |
講師名 |
吉村泰治 |
経歴 |
技術士 1994年 芝浦工業大学大学院 工学研究科 金属工学専攻 修了、2004年 東北大学 工学研究科 博士後期課程 材料物性学専攻 修了。技術士(金属部門)、博士(工学)。著書に、『パパは金属博士!(技報堂出版)』、『銅のはなし(技報堂出版)』、『トコトンやさしい金属材料の本(日刊工業新聞)』。連載として、『生活を支える金属 いろはにほへと(大河出版「雑誌ツールエンジニア」, 2013年4月~2019年10月・隔月)』、『モノづくりを支える金属元素 いろはにほへと(大河出版「雑誌ツールエンジニア」, 2021年2月~2023年6月・隔月)』。 |
講座概要 |
動画時間:約2時間00分(120分) 視聴期間:視聴開始日(アカウント発行日)から4週間 ※何度でも視聴可能です テキスト:電子データ(ご自身でダウンロード) 受講料:15,400円(税込) 備考:この講座はオンデマンド専用として作成された講座です |
講座内容 |
<概要> 金属材料は、樹脂材料やセラミックス材料と並ぶ工業材料の1つです。金属材料を大別すると、鉄鋼材料と非鉄金属材料に分けられます。非鉄金属材料は、鉄を主成分とする鉄鋼材料以外の金属材料全てを対象としており、銅、アルミニウム、チタン、マグネシウム、亜鉛、金、銀、錫、鉛などが挙げられます。これらの非鉄金属材料は、鉄鋼では得られない優れた特性を有しているだけでなく、構造材料から機能材料まで、その用途が幅広いことで知られています。また非鉄金属材料は、鉄鋼材料へ添加することにより、鉄鋼材料の特性を向上させる役割もあります。 今回の講義では、金属材料、樹脂材料、セラミックス材料といった工業材料全体について触れた後に、強度や延性、錆びやすさ、電気や熱の伝えやすさなどの金属材料の基礎知識について平易な内容で分かりやすく解説します。その上で、本講義の主題である非鉄金属材料について、その特徴と用途、加工方法に関して、代表的な非鉄金属材料である銅、アルミニウム、チタン、マグネシウム、亜鉛を題材として具体的な事例を交えながら解説し、非鉄金属材料の材料選定指針を示します。最後に、最近のトピックスを交えながら、非鉄金属材料の今後について紹介します。 <プログラム> Ⅰ.金属材料の基礎知識 1.工業材料(金属材料、樹脂材料、セラミックス材料)の特徴 2.金属材料の強さとしなやかさ 3.金属材料の錆びやすさ 4.金属材料の電気と熱の伝えやすさ 5.純金属と合金の違い Ⅱ.非鉄金属材料の特徴と用途、材料選定指針 1.金属材料の分類 2.銅およびその合金 3.アルミニウムおよびその合金 4.チタンおよびその合金 5.マグネシウムおよびその合金 6.亜鉛およびその合金 Ⅲ.非鉄金属材料の加工プロセス 1.金属加工プロセス概論 2.鋳造加工 3.塑性加工(圧延・押出・プレス) 4.表面処理加工 Ⅳ.非鉄金属材料のこれから 1.環境対応 2.リサイクル |
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