【講座ラインアップ】
講師:株式会社テクノ・インテグレーション 代表取締役 出川 通氏
東北⼤学⼤学院修了(⼯学博⼠)。⼤⼿メーカーにて、20年以上にわたり、研究開発部⾨での企画や複数の新規事業を⽴ち上げた後に独⽴し現職。MOT(技術経営)やイノベーションのマネジメント⼿法を⽤いて多数の企業むけに開発・事業化のコンサルティングや研修、実践マネジメントなどを⾏っている。早稲⽥⼤学・東北⼤学・島根⼤学・⼤分⼤学・⾹川⼤学などの客員教授、複数のベンチャー企業の役員、経産省、⽂科省、農⽔省、NEDO、JST各種評価委員。⽇経BP社「テクノロジー・ロードマップ」の創刊から現在継続中の5版の責任監修者。『図解研究開発テーマの価値評価』(2018)、『図解 開発・事業化プロジェクト・マネジメント⼊⾨』(2017)、『図解 実践ロードマップ⼊⾨』(2015)、『図解 実践MOT⼊⾨』(2014)、『図解 実践MOT マーケティング⼊⾨』(2017)、『図解 実践オープン・イノベーション⼊⾨』(2017)、『ロードマップの誤解をとく本︔未来創りツールの作成と活⽤のノウハウ』(2019)(いずれも⾔視舎刊)等、著書多数。
Part① MOT 概論︔実践MOT(技術経営)⼊⾨ 〜新規事業を成功させる⽇本的MOT の概要と事例紹介〜
- ・⽇本の製造業のおかれた位置と環境変化
- ・経営からみた、環境変化への対応策
- ・プロダクトライフサイクルとMOT、MBA
- ・技術のマネジメント(ハイテクとローテク)
- ・技術コア、市場ニーズからの製品・商品構想とは
- ・顧客視点での事業化の構想⼒とは
- ・その基礎と区分けの意味・・・カテゴリー(領域)とキャズム
- ・顧客対話と新商品の価値とは・・・ベネフィットと対話
- ・⾒えないマーケットの予測・・・フェルミ推定の活⽤
- ・ロードマップと実践MOTと経営上の意味
- ・技術ロードマップ策定と事業構想プロセス
- ・事業戦略と技術ロードマップの融合と統合化
- ・共創(顧客とパートナー)と協創(仲間とアライアンス)のマネジメント
- ・ベンチャー・中⼩企業と既存企業の経営の違い
- ・開発パートナーと産学官連携の展開
- 1.開発/事業化段階のプロジェクト・マネジメントができる
- 2.イノベーションにかかわるアライアンス、パートナー、コミュニケーションがわかり
実践できる - 3.新規事業の社内体制作りや人材育成の実践の勘所が理解できる
- 4.現在、日本の経営者・管理職・技術者などに必須といわれる「両利き」のマネジメント
の基本がわかる
Part② 技術・経営・事業と研究開発をつなげるロードマップ作成・活⽤
- ①ロードマップと経営マネジメントの⽴場︓イノベーション経営へ
- ②ロードマップ創りに役⽴つ4つのステージ︓実践MOT とは
- ③新事業展開⽅法(MBA とMOT)の考え⽅とキーワード
- ①時間軸で考えることで、未来の共通認識が起こる
- ②技術コアからの事業・商品構想とは
- ③ロードマップ策定の⼀般プロセスと事例
- ①企業経営におけるロードマップと戦略
- ②統合ロードマップの作業プロセス概要
- ③新規事業と統合ロードマップの作成プロセス
- ④MOT マーケティングによるロードマップの検証作業(概要)
- ①統合ロードマップを活⽤に落とし込む
- ②経営層への説得のポイント
- 1.ロードマップの視点によるR&Dテーマや事業部開発テーマの位置づけ、既存各種の
ロードマップの意味や使い方が明確になる。 - 2.暗黙知を形式知化でき、経営側への説明(MBA・MOTなどの共有化)や他部門との
良好なコミュニケーションが可能となる。 - 3.結果として、新事業を目指すテーマの予算・人材獲得などの実践と研究開発成果の
高評価につながる。
Part③ オープン・イノベーションによる産学・中⼩企業連携のマネジメント 〜新商品・新事業を共創、協創により速やかに成功するノウハウと実践事例〜
- ・⾃前主義からの脱却と「ものづくり」の変遷
- ・オープン・イノベーションの位置付けと実践MOT,研究開発マネジメントとの関係
- ・オープン・イノベーションとは何か(共創と協創)
- ・プロダクトライフサイクルとオープン・イノベーションの必要性
- ・連携を成功させるポイント︓空間的・時間的ポジショニング
- ・⼤企業とベンチャーの利点・⽋点と相互補完
- ・共創と協創のタイミングと組み合わせ
- ・⽇本の開発系中⼩企業のオープン・イノベーション実践事例
- ・⼤学・産業界のオープン・イノベーションの役割と官公庁の⽀援イメージ
- ・オープン・イノベーションを⽬指した産学連携のチェックポイント
- ・産学官の発想と判断基準の違い
- ・開発下請けと開発パートナーの違い
- ・開発パートナー型ビジネスモデル
- ・⼤企業と中⼩企業におけるパートナー型ビジネスのために
- ・オープン・イノベーションと知的財産の意味
- ・事業化へのステージと知財マネジメントイメージ
- ・学官サイドが⽬指す特許の⼆つの⽅向
- ・イノベーション型知財における価値判断の難しさと対応
- 1.実践オープン・イノベーション入門として初歩から実践応用(事例)までを理解できる
- 2.具体的にイノベーションによる新規事業創出や知財の扱いなど発想や思考法が得られる
- 3.アライアンス相手と価値を実現する「協創」、対象顧客と価値を見出す「共創」の
共有ができる - 4.具体的な産学連携、ベンチャー・中小企業との連携などの注意点とノウハウなどが
得られる
Part④ 新事業創出への開発・事業化プロジェクトの基礎と実践 〜社内起業によるイノベーションのマネジメントの実際〜
- ・製造業における新規事業の重要性と現状
- ・研究・開発から商品化・事業化のステージと障壁を突破するために
- ・プロジェクト・マネジメント組織とは
- ・プロジェクト・マネジャーの役割とミッション
- ・⼈、技術、⾦に関するマネジメント
- ・開発ステージのプロジェクト・マネジメント
- ・事業化ステージのプロジェクト・マネジメント
- ・スケジュール管理とマイルストンの設定と実⾏
- ・ミーテングと会議の実施内容と⽅法
- ・リスクマネジメントとリスクヘッジ
- ・ロードマップとビジョン作成の重要性と考え⽅
- ・ビジネスプランとプロジェクトの関連など
- ・企業内起業(コーポレートベンチャー)のプロジェクト・マネジメント
- ・開発ベンチャー企業のプロジェクト・マネジメント
- ・企業内起業(コーポレートベンチャー)のプロジェクト・マネジメント
- ・開発ベンチャー企業のプロジェクト・マネジメント
- 1.開発/事業化段階のプロジェクト・マネジメントができる
- 2.イノベーションにかかわるアライアンス、パートナー、コミュニケーションがわかり
実践できる - 3.新規事業の社内体制作りや人材育成の実践の勘所が理解できる
- 4.現在、日本の経営者・管理職・技術者などに必須といわれる「両利き」のマネジメント
の基本がわかる
Part⑤ 研究開発テーマ評価の考え⽅と実践
- ①研究開発テーマ選定・評価を可視化させるためにまず知っておくこと
- ②取り上げる研究開発テーマの区分︓⽬的、対象と進捗ステージ
- ③研究開発資⾦の性格と企業価値の向上
- ①経営側から⾒たR&Dへの期待変化と対応
- ②研究開発におけるイノベーションのプロセスと選定・評価の重要性
- ③研究開発評価における費⽤対効果の考え⽅
- ①研究開発(テーマ)選定・評価の現状と課題
- ②R&Dの事業性評価と投資回収の考え⽅の基本
- ③事業性評価へのファイナンスの基本 (DCF法、NPV法、IRR法と適⽤範囲)
- ④未来の不確定性をどのように定量的な判断に取り⼊れるか
- ⑤ステージ(ゲート)法の基本と、実践的な活⽤法の整理
- ①TIG 法の概略とその可能性︓経営者と推進者を共有化
- ②TIG 法の研究開発テーマの具体的な適⽤イメージ
- ③TIG 法の応⽤事例︓具体的な適⽤プロセス例とテーマの優先判断事例
- ①選定・評価法の内容整理と適⽤範囲への考え⽅
- ②定性的、定量的な⽅法と可視化のまとめ実践的な検証⼿法と有効性
- ③まとめと質疑応答
- 1.各種 R&D テーマ(多数の既存事業、新規事業対象など)の選定と評価の基本的考え方
が明確になる - 2.経営者や上級幹部でも理解できるテーマの選定・評価の可視化マップなどを示すことで
研究開発への相対的な投資判断の迅速化を提供できる - 3.特に不確実性の高い将来の事業化を目指すイノベーティブな研究開発テーマの選定判断
と評価への考え方の基準設定実務が可能になる - 4.研究開発における社内の評価や選定基準が可視化され、担当者のモチベーションや
経営側の意思決定のかかわりなどが向上する
Part⑥ 研究開発者のためのマーケティング⼊⾨と実践的活⽤
- ・現在の企業と研究開発者が置かれた状態の認識
- ・R&D,MOT、MBAの位置づけとマーケティング
- ・MOTマーケティングの基本コンセプトと実際の流れ
- ・マーケットの分類(PLC、カテゴリーわけ)と戦略
- ・イノベーション・プロセスへのキャズム理論の適⽤
- ・マーケティング戦略とは︓仕様からベネフィットの転換
- ・技術とマーケットの対話と関係
- ・マーケティングを利⽤した開発成功の実際事例
- ・存在しないマーケットの推定理論︓フェルミ推定法
- ・フェルミ推定を⽤いたマーケットのサイジング問題と解法例
- 1.研究開発テーマ設定・評価につながる顧客のニーズ、価値を明確にすることが可能になる
- 2.潜在ニーズを顧客との対話により探り出す要領がつかめる
- 3.まだ存在しないマーケットの推測と定量化の勘所がつかめる
- 4.技術開発テーマが市場とどのようにかかわるかの視点が得られる
- Q︓Part 単位での受講はできますか︖
- A︓可能です。各Part、受講料22,000 円(税込)/視聴期間4 週間で承っております
- Q︓社内研修として、2,3つのPart を部署単位(10 名上)で利⽤したいと考えていますが、そういったことは可能ですか︖
- A︓可能です。過去にも、社内研修として多数の企業様にご利⽤いただきました。
ご希望する講座(Part)や視聴期間、視聴⼈数、また、ご予算などをお知らせいただければ、お⾒積りさせていただきます。
是⾮、お気軽にお問合せください。
※お問合せ先︓ ㈱テックデザイン オンデマンドチーム:ondemand@tech-d.jp
1アカウント 88,000円(税込)
テキストの追加購入は1セット9,900円
約18時間
お申込から180 ⽇間 ※期間中は何度でも視聴できます
カード決済または銀行振込
・カード決済の場合は後日決済用のメールをお送りいたします。
・銀行振込の場合はお申込みフォームからお申込みいただいた後、
請求書を郵送いたします。請求書に記載の支払口座にお振込みください。