講師:TSF自動化研究所 代表(東海大学 工学部 元教授(現非常勤教員))
村山省己 先生
村山省己 先生
(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。また、国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり、首席検定委員も務める。2016年より東海大学工学部教授となり、2019年に独立。現在は企業の工場の自動化や、東京都中小企業振興公社にてロボット導入などの相談員、診断員としても活躍している。著書に国内・海外生産の品質安定化を実現する グローバル自動化ラインの基礎知識 加工・組立ライン編(2018年 日刊工業新聞社)などがある。
※この映像は2020年に撮影を行いました。
講習会について
- 1. 2本の柱・・・製造現場のムダの排除ともうかる生産方式について
- 2. ジャストインタイム・・必要なモノを、必要な時に、必要なだけ造り運ぶが基本
- 3. 自働化・・・自動化と自働化の違い、品質を工程で作り込む仕掛け
- 1. 作業標準と作業改善・・・人と機械の作業改善、可動率向上の着眼点のポイント
- 2. 段取り改善・・・外段取り化、シングル段取り化、順次段取り化、段取り替えレス化
- 3. 設備改善・・・JIT生産対応設備、作業の直線化、自動化に向けた着々化の考え方
- 4. レイアウト改善・・・IO一致の原則とU字配置、一個流し生産、少人化のレイアウト
- 5. ムダの気づきと職場改善・・・品質・作業・能力・可動率の改善の気づき力向上
- 1.生産性向上の取り組み事例・・・超小型複合機の開発と一貫自動化ラインの構築
- 2. IoTを活用した先進的モノづくり・・・リモートモニタリング、個体管理、傾向管理
- 3. 工場の生産性向上に向けて・・・革新的生産性向上の設備仕様、生産性評価の尺度
- 1. 加工工程自動化の設計・・・セットアップエンジニアリングの自前化設計で他社を圧倒
- 2. 組立工程自動化の設計・・・モニタリング設計で可動・品質・保守の遠隔監視
- 3. 試験工程自動化の設計・・・コンカレントエンジニアリングの自動化設計が成功の道
- 1.AL鋳造品の鋳造後の自動化実施例・・・自動化の検討からロボット導入までの手順
- 2. ロボット導入による自動化の事例
- ・切削加工工程の自動化・・・垂直多関節型ロボット
- ・充填・包装工程の自動化・・・双腕型ロボット
- 1. ロボットの活用の実態・・・生産台数と使用状況について
- 2. どんなところでロボットを活用するか・・・ロボット導入のポイントについて
- 3. ロボットを導入する課題と対策・・・協働ロボット・ピッキングロボット・AHC
- 1. ロボットの種類と選定のポイント・・・標準ロボットを走行型にグレードアップ
- 2. ロボットの役割と自動化のポイント・・・自動化ラインを3Dで俯瞰しムダを排除
- 3. ロボットの導入台数削減のポイント・・・ロボット動作から適正台数を見極める
- 1. 自動化に不可欠な自己完結型設備とは・・・品質を作り込み品質を管理する設備設計
- 2. 不良品を作らない流さない設備づくりとは・・・事例から学ぶこれが品質管理の仕組み
- 3. 止まらず故障しない設備にするためには・・・稼働率と可動率の違い/可動率の改善方法
- 1. 機械加工工程の自動化にロボットを使用したレイアウト設計から
- 2. 3Dの動作シミュレーションを観てムダを排除した対策案を考えてみよう
- 1. 演習で検討した結果発表
- 2. 事例演習の検討例解説
- 1.ロボットを導入する前にやるべき5つの工場の改善手法について習得する
- 2.生産性を上げるためのIoTや自動化構想設計の具現化について習得する
- 3.ロボットの導入に必要なロボットの知識と導入までのプロセスについて習得する
- 4.ロボットを活用した生産の自動化を行う場合に必要な実践力を演習から習得する
33,000円(税込)
約6時間
アカウント発行日から8週間
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