tech-od-709

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  • tech-od-709
    参加者

    3点識別法について質問があります。基本的な質問で申し訳ございません。
    従来品Aと改良品Bがあったとして、AとBは識別できるか見るために、50人のパネルにAAB(25人)またはABB(25人)のいずれかの組み合わせで与え、
    異なったと思うものを選ばせた。結果、組合せによって識別有無に差があった場合、AとBの製品に差はあるといえますでしょうか。
    また、このような評価を行う場合は、AABまたはABBを個別で評価するのではなく、全パネルの正答数で評価すべきでしょうか。
    ご教授頂けると幸いです。

    有意水準1%の場合
     組合せ  正解者数  識別 
     AAB     11    不可
     ABB     15     可

    回答
    3点試験法の場合、個々の評価者にAとBの識別試験をn回行って、n回の内、何回正解したかで、各個人がAとBを識別できるか否かを調べるものと、n人の評価者に、それぞれ1回ずつAとBの識別試験を行って、n人の内、何人がAとBを識別できたかということで、AとBに識別可能な違いがあるかを調べるものの、2つのタイプの試験があります。
    今回のご質問は、後者のタイプの3点試験法の結果の処理のことだと思います。
    結論から申しますと、AABとABBの2条件の結果をあわせたもので、検定します。つまり、評価者(n)は25+25=50名で、正解者(k)は11+15=26名ということになります。
    この結果を用いて、2項検定を行うか、検定表を用いて検定します。
    検定表によれば、n=50,k=26の場合、正答数(k)が26以上であれば1%水準で有意になりますので、今回のデータでは、1%水準で有意となり、試料AとBは危険率1%で識別可能な違い(有意差)があるといえると思います。

    • この返信は2年、 3ヶ月前にT・Oが編集しました。
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