格付け法【テックデザイン官能評価シリーズ】

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  • #12828 返信
    T・O
    キーマスター
    #28276 返信
    T・O
    キーマスター

    質問:フィッシャーの正確検定の例題について手順②で2人がAを嫌いで7人がBを嫌いとした確率を求めましたが、手順④では対立仮説を支持する2種類のパターンについて検討するのはなぜですか。

    回答:例えば、t検定を行うときに検定統計量のtの値を求め、そのt値になる確率だけでなく、そのt値以上になる確率もすべて求めて、それらを加算した確率が5%以下であれば、5%水準で有意とします。χ2乗検定の場合も同じで、検定統計量のχ2乗値を求め、そのχ2乗値になる確率だけでなく、そのχ2乗値以上になる確率をすべて求めて、それらを加算した確率が5%以下であれば、5%水準で有意となります。

    フィッシャーの直接法も同様に考え、全体の有意確率は、手順②で求めた確率だけではなく、それよりもまれにしか起こらないケースの確率をすべて足し合わせた値になります。それよりも まれにしか起こらない ケースの確率というのは、手順②の度数の分布よりも、もっと偏った度数の生じる確率のことで、それらの確率をすべて加えると求める確率になるということです。

    • この返信は1年、 10ヶ月前にT・Oが編集しました。
    #33263 返信
    T・O
    キーマスター

    #34527 返信
    tech-od-1483
    参加者

    質問:
    格付け法は農産物の等級付けなどに用いられると理解しましたが、同時に評価するサンプルによって同じサンプルを評価してもカテゴリーが変わってきてしまうように感じます。同じ基準で評価を複数回で行いたい場合、基準品を入れて評価するのでしょうか。

    <回答>
    評価試料の組み合わせを変えると、格付け法の評価がずれてしまうことへの対処法ですが、仰るように基準品を入れて評価するというのは、良い方法だと思います。
    パネルの訓練も必要かもしれません。

    • この返信は2ヶ月、 3週前にT・Oが編集しました。
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