講師:CS-HK 代表 上條 仁氏
1983年 ㈱日立製作所入社。電力や自動車用の半導体設計開発に従事した後、半導体グループ品質信頼性保証本部にてISO9001&QS9000(現IATF16949)認証担当、兼・全社品質改善活動担当として品質機能展開等で日立全社の普及展開活動を推進する。2002年 ㈱日立製作所退社し、CS-HK設立。大手企業を中心に品質機能展開・TRIZ、FMEA・FTA、DR、ISO9001、IATF16949等のコンサルタントとして活躍中。著書には、『本気で取り組むFMEA』(日刊工業新聞社)、『本当に役立つTRIZ』(日刊工業新聞社・共著)、『常識をくつがえすモノづくり発想法講座』(工学研究社・共著)がある。
※この映像は2020年5月27日(水)ライブ配信を行いました。
講習会について
- 1.本来の未然防止とは
- 2.未然防止の区分け(問題解決/再発防止/故障予測)
- 3.未然防止活動に有効な道具とその使い分け
- ・品質表
- ・信頼性ブロック図
- ・機能図
- ・QC7つ道具
- ・なぜなぜ分析
- ・比較分析法
- 4.FTAとFMEA
- ・比較
- ・期待効果
- ・実施上の心構え/要点管理など
- ・失敗例
- 5.効率的な未然防止活動の実施時期とは
- 6.FTA実施の明確化のために
- ・品質機能展開
- ・信頼性ブロック図
- 1.FTAの活用法
- ・未然防止のため
- ・故障解析のため
- ・FMEAとの併用
- 2.FTAの留意点
- ・不具合情報
- ・類似品情報
- ・メンバー
- 3.FTAの実施手順
- ・実施準備
- ・不具合事象の把握と定義
- ・不具合事象の要因への展開
- ・各要因の重要度の評価
- ・是正措置、検討結果のまとめ
- 4.FTAの基本的な論理記号
- 5.基本事象の抽出
- 6.FTAの実践ポイント
- 7.FTAの実施例(事例)
- ・定量評価
- ・定性評価 他
- ※事例:モータが始動しない、動力芝刈機のエンジンが始動しない
- 1.信頼性ブロック図作成演習(20分)
- ・FTAの準備段階に必要なもののひとつの信頼性ブロック図の作成の個人演習
- 2.FT図作成演習(30分)
- ・FT図の作成演習、自転車ベルを事例にしての実施、2パターンの個人演習
- 1.問題解決/再発防止(FTA)/故障予測(FMEA)の役割や違いと、未然防止の本来の意味
- 2.FTAの基本的な実施手順や活用法
- 3.効率的な実施法や上手くいかないときの原因など、教科書には載っていないようなコツや注意点
22000円(税込)
約6時間
アカウント発行日から4週間
※テキストは申込の翌営業日以内(休日を除く)に発送