講師:株式会社メドインフォ 代表取締役 医学博士 嵜山陽二郎 氏
1993年 東京大学医学系研究科博士課程修了。医学博士。複数の製薬メーカーで非臨床/臨床試験の計画~解析の業務に従事。また、社内で100回を超える統計解析の授業を実施し、臨床統計学・看護研究における統計学の教育にも携わる。製薬メーカーに勤める傍ら、2014年株式会社メドインフォを設立。医療統計学、医療英語翻訳、医薬品関連情報の提供、コンサルティング業務のサービスを提供している。WEBサイト:「医療統計学は超簡単!(http://iyakustat.info/)」を運営中。>
講習会について
Pythonはシンプルで読みやすい言語で、面倒なコンパイルを行う必要がなく、結果を逐次確認しながら実行でき、初心者でも理解しやすく、しかも多目的に適用可能なため、現在最も人気のある言語の1つとなっています。 このPythonは統計解析にも向いた言語であり、簡単な記述統計量の計算から複雑なモデルによる予測、きれいなグラフ表示に至るまで、簡単なコードで実現することができます。
統計を扱う言語というとRが有名ですが、Rは他の言語で作られたアプリケーションとデータを行き来させる必要があるのに対し、Pythonは汎用性がありシステム上にシームレスに実装できるというメリットがあるため、統計解析における活用がますます期待されております。
本講座では、統計解析の基本的な考え方や手法をPythonを通じて初心者にもわかりやすく解説し、講座終了後にお手元のPC上ですぐにでも実行・活用できることを目標とします。
- (1).統計解析が重要視される背景【データ分析】
- (2).統計解析ソフトの選択肢の増大【統計ソフトの現状】
- (3).プログラミング言語の多様化とPythonの位置づけ
- (4).PythonとRの違い【両者の特徴】
- (5).オブジェクト指向
- (6).Pythonを使うために【PC環境の構築】
a.ANACONDAのインストール
b.Jupyter Notebookを使う
- (1).簡単プログラミング【演算、変数、条件分岐など】
- (2).基本モジュールとそのインポート【numpyの使い方】
- (3).データを読み込もう【pandasの使い方】
- (1).Pythonによるベクトルの計算
- (2).Pythonによる行列の計算
- (3).Pythonで連立方程式を解く
- (1).平均と標準偏差の計算【pandas/numpy】
- (2).パーセント値の計算 【pandas/numpy】
- (3).散布図【pandas/matplotlib】
- (4).ヒストグラム【pandas/matplotlib】
- (5).推定【95%信頼区間】
- (6).検定【t検定、カイ2乗検定】
- (7).回帰【直線回帰分析】
- (1).分類【サポートベクターマシン】
- ・Pythonの基礎
- ・統計解析の基礎
- ・Pythonによる機械学習の基礎
22,000円(税込)
約2.5時間
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