テックデザインtop › フォーラム(掲示板)一覧 › テックデザイン講座 質問と回答集 › 【Q&A】技術・研究開発者のための製品企画・提案・プレゼン力を鍛えるシリーズ講座
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R.I.キーマスター
Q&Aの掲示板です。
「講義中聞きそびれたこと」「講義後に疑問に思ったこと」「これからの講義で聞きたいこと」などがあれば、お気軽にご投稿ください。
また、「講義中に出た質問のうち、お答えできなかった質問」についてもこの掲示板を通してお答えする予定です。※「お名前」は仮名で構いません
※システムの都合上、「メール」アドレスが必須ですが、公開はされませんのでご安心ください
※「ウェブサイト」は無記入で構いませんテックデザイン事務局ゲスト<参加者の皆様>
テックデザイン事務局です。本日はお忙しいところありがとうございました。
参考までに投稿例を記入します。是非お気軽に投稿し、学習効果を高めてください。<記入例>
北原先生
本日のご講義ありがとうございました。
2点の質問があります。よろしくお願いします。1.お勧めの本について
日立製作所在籍中は、ビジネスセンスを磨くためにいろいろな本を読まれていたお話がありましたが、
マーケティングの分野で特におすすめの本があれば教えてください。2.気になるビジネスモデルについて
講義中、いろいろなビジネスモデルを見せていただきましたが、
最近、気になっている・面白そうだなと思うビジネスモデルはありますか?北原義典ゲスト事務局様
こちらこそ、今日はお世話になりました。事務局さんも今日のレクチャを聞いていて下さったんですね。
1.お勧めの本について
会社時代ビジネスセンス、マネジメントセンスを身につけるのにもっとも読みやすく役立った本は
・西村克己「よくわかる経営戦略」日本実業出版社 1999.9
でした。他にも
・池尾恭一「マーケティング・ケーススタディ」碩学舎 2011
・古川一郎、 守口剛、 阿部誠「マーケティング・サイエンス入門」有斐閣 2011.4
・赤松幹之「サービス工学 : 51の技術と実践」朝倉書店 2012.11
・フレッド・デイビッド編、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科訳「経営戦略ケース集」中央経済社 2007.7
・松永美弘「実践的経営戦略論」 学文社 2011.4
なども役に立ちました。大学に移ってからは、
・根来龍之「ビジネス思考実験」日経BP社 2015.12
・カデナクリエイト「図解&事例で学ぶビジネスモデルの教科書」 マイナビ 2014.3
・今枝昌宏「ビジネスモデルの教科書」 東洋経済新報社 2014.4
・川上昌直「ビジネスモデル思考法」 ダイヤモンド社 2014.11
・平野敦士カール「カール教授と学ぶ成功企業31社のビジネスモデル超入門!」 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2012
・アレックス・オスターワルダー, イヴ・ピニュール著 ; 小山龍介訳「ビジネスモデル・ジェネレーション : ビジネスモデル設計書」 翔泳社 2012
などが、読みやすくビジネス感覚が身につきました。時間軸上でビジネスモデルがどう変わってきたかを紹介している
・三谷宏治「ビジネスモデル全史」 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014.9
もいいのではないかと思います。2.気になるビジネスモデルについて
最近、このコロナ禍らしいなあと思ったものが、
・ホテルでドタキャンがあった時、その情報を即座にネットで発信し、安いコストで宿泊を受け付ける
・アパレルショップで大量に売れ残って捨てるしかない洋服を、ネットで公開し、少し安く売ったら、かなり売れたという話
これらは、同じタイプのビジネスモデルで、今日お話した2次利用モデルとネットを組み合わせたものですね。
もう一つが、
・自分の家の空きスペースを利用して、机やいす、皿などが置いてあって、料金を払うと蹴って壊したり、落として割ったり、投げつけたりしてストレスを発散させるサービス
これは、今日お話した場の提供モデルになるのかなあと。R.I.キーマスター本日はありがとうございました。
念のため、エクセルの分析ツールのアドイン方法をアップします。
北原義典ゲスト第2回目の主成分分析の話の際に、固有値、固有ベクトルの意味するところがわからないというご質問がありました。質問された方にはメールで個別に説明しましたが、ここにも掲載しておきます。
(1)まず、一般にベクトルは行列をかけてやると、方向と大きさが変わる。
(2)ただ、行列をかけてやっても方向が変わらず大きさだけが変わる場合に、固有ベクトルと
呼ばれる。大きさの倍率が固有値。
(3)主成分分析では、重なったデータをばらけるように軸を回転する。
(4)固有ベクトルとは、変量 x1、 x2、 … xn に対し、新しい変量pを
p = a1x1 + a2x2 + … + anxn
のように線形結合で作り出し、その分散を最大にする係数の組(a1、a2、…、an)のこと。
つまり、ばらつきが最大になる軸を決めるということ。この固有ベクトルは1つではなく、
n個存在する。固有値が大きいほど、そのデータ集合の特性をよく表しているので、
固有値の大きい方からとる。たいていは2個をとる場合が多い。
(5)固有ベクトルを上から2つ選ぶということは、そのようなばらけ方が大きい順に2軸をとる
ということ。R.I.キーマスター遅くなりましたが、演習解答(t検定)をアップします。
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