時系列評価法

  • このトピックには1件の返信、1人の参加者があり、最後にT・Oにより4ヶ月、 2週前に更新されました。
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  • #35056 返信
    T・O
    キーマスター

    時系列評価法はこちら

    • このトピックはT・Oが4ヶ月、 2週前に変更しました。
    #35058 返信
    T・O
    キーマスター

    TDSについて、風味と食感の項目が選択肢としてあると評価が難しいように感じます。
    例にも風味と食感が混じっていましたが、TDSは一番強く感じた感覚であるため、入り混じるのが普通なのでしょうか…
    例えば、チョコレートがコーティングされているアイスの場合、チョコの食感、チョコの風味、バニラアイスの食感、バニラの風味などしてもおかしくはないのでしょうか。

    回答:「例えば、チョコレートがコーティングされているアイスの場合、チョコの食感、チョコの風味、バニラアイスの食感、バニラの風味などとしてもおかしくはないのでしょうか」というご質問ですが、同じ感覚が生じても、パネルによって、チョコの食感と答えて今う人とチョコの風味と答えてしまう人がいたら、結果が異なってしまうことがあるかもしれません。チョコの食感とチョコの風味に大きな違いがないとすれば、評価語を一つに絞った方がいいように思います。
    時系列評価法は、TDS以外にも様々な方法があるのですが、TDSの場合は、複数ある評価語の中から各時点で一つだけしか選べませんので、同様なニュアンスがある評価語が複数あると、どちらを選ぶかで、結果が左右されてしまうことがあります。
    そこで、なるべく意味が重複しないような評価語を選ぶ必要があります。
    一方、評価語の数を絞ってしまうと、自分が知りたいすべての感覚の時系列変化を測定できないというジレンマが生じます。
    その点が、TDSがかかえる弱点ともいえます。
    その点を解決する方法としては、意味の重複があるような評価語は、一つに絞り、意味の重複がない様な評価語を選ぶか、複数の評価語を同時に選択できる時系列評価法を実施するかということになると思います。
    例えば、時系列評価法の中に、TCATA法があります。
    この手法では、各時点でパネルが選択できる評価語は一つだけでなく、複数の評価語を同時に選択することができます。
    各時点で一つの評価語しか選べないことで問題が生じるようでしたら、TDSではなく、TCATA法を実施するという手段もあります。
    時系列評価法には様々な方法がありますので、それらの中から、問題にしている課題に一番適した方法を選ぶという方法もあると思います。
    私が関係している(株)メディア・アイ(JSEMS)のホームページにそれらの手法の解説が載っていますので、そちらも参考にされたらいかがでしょうか。
    URLは、下記のとおりです。
    https://j-sems.com/j-sems%e3%81%ae%e6%a6%82%e8%a6%81/j-sems%e3%83%bbtime/

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