このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 賞味期限・消費期限の設定:上級編 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

この講座の入門編ともいえる「賞味期限・消費期限の決定方法・延長方法・検証方法」の中では現在期限にかかわるどのような問題が起きているのか、問題を解決するにはどうやればいいのかという問題を起点とした一問題一ソリューションの模索という単純化された方式で学んでいただくことに力点を置きました。しかし問題を解決するには物理化学・生物学的なツールだけでは無理で予見・探知を必要とする課題、消費者の心理の中にソリューションがあるものについては限られた時間の中ではカバーできませんでした。もっと複雑な問題の解決にチャレンジなさる方々のための足場を提供することをこの講座の目標としています。

 

賞味期限・消費期限の設定:上級編

 

 

 

コード tds20251203t1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2025年 12月 3日(水) 12:30~17:00
会場

テックデザイン セミナールーム(東京 飯田橋/九段下)

ご案内事項 15分程度の簡単な予習動画がありますので、事前に視聴してください。(開催1週間前のリマインドメールに視聴方法を記載します。)

【注意事項】
会場が変更になりました。(紙媒体の記載から変更となっています。)
受講料
(申込プラン)

会場受講: 39,600円 (消費税込)

 

●講師

一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 テックデザインパートナー講師 広田 鉄磨

ネスレのグローバル組織で海外勤務を 13 年経験、地方や国によって大きく食品安全の概念や座標が異なることを体感。帰国後は その経験をもとに 厚労省の HACCP 教育ツール開発グループメンバー、農⽔省主導の JFSM 創設準備委員会メンバー、JFS-A,B 監査員研修のテキスト編集。関⻄大学特任教授として食品安全を教えるかたわら 自ら創設した 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズの代表理事となって現在に至る。
広田氏解説のe-ラーニングオンデマンドで学ぶ”実務で役立つ熱殺菌” 【じっくり学ぶシリーズ 熱殺菌工学編】
新・食品産業を取り巻く食品安心安全リスク
何名でも見放題 食品品質向上シリーズ【e-learning】

●詳細

1.期限を規定する項目
・商品別に注意すべき項目(物理化学・生物学・栄養学・機能性成分・官能評価)
・それを律速している因子はなにか(温度、光、湿度など)
・因子のコントロールをどうやるか(遮断、抑制など)

2.とくに消費者がどう官能的に評価するかは最大級の期限律速因子となる
・「官能評価」の結果をどう「評価」するか
・段階的な期限延長というマーケティング上の手法

3.賞味期限・消費期限を延ばして何が得られるのか
・フードロスの削減?
・3分の1,2分の1ルールへの対応?
・異なる市場コンセンサスへの整合

4.延ばすか延ばさないかはリスクベネフィットコンセプトで判断
・延ばすことのリスクにはどのようなものがあるのか
・それよりかはベネフィットの方がはるかに大きいのか

【講義概要】 
 これまで賞味期限・消費期限の延長は、常に「善」とされる風潮のもと、一方向的に議論が進められてきました。しかし、期限延長には当然ながらリスクも伴います。期待されたメリットが得られず、逆に消費者苦情や品質問題が増加すれば、延長の取り組みそのものが企業経営に悪影響を及ぼす可能性も否定できません。
 多くの講座では「どう延ばすか」という手法に焦点が当てられていますが、「延ばした結果、何が起こるか」を冷静に検討する機会はほとんどありません。期限延長は技術的に可能である一方で、製造・流通コストの増加や、従来認識されていなかった新たな問題の発生など、慎重な判断が求められます。
 本講座では、期限延長のメリット・デメリットを網羅的に整理し、社内での合意形成と意思決定の重要性を強調します。HACCPの根底にある「Failure Mode and Effect Analysis(FMEA)」の考え方を応用し、期限延長という課題に対して多面的なリスク評価を行う、実務的かつ先進的な内容です。

【受講前に確認してほしいこと】
※アレニウス式が万能という解説もありますが、実際には保存試験において適用できるのはごくわずかです。アレニウス式の技術的な限界に強く触れますのでアレニウス式をいろんな場面で応用してみたいといった動機で受講なさった場合には期待が大きく裏切られます。
その代わり個別の事例に対して丁寧にフォローしますので出せる範囲で自社の商品に関する情報をご提示ください。(全体終了後に個別対応します。)
アレニウス式は化学反応による推定式であるため、この式で微生物の加速試験はできません。
食品ごとに反応速度が異なるため、実際と乖離する場合があります。
温度を上げると融解するものはできません。
加速試験とは別に通常の流通・販売温度での保存試験を行い、推定値に問題がなかったか確認することをお勧めします。



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