このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 山村正明 [専門家詳細] | テックデザイン

山村 正明

やまむら まさあき

所属/職名/学位 三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 統括担当者(知財支援活動) 元花王㈱ 特許部長
専門 知財戦略、研究者向け知財基礎教育、職務発明規程、社内の知財体制強化、良い明細書等の作成
職務経験 1975~1998年:花王株式会社の研究部門において、洗剤(アタック)や柔軟仕上げ剤(ハミング)などの開発、界面活性剤の応用開発などの研究室長を歴任、この間、250件の特許出願を行った。また、柔軟仕上げ剤の開発で2回の社長表彰を受賞した(工学博士)。

1998~2005年:花王株式会社の知財部門において、特許部長、知財センター部長として、知財戦略、出願戦略を企画実践するとともに、研究者向けの知財教育を実践してきた。

2005~2013年:宇都宮大学教授、知的財産センター長として、知的財産に関する講義を行うとともに、産学連携知的財産活動を行った。

2013~現在:三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社統括担当者として、特許庁・INPITの受託事業である中小企業の知財支援活動に従事している。
実績 1.主な講義及びセミナー等講師 
・宇都宮大学工学研究科「知的財産権特論」 他
・作新学院大学(ビジネスコース)「知財マネジメント特論」
・財団法人神奈川科学技術アカデミー(現地方独立行政法人神奈川県立産業技術総合研究所)

2.知財セミナー編集・講師
・テックデザイン講師 他

3.その他
・栃木県農産物知的財産戦略策定委員(2008)
・新とちぎ知的財産活性化推進方策策定座長(2013)
著作 1)「花王の研究活動と知的財産活動」:埼玉県化粧品工業会 会報27号, pp. 6~14(1998)
概要:花王株式会社の研究開発活動及び知的財産活動を事例を交えて解説した。

2)「職務発明について」:日本石鹸洗剤工業会 知的財産専門委員会編, pp. 1~22,pp. 47~66(2004)
概要:職務発明に関する特許法の条文及び諸外国の制度を調査・解説するとと
もに、職務発明の対価を巡る主な訴訟15件についての研究を行い、職務発明の定義及びその対価の額の算定の考え方を整理した。また、特許法35条(職務発明)改正の背景及び改正法の解釈を調査・研究し、職務発明に関する訴訟リスクを回避するための取扱い規程作成の指針を示した。

3)「特許権侵害訴訟における権利濫用についての研究」:日本石鹸洗剤工業会知的財産専門委員会編,pp. 5~10,pp. 15~20, pp. 48~51(2005)
概要:特許侵害訴訟における「特許無効の抗弁」に関して、キルビー最高裁裁
判の前後での判決の動向を調査・解析し、権利濫用について研究した。また、キルビー判決以後の特許法改正の背景及び改正法の解釈を調査・研究し、権利濫用の抗弁に関する適切な指針を示した。

4)「知的財産を活用した地域活性化マーケティング」:週刊農林,2006、14-15(2008)、2007,8-10(2008)、2013,9-11(2008)
概要:食品・農林分野の知財戦略について3回に分けて概説した。

5)「プロパテント時代の出願・権利化戦略」:研究開発リーダー,5,No.11,43(2009)、5,No.12,45)2009)
概要:知的財産判例を基に、知財リスクについて解説し、研究リーダーが備え
るべき知識及び知財戦略について2回に分けて解説した。

6)「化粧品研究開発者に必要な特許に関する知識」:Cosmetic Stage,6,No.7,p33~55(2012)
概要:化粧品等の化学系研究者にとって必要な特許に関する知識と強くて良い
特許明細書等の作成時の留意点を解説した。

7)「知財のイロハ」:日刊工業新聞社連載記事,(2006年8月~11月)
概要:知的財産に関する基礎的な知識とトピックスを12回の連載記事として発表した。

8)「栃木県「食と農」企業支援プロジェクト、産学官金連携による新しい地域活性化モデル」:地域戦略実践レポート(野村證券株式会社),No.2012H-01,(2012)
自己紹介 研究部門としての視点と知財部門としての視点からの実践的な知財活動を行ってきました。花王時代に体得した「顧客第一主義」と「走りながら考える」が、花王退職後での仕事の進め方に生かされているように思っています。花王時代には、5枚の始末書を会社に提出しましたし、3回の降格人事を受けるなど、起伏に富んだ楽しい会社生活を過ごしてきたのが私の勲章です。現在は、中小企業の知財活動支援で全国各地を訪れて活動しています。

趣味/特技:
若い頃は、将棋、麻雀、ドライブ、野球、ボーリングなど色々でしたが、最近は専らスキューバダイビングです。年に5~6回、ロタ島の海を楽しんでいます。特技は、早飯食いくらいです。高校時代に速記部に所属していましたので、一風変わった芸を持っています。

講演履歴

受付終了 事例にみる他社を牽制する特許戦略+オンラインQ&A 2023年 12月 1日(金)
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