このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品の品質管理・品質保証部門のための統計学 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

従来の品質保証向け統計学研修では 高度な統計ツールを駆使すれば必ず成功が約束されているといった言説がまかり通っていました 実際のところ統計学ツールはあくまでツールであってそれにどのようなインプットを与えるか次第でまったく異なる結果が提示されます。結果をどう読み解くのかについても洞察力を必要としますが、その洞察力には属人的な要素が色濃く出ることが多くなります。この講座ではデータの見方とその意味について解説します。

 

食品の品質管理・品質保証部門のための統計学

 

 

 

コード tds20241119t1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2024年 11月 19日(火) 12:30~17:00
会場

関西大学 東京センター(東京 東京駅 大手町駅)

配信について 簡単な予習動画がありますので、事前に視聴してください。
ご案内事項 広田氏の熱殺菌工学受講者は11,000円引き
受講料
(申込プラン)

会場受講: 39,600円 (消費税込)

 

食品の品質管理・品質保証部門のための統計学

●講師

一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 テックデザインパートナー講師 広田 鉄磨

ネスレのグローバル組織で海外勤務を 13 年経験、地方や国によって大きく食品安全の概念や座標が異なることを体感。帰国後は その経験をもとに 厚労省の HACCP 教育ツール開発グループメンバー、農⽔省主導の JFSM 創設準備委員会メンバー、JFS-A,B 監査員研修のテキスト編集。関⻄大学特任教授として食品安全を教えるかたわら 自ら創設した 一般社団法人 食品品質プロフェッショナルズの代表理事となって現在に至る。

●詳細

1.品管・品証部門と統計学ツールのつながりの今まで
・品質上の欠陥と統計学のツール ・ゼロディフェクト・シックスシグマなどの新規概念導入 ・レトロスペクティブな管理体系
2.なにが見過ごされてきた問題群であったか
・賞味期限問題 ・的外れ問題
3.初歩的なツールは現場こそが最適な運用者であるという意識変革を
・プロスペクティブなツール運用 ・予兆をつかむ体制への移行
4.TPMでいうところのツールボックスミーティング手法の導入が必須
・ツールボックスミーティングでは複雑な統計学ツールなど必要としない ・管理図程度の簡単なツール
5.高度な統計学ツールの使用 
・現場の手におえない問題こそが品管・品証の出番 ・高度なツールがモノを言う
6.現場における基盤整備
・将来マーケティングプランや経営改善にまで入り込んでいける実力の養成(クロス分析、回帰分析、クラスター分析、決定樹分析、因子分析、時系列分析、ABC分析に言及)

<講師の言葉>
既存の研修群では統計ツールの初歩的なものから高度なものまでの全てを品管・品証部門で日常的に活用することを目的に実施されていましたが、現場で品質を作り込むことが一般的になった現在、初歩的な統計ツールは現場こそがそれをとりあつかい、品管・品証部門はもっと高度な活動へと自らを導いていくべきものではないでしょうか。
初歩的なツールは現場に任せて(現場がまだツールを十分に使いこなせていない場合にはトレーナー役として背中を押す)、品管・品証部門として、中級・上級の統計ツールを使いこなせるように自らを鍛えていくことが重要であり、今回のセミナーでは目標達成へむけてのやる気を養ってもらうために、どのツールがどんなビジネスシーンで役に立つのかを明確にしていきます。
品管・品証をターゲットとはしていますが、様々な統計ツールの知識や活用法、得られるデータやその見方などは商品開発やマーケティング部門でも生かしていただけます。
<講座のゴール>
① 初歩的な統計ツールは現場が運用することが最も効果的であることを理解してもらえます
② 現場が運用する場合には確度とかサンプル数といった従来の統計学で強調されていた側面より、素早いフィードバックを追求することに意味があることが体感できます
③ 品管・品証が 現場の手の及ばないような難度の高い課題にむかっていくことで、社内の分業体制の確立、適材適所での問題解決という会社全体での業務の効率化を図ってけることが理解してもらえます



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       
ページTOPへ