このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 設計者必見!プラスチック製品設計に役立つ射出成形の基礎知識 [講習会詳細] | テックデザイン
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プラスチック材料の特性、射出成形の基本と製品設計のポイント、成形不良の対策まで、実務で直面する課題を解決するために必要な知識を網羅しています。

 

設計者必見!
プラスチック製品設計に役立つ射出成形の基礎知識

 

コード tds20241212r1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 12月 12日(木) 10:30~16:30
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送します
受講料
(申込プラン)

早割:オンライン受講: 26,400円 (消費税込) ※申込期限 10/12

 

●講師

田口技術士事務所 代表  技術士(機械部門)/博士(情報工学) 田口 宏之

九州大学大学院総合理工学府 修士課程修了。大学院修了後、東陶機器(現TOTO)に入社。12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、水栓金具等の水回り製品の設計・開発業務に従事。現在はコンサルタントとして、プラスチック成形メーカーやスタートアップ企業のプラスチック製品立ち上げ支援などを行う。また、社会人ドクターとして研究活動にも従事し、2024年に九州工業大学で博士(情報工学)を取得。日本技術士会に所属。

<田口講師のオンデマンド講座> 
【機械エンジニアのための材料力学の基本】
※「今すぐ受講したい」という場合はこちらをご検討ください

●詳細

<到達目標>
・プラスチック製品を設計するために必要なプラスチック材料知識が得られる。
・設計者として知っておきたい射出成形の知識と実務ノウハウを学ぶことができる。
・射出成形品の設計で品質トラブルを起こさないための実務ノウハウがわかる。

<対象>
・入社5~6年までのプラスチック製品設計者
・これまで金属材料を主に使ってきた製品設計者
・プラスチック製品の設計法を学びたい材料メーカー、材料商社等の担当者

<プログラム>
1.ものづくりにおけるプラスチックの位置付けと射出成形
 1-1 工業材料におけるプラスチックの位置付け
 1-2 プラスチックの種類と用途
  1-2-1 熱硬化性プラスチック
  1-2-2 熱可塑性プラスチック
  1-2-3 結晶性プラスチックと非晶性プラスチック
 1-3 成形の基本的な考え方
 1-4 主な成形法と射出成形の位置付け
2.射出成形を活用するために知っておきたいプラスチック材料の知識
 2-1 金属材料との違い
  2-1-1 金属材料との主な違い
  2-1-2 材料特性の決定プロセス
  2-1-3 ストレス・ストレングスモデル
 2-2 知っておきたいプラスチックの基本特性
  2-2-1 物理特性(流動性/成形収縮率)
  2-2-4 機械特性(引張強さ/曲げ強さ/耐衝撃性)
  2-2-5 熱特性(ガラス転移温度/融点/線膨張係数 他)
 2-3 知っておきたいプラスチックの応用特性
  2-3-1 劣化
  2-3-2 粘弾性特性
  2-3-3 耐薬品性
 2-4 端材の再利用と注意点
3.射出成形の基本と設計者が知っておきたい知識
 3-1 射出成形の概要
  3-1-1 射出成形機と成形の流れ
  3-1-2 射出成形のメリット・デメリット
  3-1-3 射出成形品の特徴
 3-2 射出成形機
  3-2-1 成形品の取り数
  3-2-2 成形機サイズ
 3-3 金型
  3-3-1 金型における検討事項
  3-3-2 金型の材料
 3-4 ゲート方式
  3-4-1 ダイレクトゲート
  3-4-2 サイドゲート
  3-4-3 ピンポイントゲート
  3-4-4 サブマリンゲート
 3-5 ランナー方式
 3-6 エジェクタピン
 3-7 アンダーカットへの対応
 3-8 シボ
 3-9 周辺機器
4.射出成形品ができるまでのプロセスと設計者が注意すべきポイント
 4-1 射出成形品ができるまでのプロセス
 4-2 成形品の要求事項抽出
 4-3 形状・材料の検討
 4-4 図面・仕様書の作成
 4-5 金型の設計・製作と成形トライ
 4-6 成形品の評価・検査と金型検収
 4-7 図面・仕様書の最終取り交わし
5.成形不良と対策
 5-1 ヒケ・ボイド
 5-2 バリ
 5-3 変形・反り・倒れ
 5-4 ウェルドライン
 5-5 ショートショット
 5-6 異物
 5-7 残留応力
 5-8 抜き勾配
 5-9 ボス/リブの設計
 5-10 その他の成形不良

<講義概要>
 身近な製品から最先端技術まで、プラスチックは今や私たちの生活に欠かせない材料です。近年は軽量化やコストダウンを目的に、金属代替材料として注目を集め、その活躍の場はますます広がっています。
 プラスチック製品の成形で最も広く使われているのが射出成形です。一見簡単そうに見えても、実は奥が深く、幅広い知識と経験が求められます。知識不足のままでは、思わぬ品質トラブルに繋がることも少なくありません。
 そこで、本セミナーでは、プラスチック製品の設計者が必ず知っておくべき知識を基礎から丁寧に解説します。材料の特性、設計のポイント、成形不良の対策まで、実務で直面する課題を解決するために必要な知識を網羅しています。プラスチック製品の設計に長く関わり続けている講師が担当しますので、理論面だけではなく実務上の様々なノウハウを学ぶことができます。



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