このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品包装材料の基礎および国内法規制の現状と最新動向を踏まえた包装設計・環境対応 [講習会詳細] | テックデザイン
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食品包装材料の基礎および国内法規制の現状と
最新動向を踏まえた包装設計・環境対応

 

旧題:食品容器・包装材料の基礎・各論と環境に配慮した素材の最新動向

コード tds20250820h1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 8月 20日(水) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は講習会当日の10日後まで)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

早割価格: 29,040円 (消費税込) ※6月13日までの申し込み

 

食品包装材料の基礎および国内法規制の現状と最新動向を踏まえた包装設計・環境対応

●講師

木本技術士事務所 所長 技術士(機械部門) 食品工場専門コンサルタント・アドバイザー 木本 晋作

1985年 東芝精機株式会社(現:芝浦メカトロニクス株式会社)入社後、岩井機械工業株式会社、中央設備エンジニアリング株式会社(現:中設エンジ株式会社)、日本ギア工業株式会社を経て、2019年に木本技術士事務所(https://www.kimoto-proeng.com/)を開業。飲料業界でのパイプレスプラント『移動タンクシステム』をはじめとする食品・飲料・医薬品の製造機械装置の設計開発や、食品製造設備ラインの工程設計・生産技術・設備提案へ携わった経験・実績を土台とし、食品製造機械の新製品設計・開発プロセス支援、食品工場の工場改善、衛生管理指導・支援、技術者教育・育成の技術コンサルタントとして活動中。

●詳細

1.はじめに

2.食品包装材料の種類と使用状況
①食品包装材料の種類
②食品包装材料の使用状況

3.現状の国内法規制の動向
①食品衛生法の体系
②ガラス製、陶磁器製、ホーロー引きの規格
③ゴム製の規格
④金属缶の規格

4.国内の食品接触物質の規制の仕組み
①規制の仕組み
②衛生団体による業界自主基準と注目すべき課題

5.溶出試験条件と再生プラスチックの最新動向
①溶出試験条件の改正
②食品用包装・容器の再生プラスチック

6.ポジティブリスト(PL)制度化と現時点での課題
①PL制度化の運用と適用
②PL制度の4つのPL
③PL適合確認の必要性
④PL規制対象
⑤PL適合の説明義務と努力義務

7.現在の法規制における制度面の課題
①PL制度面におけるカテゴリー
②PL制度面における主な課題

8.食品包装設計の基本~食品包装に要求される役割と機能~
①食品包装への主な要求機能
②近年の包装を取り巻く環境変化

9.品質保持
①生物的変質を防止する包装技術
②化学的変質を防止する包装技術
③物理的変質を防止する包装技術

10.ユニバーサルデザイン(UD)
①高齢者に配慮した食品包装とUD
②製造物責任とUD
③UD包装の進化

11.環境対応
①包装での環境対応
②環境対応の考え方
③環境対応包装

12.包装の安全・衛生
①包装の安全・衛生性
②包装の品質管理

13.今後求められる食品包装の方向性

<本講座での習得事項>
1.食品向け容器包装の法規制の基礎知識
2.ポジティブリスト(PL)制度の基礎知識
3.食品容器包装技術の様々な基礎知識
4.食品包装の安全・衛生の基礎知識


<講義概要>
 現在の国内食品向け容器包装の法規制は、世界的規模での基準の整合化が進んでいます。その理由として、食品の世界規模での交易商品であることから食品業界全体での取り組みが注目されていまです。特に国内においては、食品包装用原料樹脂は2020年6月に従来の業界自主基準から国のポジティブリスト(以下、PLとする)制度へ移行となりました。さらに特別に独立して規制されていた乳・乳製品の法令(乳等省令)は、2021年12月に告示第370号へ統合され、2022年7月に厚生労働省はPL改編案の策定に取り組み始めています。しかし、樹脂の溶出試験条件と規格、紙、印刷インキおよび接着剤の基準化等、国内の規制にはいくつかの課題があります。
 また、食品容器包装の重要な役割には、輸送・保管・流通・販売・使用などがあります。特に食品にフォーカスすると、容器包装商品の顔でありその外観・表示、使い勝手など機能により売れ行きが左右されます。その反面、食品容器包装は加工技術、包装機械、包装材料、印刷技術、物流技術などさまざまで技術の集大成であり、その国の生活水準、技術水準を反映しています。容器包装技術は、社会環境の変化に対応して、包装に求められる役割も変化し、包装技術も進歩してきていることから国内法規制と食品容器包装の最新技術動向について解説いたします。



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