このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品の殺菌・静菌技術と微生物の検出・計数・効果評価法【応用編】 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

安全な食品を提供していく上で最もシビアに管理しなければならないのが微生物であり,食品に携わる技術者にとって微生物の知識と、殺菌や静菌技術の知識は必須である。微生物制御研究における著名な講師が殺菌効果の評価方法と加熱殺菌の理論を中心に各種制御技術のメリットやデメリットを解説する。今回は2日間かけて基礎と応用を講義する。

 

~殺菌・静菌技術の選定、併用制御、最適設計の考え方~

 

食品の殺菌・静菌技術と微生物の検出・計数・効果評価法【応用編】

 

コード tds20270305t1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2027年 3月 5日(金)
会場

テックデザイン セミナールーム(東京 飯田橋駅/九段下駅)

ご案内事項 ●セット受講割引のご案内
本講座は【基礎編】もございます。セットでご受講の場合、合計受講料を79,200円から66,,000円に割引させていただきますので、是非ご検討ください。
基礎編 1/22(33,000円)
応用編 3/05(33,000円)※本講座


●事前質問について
講師へのご質問・ご相談は事前にご連絡いただいても構いません。講義の進行状況によっては十分な質疑応答の時間を取れないこともありますので、事前にご連絡いただけるとスムーズです。
★ご質問・ご相談はメールにて承ります
 メールアドレス otaka■tech-d.jp 
 ※■を@に変えてメールしてください


●会場案内について
会場までの順路の詳細です。

受講料
(申込プラン)

対面受講: 39,600円 (消費税込)

対面受講(基礎編・応用編のセット受講): 66,000円 (消費税込) ※基礎編へのお申込はご不要です

 

●講師

大阪公立大学 研究推進機構 微生物制御研究センター 客員教授 土戸 哲明 先生

大阪大学工学部発酵工学科を卒業後、平成8年 関西大学工学部教授に就任。平成26年 退職(名誉教授)。平成28年から現職。現在は、有限会社トリビオックスラボラトリーズ取締役、日本損傷菌研究会代表、NPO法人カビ相談センター理事を兼務。また日本防菌防黴学会・日本食品工学会・日本生物工学会で各種役員を歴任。ライフワークとして食品殺菌・保存の他、医療関係や諸環境、文化財などの分野で微生物制御全般の研究に従事すると共に、微生物細胞の熱や薬剤によるストレスへの応答、損傷・修復機構、 損傷菌の動態解析・評価法開発などの基礎研究を推進。

●詳細

1.併用効果の評価法
 ① ハードルテクノロジーの基本概念
 ② 相乗効果・相加効果・拮抗効果
 ③ アイソボログラムによる評価
 ④ Combination Index(CI)の活用
 ⑤ 併用処理設計時の留意点

2.殺菌法の比較論
 ① 加熱殺菌と非加熱殺菌の特徴
 ② 物理的殺菌法の比較
 ③ 化学的殺菌法の比較
 ④ 生物学的制御法の特徴
 ⑤ 品質・コスト・安全性を考慮した選択

3.加熱殺菌技術の基礎
-D値・z値・F値・C値の各値-
 ① 微生物死滅反応の基礎
 ② D値の考え方と活用
 ③ z値・F値による殺菌設計
 ④ C値による品質評価
 ⑤ 殺菌効果と品質劣化の最適化

4.加熱殺菌の方式と装置
 ① 低温殺菌と高温殺菌
 ② 回分式と連続式殺菌装置
 ③ HTST・UHTの考え方
 ④ 食品特性に応じた殺菌方式の選択
 ⑤ 実機設計時の留意点

5.細菌芽胞と加熱殺菌
 ① 芽胞の耐熱性評価
 ② 芽胞死滅と発芽のメカニズム
 ③ 商業的無菌化の考え方
 ④ 芽胞を対象とした加熱殺菌設計
 ⑤ 芽胞対策の実務ポイント

6.静菌技術各論
-低温・酸性化・水分活性低下・抗菌性化合物添加など-
 ① 低温保存による微生物制御
 ② pH制御・有機酸利用
 ③ 水分活性制御の考え方
 ④ 保存料・天然抗菌物質の利用
 ⑤ 静菌技術の評価と活用事例

7.併用制御技術
 ① 殺菌と静菌の組み合わせ
 ② 品質を維持するための制御設計
 ③ 損傷菌・損傷芽胞への対応
 ④ トレランス・交差耐性の問題
 ⑤ 微生物制御の最適化戦略

8.非加熱殺菌技術各論
-高圧・交流高電界・凍結・放射線・紫外線・プラズマ-

<担当から>
 本プログラムは、代表的な殺菌法である「加熱殺菌」の理論と、様々な制御技術の「各論・比較・併用」に焦点を当てた実践的な応用講座です。加熱殺菌については、D値・z値・F値・C値といった理論的指標から、具体的な殺菌方式や装置の仕組み、難防除である細菌芽胞への対応までを詳細に解説します。また、低温・酸性化・水分活性低下などを利用した静菌技術の各論や、複数の手法を組み合わせた「併用制御技術」の考え方とその効果の評価法も提示します。さらに、食品の品質維持に有利な高圧・交流高電界・凍結などの非加熱殺菌技術、放射線・紫外線・プラズマ殺菌といった多様な手法のメリット・デメリットを比較論として網羅的に紹介します。現場のリスク管理に直結する知見を深められる内容となっています。

<企画背景
 安全な食品を提供していく上で最もシビアに管理しなければならないのが微生物であり、食品に携わる技術者にとって微生物の基礎知識と殺菌・静菌技術の理解は不可欠です。本講習会は、微生物制御研究における著名な土戸哲明先生を講師にお迎えし、2日間にわたって「基礎編」と「応用編」に分けて開催いたします。両日併せてご受講いただくことで原理から実践までより一層理解が深まりますが、ご自身の担当業務や課題感、実務に必要な範囲に合わせて「基礎編のみ」「応用編のみ」と単発・選択でご受講いただくことも可能です。また、講義終了後には個別の質疑応答・相談時間を設けております。 自社の製造環境や技術的なお悩み・疑問点について直接講師へご相談いただけます。

<講義概要>
 食品の安全性向上と高品質化を両立するためには、単に強い殺菌条件を設定するのではなく、対象微生物や製品特性に応じて最適な制御技術を選択し、合理的に組み合わせることが重要です。しかし現場では、品質劣化、コスト増加、エネルギー負荷などの課題とのバランスを考慮した制御設計が求められ、単純な殺菌強化だけでは解決できない問題も数多く存在します。
 本講座の応用編では、加熱殺菌をはじめ、高圧処理、紫外線、放射線、交流高電界、プラズマなどの非加熱殺菌技術、さらには低温保存、酸性化、水分活性制御、保存料利用などの静菌技術について、それぞれの作用原理と適用上の特徴を解説します。また、バイオフィルム、VBNC菌、Persister菌、薬剤耐性菌など近年重要性が高まる特殊適応微生物の制御戦略についても紹介します。
 さらに、ハードルテクノロジーや併用制御技術の考え方、D値・z値・F値を用いた加熱殺菌設計、品質と殺菌効果のバランスを考慮したプロセス設計など、実務に直結する内容を取り上げます。最新の研究成果や事例も交えながら、食品製造現場で活用できる微生物制御技術の選定と最適化の考え方を学びます。

<到達目標>
食品の安全性と品質を両立するために、各種微生物制御技術を適切に選択・設計できるようになる。

<習得知識>
加熱殺菌技術の基礎とD値・z値・F値の活用法
静菌技術(低温、pH、水分活性、保存料等)の活用法
ハードルテクノロジーと併用制御の考え方
品質と安全性を両立する微生物制御設計の進め方
食品製造現場における殺菌・静菌技術の最適化手法



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