このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 高付加価値化を実現する食品・農産物の多孔化技術 ―吸水・乾燥による内部構造制御と食品品質設計への応用― [講習会詳細] | テックデザイン
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食品や農産物の内部構造は、吸水・乾燥などの加工プロセスによって大きく変化し、食感、吸水性、溶解性、機能性に直結します。本講座では、多孔化技術の基礎原理から構造制御の方法、品質設計への応用までを体系的に解説。多孔構造が形成されるメカニズムを理解し、乾燥食品、粉末食品、農産物加工などの高付加価値化に役立つ実務知識を習得します。製品開発、品質改善、加工プロセスの最適化に取り組む技術者に最適の内容です。

 

高付加価値化を実現する食品・農産物の多孔化技術 ―吸水・乾燥による内部構造制御と食品品質設計への応用―

 

コード tds20261030t1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2026年 10月 30日(金) 10:00~12:00
資料(テキスト) PDFデータのダウンロード
受講料
(申込プラン)

1名: 27,500円 (消費税込)

 

●講師

筑波大学 生命環境系 教授 北村 豊先生

筑波大学生命環境系教授。農産食品加工研究室を主宰し、食品工学および農産工学の教育・研究に従事している。発酵、酵素反応、粉砕、乾燥などの食品加工における単位操作に着目し、プロセス制御による食品品質向上技術の研究を推進してきた。特に、食品・農産物やそれら副産物の湿式粉砕、噴霧乾燥、固体発酵などの加工プロセスに関する研究を展開している。産学連携にも積極的に取り組み、食品メーカーや食品機械メーカーとの共同研究を多数実施するとともに、農業食料工学会、日本食品科学工学会などにおいて研究成果を発表している。また、中国、台湾、モンゴルをはじめとする海外大学との国際共同研究や人材育成にも携わり、農産食品加工分野における研究・教育の国際化にも貢献している。

●詳細

1.食品・農産物の多孔化とは
・多孔構造とは何か
・多孔構造と物質移動
・多孔構造の評価方法

2.吸水・乾燥による食品の多孔化技術
・食品多孔化の基本原理
・吸水(含浸)と乾燥による内部構造形成
・多孔構造形成と食品品質との関係

3.食品への適用事例① コーヒー豆
・多孔化処理の考え方
・多孔構造形成と構造解析
・吸水・抽出特性への影響
・品質改善への応用

4.食品への適用事例② アルファ米
・二次多孔化処理
・多孔構造形成
・吸水・復元特性
・食感への影響

5.食品への適用事例③ 水戻し乾燥納豆
・減圧乾燥による構造形成
・多孔構造と再水和性
・テクスチャーとの関係

6.食品・農産物の多孔化技術の展望
・膨化・組織化による多孔構造形成
・多孔構造を利用した食品品質設計

<習得知識>
・食品・農産物の多孔化技術の基本原理
・吸水・乾燥による内部構造制御の考え方
・多孔構造が吸水性、復元性、抽出性などの食品品質へ及ぼす影響

<講義概要>
食品や農産物の品質は、成分だけでなく、内部構造によっても大きく左右される。とりわけ食品内部に形成される多孔構造は、水や熱、香気成分などの物質移動を支配し、吸水性、復元性、抽出性、さらには食感など、多様な品質特性に大きな影響を及ぼす重要な因子である。本講演では、「吸水(含浸)と乾燥による内部構造制御」という視点から、食品・農産物の多孔化技術について解説する。まず、多孔構造の形成メカニズム、物質移動との関係、および多孔構造の評価手法について概説する。次に、コーヒー豆、アルファ米、水戻し乾燥納豆を事例として、吸水・乾燥操作により食品内部へ多孔構造を形成し、香味成分の浸透性向上、即席性の向上、復元性の向上など、それぞれの目的に応じた品質改善を試みた研究成果を紹介する。さらに、これらの事例に共通する品質改善のメカニズムを整理し、多孔構造を積極的に利用した食品加工技術の考え方について考察する。最後に、多孔構造を活用した食品品質設計の今後の可能性について展望する。



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