このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 青果物の品質保持・鮮度評価・高付加価値化とポストハーベスト科学の最前線 [講習会詳細] | テックデザイン
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青果物価格が上昇傾向にある昨今、『いかに品質を保持するか』『いかに鮮度を評価するか』への理解が安全や美味しさの確保に大きく影響します。本講座では青果物の収穫後代謝に加え、最新の品質保持・定量評価手法を解説します。また、ポストハーベストロス削減や食料安全保障に関する動向についても講義します。

 

青果物の品質保持・鮮度評価・高付加価値化と
ポストハーベスト科学の最前線

 

~収穫後生理のメカニズム / MA包装設計 / 鮮度定量評価 / ポストハーベストロス / SDGs対応~

コード tds20260826h1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2026年 8月 26日(水) 14:00~16:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は講習会当日の10日後まで)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

早割価格: 19,360円 (消費税込) ※6月12日までのお申し込みが対象です。

通常価格: 24,200円 (消費税込)

 

青果物の品質保持・鮮度評価・高付加価値化とポストハーベスト科学の最前線

●講師

東海国立大学機構 岐阜大学大学院連合農学研究科 教授 中野 浩平先生

1998年 九州大学 大学院農学研究科 博士後期課程 修了。同年、岐阜大学 農学部 助手に着任。岐阜大学 応用生物科学部 講師、准教授を経て、2015年より岐阜大学 大学院連合農学研究科 教授。青果物・食品のポストハーベスト工学を基盤として、鮮度評価、品質保持、包装・貯蔵技術の高度化に取り組んでいる。特に、収穫後の品質変化の定量化、脂質成分や揮発成分を指標とした鮮度評価法の開発、ならびにメタボロミクスを活用した品質解析に注力し、基礎研究から実用技術への展開を進めている。2017年11月 農業食料工学会関西支部・関西支部賞「脂質成分の過酸化・分解反応に着目した青果物の鮮度評価法の開発」、2022年9月 農業食料工学会・学術賞「代謝物質の網羅的解析を基礎とする青果物の鮮度評価」を受賞。著書に『農業食料工学ハンドブック』『ポストハーベスト工学事典』『農林漁業の産地ブランド戦略―地理的表示を活用した地域再生―』『農産食品プロセス工学』など。

●詳細

Ⅰ.青果物の収穫後生理と品質保持
 1.青果物の収穫後代謝生理
 2.品質保持に関わる環境要因

Ⅱ.数値シミュレーションによる青果物の最適MA包装設計
 1.MA包装とは
 2.青果物の限界酸素濃度
 3.MA包装内ガス組成変化モデルによる数値シミュレーション
 4.富有柿のバルクMA包装設計の例

Ⅲ.物理的・生物的処理による青果物の品質保持
 1.超音波処理によるバナナの追熟抑制
 2.新規微生物によるバナナのカビ抑制

Ⅳ.青果物鮮度の定量評価法に関する研究の最前線
 1.青果物の品質要素
 2.鮮度評価の重要性と問題点
 3.青果物鮮度の定量化に関する既往研究
 4.メタボロミクスによる鮮度マーカーの探索と鮮度評価の新展開

Ⅴ.ポストハーベストロスとSDGs,食料安全保障
 1.発展途上国における青果物流通の現状
 2.我が国におけるコールドチェーンシステム
 3.品質を基盤とした農業再生と高付加価値化

<本講座での習得事項>
● 青果物の収穫後生理を理解し、品質変化や劣化の要因を科学的に説明できる
● MA包装の原理と数値シミュレーションの考え方を学び、品質保持に向けた包装設計の基礎を修得できる
● 超音波処理や微生物利用など、新たな品質保持技術の仕組みと応用可能性を理解できる
● 鮮度評価の最新手法を学び、ポストハーベストロス削減や高付加価値化への展開を考察できる

<講義概要>
 本講義では、青果物の品質保持と高付加価値化を支えるポストハーベスト科学の基礎から最先端までを体系的に解説する。まず、青果物が収穫後も生きていることに着目し、呼吸生理と温度・酸素などの環境要因が品質変化に及ぼす影響を理解する。
 次に、数値シミュレーションを活用したMA(Modified Atmosphere)包装設計について、限界酸素濃度やガス組成変化モデルを基に、富有柿を例とした実践的手法を紹介する。さらに、超音波処理や有用微生物の利用による追熟抑制・カビ抑制など、新たな品質保持技術の可能性を概説する。加えて、メタボロミクスを用いた鮮度マーカー探索など、青果物の鮮度を定量的に評価する最新研究を取り上げる。
 最後にポストハーベストロス削減や食料安全保障の観点から、品質を基軸とした持続可能な農業・流通システムのあり方について考察する。



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