このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 村山先生の図面講座(初級編・中級編・上級編セット) [講習会詳細] | テックデザイン
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最新のJISに沿った製図の基本的なルールをおさえつつ、わかりやすく、間違いのない図面の描き方を解説。設計製図を初めて学ぶという方、基礎から学びなおしたい方、営業部門、CADオペレーターの方も対象とした講座です。

 

村山先生の図面講座(初級編・中級編・上級編セット)

 

 

 

コード tdo2020091600
ジャンル 機械
形式 オンデマンド講座
配信について 受講期間:アカウント発行から12週間
動画時間 各約2.5時間
資料(テキスト) 印刷物を郵送
ご案内事項 オンデマンド講座とは:タイムパフォーマンス、理解度・定着度、受講期間、映像品質が弊社サービスの中でも優れています。
受講料
(申込プラン)

1アカウント: 55,000円 (消費税込)

 

初級編

●講師

TSF自動化研究所 代表 東京都 デジタル技術アドバイザー 村山 省己先生

(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。また、国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり、首席検定委員も務める。2016年より東海大学工学部教授となり、2019年に独立。現在は企業の工場の自動化や、東京都中小企業振興公社にてロボット導入などの相談員、診断員としても活躍している。

●詳細

Ⅰ.機械製図のルールを学ぶ 
 1. 線と文字・図形の表し方・寸法の表し方・・・線や寸法の記入方法など作図の基本を学ぶ
 2. 寸法公差とはめ合い・幾何公差・表面性状・・・精度の表し方から設計者の意図を考える
 3. 機械製図はスケッチから・・・スケッチの方法を学び機械部品をスケッチしてみよう(実習)

Ⅱ. 製図に必要な鋳造・溶接・加工の知識の習得
 1. 加工工程と機械製図・・・鋳物製作と機械加工から図面作成の知識を学ぶ
 2. 鋳物部品の作図と表し方・・・鋳物部品の製図法と作図注意点を学ぶ
 3. 溶接部品の作図と表し方・・・溶接部品の製図法と作図注意点を学ぶ

Ⅲ. 国家製図検定試験の作図ノウハウの取得
 1. 国家検定試験について・・・「機械・プラント製図」検定試験の課題について学ぶ
 2. 良くわかる製図の重要なポイント・・・検定試験問題の組立図面から構造を理解する
 3. 寸法・公差・表面性状の作図ノウハウ・・・シンプルで分かりやすい作図方法を学ぶ

【概要】
 図面は、どこでもだれにでも共通な作業指示書です。グローバルに一線で活躍されている設計技術者は、少なくとも最新の製図規格や実用的な図面の描き方を知っておく必要があります。図面のムダがなくわかりやすい図面は、加工しやすく組立性も良く、品質のバラつきを抑え、安定した品質を作り込むことができ、性能を確保することにつながります。  
 本講座では、事例をもとに製図の基礎から実用的な図面の描き方までを、最新の製図規格にもとづいた作図方法についてわかりやすく学習します。特にこれから図面を始める人や少し設計製図経験を持っている人も、図面の描き方の基本や製図の基礎をしっかり理解し、国家検定試験における作図のノウハウを学ぶことで見違えるようにわかりやすい図面を描くことができます。どのように図面を描けば良いのかわからない、どうすればもっとわかりやすく間違えのない図面を描けるのか、もっとスピードをあげて正確な図面を描くにはどうすればよいのか?などの様々な疑問を解決いたします。  
 製品開発設計の担当者、冶具や設備の設計製作担当者、生産技術者、試作担当者、アウトソーシングのCADオペレータ、営業・購買担当者の方々まで幅広く、多くの方々の参加をお待ちしております。本セミナー(初級編)で基礎を学び、【中級編】にも挑戦してみてください。

中級編

●講師

TSF自動化研究所 代表 東京都 デジタル技術アドバイザー 村山 省己先生

(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。また、国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり、首席検定委員も務める。2016年より東海大学工学部教授となり、2019年に独立。現在は企業の工場の自動化や、東京都中小企業振興公社にてロボット導入などの相談員、診断員としても活躍している。

●詳細

Ⅰ. 機械製図に必要な力学の知識
 1. 材料と力学の基礎・・・応力とひずみの関係、断面係数と断面二次モーメントを学ぶ
 2. 機械と力学の基礎・・・運動の3法則、モーメント、摩擦力と摩擦係数、角速度を学ぶ
 3. 機械要素の基礎・・・ネジの締結、キーの種類、歯車、カム、リンク、ばねを学ぶ

Ⅱ. 動力伝達軸の設計計算と作図(実習)
 1. ねじの強度設計について・・・ネジの強度計算からネジの径を求める方法を学ぶ
 2. 軸の強さとこわさについて・・・たわみ角とねじれ角から軸径を算出する方法を実習する
 3. 軸の設計計算と作図実習・・・算出した軸径寸法にもとづいた軸の作図を実習する

Ⅲ. フランジ型固定軸継手の設計計算と作図(実習)
 1. 軸継手・ブレーキについて・・・軸の駆動に必要な継手の種類やブレーキについて学ぶ
 2. 軸継手の強度計算について・・・軸継手を設計計算から選定する方法を実習する
 3. 軸継手の設計計算と作図実習・・・算出した軸継手の寸法にもとづいた軸継手の作図を実習する

【習得知識】
1.設計製図に必要な力学の考え方と計算式
2.機械要素部品(電動軸)の強度計算から作図を実習により学ぶ
3.機械要素部品(フランジ軸継手)の強度計算から作図を実習により学ぶ

上級編

●講師

TSF自動化研究所 代表 東京都 デジタル技術アドバイザー 村山 省己先生

(株)日立製作所 工機部長、日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任。NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し、国内・海外向け自動化ライン等、投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。また、国家技能検定試験「機械・プラント製図」の検定委員に長年携わり、首席検定委員も務める。2016年より東海大学工学部教授となり、2019年に独立。現在は企業の工場の自動化や、東京都中小企業振興公社にてロボット導入などの相談員、診断員としても活躍している。

●詳細

1. 機械設計製図の検図法の基本
1-1. 機械設計製図の重要ポイント・・・⼯程設計DR・設備設計DR のチェック機能が働いているか︖
1-2. 国家検定試験の図面の描き方・・・国家検定実技試験問題から本当の図面の描き方を学ぶ
1-3. 減速機の設計と図面の間違い・・・機械設計製図10の重要ポイントから検図法を学ぶ
2.QCD向上に対応した検図法
2-1. 品質機能展開や原価目標に対処する検図法・・・QFD 手法と原価計算から検図のポイントを学ぶ
2-2. 品質保証や故障対策に対処する検図法・・・不良を出さない、壊れない検図のポイントを学ぶ
2-3. 要求仕様や目標性能を反映した検図法・・・NC ⼯作機械の主軸設計図面から検図のポイントを学ぶ
3.製図に必要な鋳造・溶接・加⼯の知識
3-1. 加⼯⼯程と機械製図・・・鋳物製作と機械加⼯から図面作成の知識
3-2. 鋳物部品の作図と表し方・・・鋳物部品の製図法と注意点
3-3. 溶接部品の作図と表し方・・・溶接部品の製図法と注意点
4.動⼒軸の設計図面から検図法を学ぶ
4-1. 図面寸法の求め方・・・軸寸法の計算プロセスから重要寸法の決定方法を学ぶ
4-2. 設計計算による軸寸法の決定(演習)・・・動⼒伝達の設計プロセス演習から検図法のポイントを学ぶ
4-3. 軸の作図と検図法(演習)・・・軸設計図面の検図演習から検図法のコツを学ぶ
5.軸継手の設計図面から検図法を学ぶ
5-1. 図面寸法の求め方・・・継手寸法の計算プロセスから重要寸法の決定方法を学ぶ5-2. 設計計算による継手寸法の決定(演習)・・・軸継手の設計プロセス演習から検図法のポイントを学ぶ
5-2. 設計計算による継手寸法の決定(演習)・・・軸継手の設計プロセス演習から検図法のポイントを学ぶ
5-3. 継手の作図と検図法(演習)・・・継手設計図面の検図演習から検図法のコツを学ぶ
6.出図前の検図の重点ポイント
6-1. 顧客の要求仕様に適合していること・・・機械仕様、設計基準を設計に盛り込んでいるか︖
6-2. 設計審査会は品質対策と故障対策が重点︕・・・品質不良、設備故障の対策を設計に盛り込んでいるか︖
6-3. 出荷前判断基準に対応できていること︕・・・稼働率向上の対策を設計に盛り込んでいるか︖
6-4. 安全性の評価に対応できていること︕・・・リスクアセスメント評価を設計に盛り込んでいるか︖

機械設計図面の検図は、多くの企業において出図時直前の図面チェックが主流になっていますが、初歩的な間違いに対して、チェックシートを用いて検図をするのは珍しくありません。また、時間や納期の面から十分とは言えない状態で出図を余儀なくされている状況に陥ってないでしょうか。設計仕様を理解し重要な設計のポイントを知ることで、設計製図⼒を格段に引き上げることは可能であり、要求仕様から構想設計、設計計算、製図のプロセスを理解することで、設計製図のスキルを向上することができます。 検図 を検図担当者に任せるだけでは、設計者に必要な設計能⼒やスキルの向上は期待できません。  本講座では、機械製図の製図規格にもとづいた図面の描き方や図面チェックの演習を通じて、検図の考え方や検図の手法を学びQDC 向上に貢献できる設計製図⼒や検図⼒の向上を図ります。合わせて、設計計算から図面寸法の決定のプロセスを理解し、要求仕様から設計製図に必要な検図の重要ポイントを学んでいただきます。 設計者としてまた、検図する側も知っておかなければならない品質トラブルや機械故障、災害を防ぐための設計製図手法及び、それら諸課題に対応した検図の重点ポイントについて講師の経験と実例を交えて解説します。設計担当者の方はもちろん、管理職の方の受講もお待ちしております。



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