このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 超音波の測定・評価および音圧データ解析の基礎と最適化のポイント [講習会詳細] | テックデザイン
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洗浄・検査・加工など、超音波を利用している装置をより高精度かつ効率的に使用したい技術者に! 超音波を効果的に伝播させるために不可欠な測定の基礎知識と利用環境にフィードバックし改善するためのポイントを超音波の専門家が解説します。

 

超音波利用技術(洗浄・検査・加工など)の最適化・性能向上に役立つ!

 

超音波の測定・評価および音圧データ解析の基礎と
最適化のポイント

 

コード tds20250604h1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 6月 4日(水) 10:00~12:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 24,200円 (消費税込)

早割価格: 19,360円 (消費税込)

 

超音波の測定・評価および音圧データ解析の基礎と最適化のポイント

●講師

超音波システム研究所 代表 斉木 和幸

1982年、芝浦工業大学機械工学第Ⅱ学科 卒業。同年、蛇の目ミシン株式会社入社。複数の会社就業経験を経て、2008年 超音波システム研究所を設立。超音波水槽の表面改質・精密洗浄、超音波振動子の表面改質・精密洗浄、金属部品(板金部品、ネジやボルト)の表面改質・精密洗浄、樹脂部品(レンズ、コーティング・塗装部品)の表面改質・精密洗浄、新素材の開発、洗剤、溶剤の均一化処理、超音波溶接、超音波めっきなど、数多くの超音波技術開発・装置導入・コンサルティングに携わる。著書に『マイクロバブル(ファインバブル)のメカニズム・特性制御と実際応用のポイント』(2015:株式会社 情報機構)。

●詳細

Ⅰ.はじめに(概要)

Ⅱ.超音波測定の原理
 * 超音波の発振・受信

Ⅲ.超音波の伝搬現象――液体・気体・弾性体――
 * 超音波素子・超音波プローブの製造・評価技術
 * 超音波の発振条件(出力、波形、制御)
 * 超音波の受信条件(音圧レベル、伝搬周波数、ダイナミック特性)

Ⅳ.超音波測定事例
 * 各種製造装置の振動測定(洗浄機、工作機械、めっきライン、・・)
 * 超音波洗浄・攪拌装置の最適化(キャビテーションと音響流の最適制御、・・)
 * 表面状態に関する超音波検査(音圧データの非線形解析、応答特性、・・)
 * その他(ノウハウ)
  ・変化する振動現象を測定解析する技術
  ・複数の超音波の送受信特性を利用技術

<本講座での習得事項>
 1.超音波測定の原理を理解出来る
 2.超音波が伝搬する現象を理解できる
 3.超音波測定を簡易実施・検討・開発できる

<講義概要>
 洗浄や計測、加工などの超音波の利用において発生している現象には沢山の条件があり、それぞれの影響が複雑に関連しています。その中でも対象物に伝搬する超音波の状態に関しては、測定・解析装置の開発を含めた研究が少ない状況が続いています。超音波の伝搬状態を利用目的に合わせて最適化するためには、現状では最大10~200MHz程度の周波数範囲での音圧測定解析が必要となることが多くの実施例からわかっています。
 一例として、各種製造装置などの物理作用として振動現象を利用するの振動現象の場合は、装置の設置による床面などからの低周波振動現象と装置固有の振動現象に加え、対象物・治工具etcの振動現象が相互作用により複雑に変化しています。こうした事例ではダイナミックな非線形性の振動現象が発生しているため、振動測定による音圧データの解析と非線形性の確認を行うことで、振動状態を管理することが可能となります。
 しかしながら、こうした最適化・効率向上を実現するには、使用者の論理的な学習と振動計測に関する理解が必須です。特に、超音波振動に関しては音圧データの非線形性に関する測定解析の知見が非常に重要となります。経験や類似の成功事例だけでは、目に見えない瞬間的な共振現象と(超音波刺激の強い)非線形現象の判断は難しい状況です。本セミナーでは初心者向けに、超音波の振動が伝搬する現象に関する基本的な事項について、これまでの実績に基づいた事例を含めた説明を行います。



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