このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 商品差別化のためのおいしさの見える化とマーケティング [講習会詳細] | テックデザイン
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食品の商品開発、商品企画に精通した講師が、“おいしさ”をどのように顧客に伝えればよいのか(おいしさを表現する豊富なコトバの選択やおいしさのマーケティング戦略)を、自身の経験と事例を通じて解説します。【おいしさ表現実習】では、事前に郵送するサンプル(菓子類)を味わいながら、表現方法や言葉出しの実際について実践形式で学びます。

 

商品差別化のためのおいしさの見える化とマーケティング

 

~おいしさの『仕組み』・『構成要素』・『言語表現』・『商品戦略』~

コード tds20250304z1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2025年 3月 4日(火) 10:30~17:00
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

配信について 見逃し配信はありません。当日の会場受講をお願いします。
資料(テキスト) 当日配布
受講料
(申込プラン)

通常価格: 39,600円 (消費税込)

早割価格: 31,680円 (消費税込) ※1月4日までの申し込み

 

商品差別化のための おいしさの見える化とマーケティング

●講師

ハッピーフードデザイン株式会社 代表取締役 角 直樹

1982年明治製菓(株)(現 明治)入社。研究所、商品企画部、スイーツ事業推進部、業務商品開発部等で、お菓子、スイーツの商品開発に従事。2015年中小企業診断士登録、MBA取得。2020年商品開発、経営コンサルタントとして独立。大手、中小メーカー、飲食店を対象に商品開発の実務、業務プロセス開発、組織運営、経営支援を行っている。著書:おいしさの見える化(2019幸書房)、食品安全マネジメント(2017 幸書房)中小企業診断士、野菜ソムリエ、HACCP管理者

●詳細

Ⅰ. 「おいしさの見える化」とは何か
 1. おいしさを見える化する意義
 2. おいしさの定義

Ⅱ. おいしさが発生する仕組み
 1. おいしさの発生メカニズム
 2. 風味発現と検知の仕組み 
   ・咀嚼から脳まで
 3. 脳で感じるおいしさ 
   ・脳における情報処理とおいしさの記憶
 
Ⅲ. おいしさを構成する要素 
 1. 味の化学 
 2. 香りの化学 
 3. 食感の物理学
 4. 味・香り・食感の統合
 5. 温度・外観・色・音
 6. 外部情報 
 7. 記憶

Ⅳ. おいしさを表現する言葉 
 1. おいしさ表現の単語
  ① 直接表現 
   ・味、香り、食感
  ② 修飾表現 
   ・強弱、バランス、相互関係時間軸表現、記憶表現 
 2. おいしさ表現の文章
   ① 文章の構成  
   ・時間軸表現、おいしさ構成要素表現  
   ② 単語の使い方 
   ・風味語のバランス、インパクトワード、称賛語
   ③ おいしさ表現実習(テイスティング)
    市販品、試作品(菓子類)を味わいます

Ⅴ. おいしさを伝えるマーケティング 
 1. おいしさのマーケティング共通原則
  ① お客様視点
  ② 価値創造 
  ③ 事業目標
 2. おいしさとターゲット戦略
  ① トライアル&リピート
  ② イノベータモデル 
 3. おいしさと商品戦略
  ①ネーミング
  ② ポジショニングマップ
 4. おいしさとプロモーション戦略
  ① 店内販促物(POP、ポスター) 
  ② 有人販売
  ③ 試食販売 
  ④ EC
  ⑤ CM
  ⑥ パブリシティ
  ⑦ SNS発信
  ⑧ 工場見学

<習得知識>
・「おいしさを感じる仕組み」に関する科学的・生理学的知識
・「おいしさを言葉で表現する」ための単語力・文章作成能力
・「おいしさを顧客に伝える」ためのマーケティング力

<講師の言葉>
 「おいしさでは差別化できない」という人がいますが、これはその人の表現力が乏しいため、おいしさの価値を十分に伝えられないためです。すべての食品をワインのように表現できれば、おいしさの価値は大きくひろがり、商品の差別化に大きく寄与できるでしょう。
 本講座では、食品の技術者や職人が作り出した素晴らしいおいしさを、価値化してビジネスにつなげることを目的に、試食も交えながらおいしさに関する知識、すなわちおいしさの化学、生理学、脳科学、言語学、マーケティングを正確にバランスよく学びます。
 コロナ後の時代、表層的でなく本質的な価値がより重要になってきます。人間の生理に基づいた本質的なおいしさという価値を、「正しく、ビジネスに直結したことばで表現する力」はこれからの食品技術者にとって、とても重要なスキルになるでしょう。



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