このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 乳化・可溶化の基礎と実務への応用 [講習会詳細] | テックデザイン
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実務経験の豊富な講師が長年の商品開発経験に基づき、【実用系での応用例】【トラブル解決の方法】をイラスト・写真を多く用いてわかりやすく解説します。「シンプルでありながら特徴のある処方例」をすぐに自身で試み、確認できます。化粧品・食品・化学製品などジャンル問わず受講できます。

 

乳化・可溶化の基礎と実務への応用

 

コード tds20250124t1
ジャンル 化学・材料
形式 対面セミナー(配信あり)
日程/時間 2025年 1月 24日(金) 12:30~17:00
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

配信について 1/28より1週間録画を配信します。
※リアルタイムでの配信はありません。
資料(テキスト) 会場受講:印刷物を当日配布+PDF オンライン受講:PDF配布
ご案内事項 ※2人目以降27,500円(税込/テキスト付) エントリー後金額を修正しますので受講者2以降に追加してください。
受講料
(申込プラン)

会場受講+録画配信: 39,600円 (消費税込)

録画配信: 39,600円 (消費税込)

 

乳化・可溶化の基礎と実務への応用

●講師

ニッコールグループ 株式会社コスモステクニカルセンター 鈴木 敏幸

【主な受賞歴】国際化粧品技術者会(IFSCC パリ大会)最優秀論文賞 『液晶乳化』(1982 年)米国化粧品技術者会(SCC)最優秀論文賞 『Liquid Crystal Make-up Remover』 (1993 年)日本化学会化学技術賞 『合成セラミドを主成分とする生体脂質類似皮膚化粧料の開発』(1993 年)国際化粧品技術者会(IFSCC 横浜大会)優秀論文賞 『細胞間脂質のマルチラメラエマルション』(1993 年) など【著書】『ゲルテクノロジー』(サイエンスフォーラム社 ,1997 年)『界面活性剤の機能創製・素材開発・応用技術』(技術教育出版社, 2005 年)など。(いずれも共著)【専門】コロイド界面化学

●詳細

1.乳化・可溶化<基礎編>
1.1.エマルション、マイクロエマルション、ナノエマルションとは?
1.2.マクロ~ナノエマルションの観察と定量測定の実際
1.3.エマルションの一般的な調製法と各種乳化装置
1.4.乳化安定化の定番技術(乳化安定化理論)
1.5.実用系でのエマルション状態と各種トラブル解決法(実用系での落とし穴)

2.乳化・可溶化のために知っておきたい界面活性剤基礎知識
2.1.界面活性剤の溶解挙動は特異的
2.2.クラフト点と曇点を理解すると界面活性剤の使い方が見えてくる
2.3.両親媒性分子がつくる会合体:液晶とαゲルはどう違うか?
如何に見分けるか?
2.4.親水性/親油性のバランス(HLB)とHLB数法による乳化条件の設定

3.相図の読み方作り方と乳化解析への用い方
3.1. 相図の基本を理解しよう:ルールが唯一つある
3.2.成分系の相図:相図が読めると界面活性剤の能力と利用法もわかる
3.3.成分系の相図:乳化、可溶化の解析に必須
  ・三角座標の読み方、作り方の実際と使い分け
  ・相図による可溶化能とマイクロエマルションの理解

4.エマルション調製・安定化・特性制御の技術
4.1.最適条件を知ろう:乳化法が異なるとエマルションの状態が異なる理由
4.2.微細なエマルションをするための根本原理
4.3.液晶、D相を用いた微細エマルション調製の実際
4.4.マイクロエマルションとナノエマルションの違いと関連性

5.実用系で生きる最新乳化・可溶化技術と開発事例
5.1.透明ゲルと自己乳化製剤のための界面活性剤用い方
5.2.高内相エマルション(O/W、W/O)の作り方と安定化の実際
5.3.ナノサイズエマルション調製法と安定化の実際
5.4.αゲルの生成・安定化とエマルション、ゲル製剤への応用
5.5.可溶化能を高める方法と両連続マイクロエマルション製剤
5.6.ピッカリングエマルションとソフトマターの3相乳化
5.7.高分子多糖を用いたエマルションと撥水性O/Wエマルション

<こんな方におすすめです>
・初級~中級技術者。これから乳化・可溶化に取り組もうとしている人
・乳化・可溶化の基本原理を知り、処方の組み方や適切な界面活性剤の選択と用い方を知りたい人
・化粧品企業、食品企業、化学企業などで製品開発や製造現場に従事している人

講義概要・ポイント:
エマルションやマイクロエマルション製剤は実用系で広く用いられているが、基礎的なテキストに見られる、乳化条件の設定や安定性の理論だけでは実用系エマルションの生成・安定化・機能賦与に関する詳細は満たされない。
 本講座は、乳化と可溶化の基本を平易に解説するとともに、実用系を念頭に置いた「状態の観察、評価法」「界面活性剤の選択と用い方」「実用系でのトラブル例とその解決手法」に関して実例を用いて解説をおこなう。また、乳化・可溶化の設定に欠かせない相図の読み方作り方を理解していただき、相図を用いた乳化、可溶化の理解と実用系での機能賦与法も併せて教示する。 



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