このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 フードメタボロミクスによる新しい品質(おいしさ)評価法  [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

新しい食品評価法として注目されつつある『フードメタボロミクス』について、GC-MSを用いた品質(おいしさ)評価の手法を詳しく解説するとともに、現状および課題、今後の可能性や展望についても最新の研究事例を含めて紹介します。

 

フードメタボロミクスによる新しい品質(おいしさ)評価法 

 

~メタボローム解析の基礎、最新研究例、課題と展望~

コード tds20250306z1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 3月 6日(木) 14:00~17:00
配信について 見逃し配信あり(視聴期間は10日程度) 当日の受講が難しい場合は見逃し配信をご利用ください。
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

早割価格: 21,120円 (消費税込) ※1月6日までのお申込み

早割価格(PDF+カラー印刷製本テキスト): 24,000円 (消費税込) ※1月6日までの申込

 

●講師

県立広島大学 生物資源科学部 准教授 馬渕 良太先生

2012年静岡県立大学大学院生活健康科学研究科食品栄養科学専攻博士課程修了、博士(食品栄養科学)を取得後、県立広島大学人間文化学部健康科学科に助教として就任。2020年より現職に。専門は、食品栄養学、食品分析学、食品衛生学など。主にGC-MSを用いたメタボローム解析手法を用いて、食品分野及び栄養学分野の研究に応用している。

●詳細

Ⅰ.食品分野におけるメタボローム解析の基礎
① メタボローム解析とは
② 食品分野におけるメタボローム解析(フードメタボロミクス)
③ 調理加工分野への展開(クッキングメタボロミクス)

Ⅱ.GC-MSを用いたメタボローム解析手法
① GC-MSを用いて出来ること・解析の流れ
② GC-MSで得られた成分データをどのように解析するか
③ GC-MSで得られた成分データと他の指標(官能評価など)を比較し、客観的に食品を評価する

Ⅲ.GC-MSメタボローム解析を用いた食品の品質評価の研究事例
① 生鮮食品における食品の品質評価(鮮度やおいしさ評価)の研究事例
② 食品製造メーカーとの共同事例:商品の解析・評価から品質改善・向上に繋げる
③ その他:これまでに実施したGC-MSメタボローム解析を用いた研究事例

<習得知識>
・食品分野におけるメタボローム解析(フードメタボロミクス)の基礎知識
・メタボローム解析の方法・解析までの流れ:GC-MSを用いた機器分析及び統計解析の知識
・GC-MSメタボローム解析を用いた製品の品質改善・向上へのアプローチ方法と具体例
・GC-MSメタボローム解析を用いたおいしさ評価法と具体例

<講義概容>
 食品のおいしさなどの品質は、様々な方法で評価される。一般的には、ヒトの感覚器官を使って実際に検査する官能評価が優れた方法であるが、実施者の確保や訓練等にコストがかかる。また実施者間の検査値の違いなどにも課題がある。他方、機器分析による食品中の味成分の分析などから評価する方法もあるが、ヒトの感じる閾値などとの関連から、しばしば官能評価の数値と異なる結果が得られ解釈が難しい場合がある。最近、食品中に含まれる成分の網羅的な解析から食品の品質を客観的に評価する方法(メタボローム解析手法)が着目されている。しかしながら、その解析に掛かる費用が他の方法に比べ膨大であることから食品製造メーカー等での導入はまだまだ多くはない。
 本講義では、メタボローム解析の中でも比較的安価で実施可能なGC-MSを用いた方法について、メタボローム解析の基礎から実際の方法まで解説する。また、これまでに我々が行ってきたGC-MSメタボローム解析を用いた、おいしさなどの品質評価に関する研究事例や企業等との連携で実施した商品の解析・評価から品質改善・向上に繋げるような共同研究事例などを紹介する。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       
ページTOPへ