このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 やさしい鉄鋼材料の溶接入門 [講習会詳細] | テックデザイン
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これから溶接に携わる機械系エンジニアはもちろん、基礎をやり直したいベテラン・異動者にも! 本講座では鉄鋼材料の溶接について、基礎や手法、施行時の材料の状態や発生する現象について丁寧に解説した上で、割れ、変形・欠陥への対策や非破壊試験についても1日で網羅し解説します。

 

やさしい鉄鋼材料の溶接入門

 

コード tds20250213h1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2025年 2月 13日(木) 09:30~12:30
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 印刷物を郵送いたします。
受講料
(申込プラン)

通常価格: 24,200円 (消費税込)

早割価格: 19,360円 (消費税込)

 

やさしい鉄鋼材料の溶接入門

●講師

松野技術士事務所 代表 松野 進

横浜国立大工学部金属工学科卒業。株式会社栗本鐵工所にて耐摩耗・耐腐食鉄系鋳造材料の開発に従事しながら、他メーカや大学等と共同研究を実施。“低けい素による高マンガン鋳鋼の高靭性化”にて平成9年度 日本鋳造工学会技術賞を受賞。現在は、松野技術士事務所を開設。博士(工学)、技術士(金属部門)。

●詳細

Ⅰ. 溶接の基礎
 1.溶接とは
 2.溶接の分類
 3.接合方法によるメリットとデメリット
 4.溶接の接合メカニズム
 5.アーク溶接の種類
 6.アークとは
 7.非消耗電極式と消耗電極式アーク溶接
 8.代表的な溶接法
 9.溶接用語

Ⅱ. 溶接施工
 1.前進溶接、後進溶接
 2.予熱、後熱、パス間温度の効果
 3.開先形状と溶接施工性の関係
 4.突合わせ継手における開先形状
 5.溶接金属のガス吸収の影響
 6.溶接金属のガスの吸収を防ぐ方法

Ⅲ. 炭素鋼の溶接
 1.一般構造用圧延鋼材(SS材)
 2.溶接構造用圧延鋼材(SM材)
 3.建設構造用圧延鋼材(SN材)
 4.溶接入熱と熱影響部の硬さの関係
 5.溶接部の硬さについて
 6.溶接部の断面硬さ分布
 7.炭素鋼熱影響部の溶接過程における組織変化
 8.炭素鋼の溶接熱影響部の組織
 9.炭素鋼の溶接熱影響部の最高硬さと予熱・パス間温度の関係
 10.溶接用連続冷却変態図

Ⅳ. ステンレス鋼の溶接
 1.ステンレス鋼の化学組成と物理的性質
 2.オーステナイト系ステンレス鋼の溶接
 3.フェライト系ステンレス鋼の溶接
 4.マルテンサイト系ステンレス鋼の溶接
 5.二相ステンレス鋼の溶接
 6.溶接材料の選択
 7.ステンレス鋼の溶接時の予熱・後熱
 8.溶接金属の組織の推定方法
 9.異材接手の溶接

Ⅴ. 溶接の割れの原因と対策
 1.溶接による高温割れと原因
 2.溶接による高温割れ対策
 3.溶接による低温割れと原因
 4.溶接による低温割れ対策

Ⅵ. 溶接による変形・欠陥の原因と対策
 1.溶接による変形
 2.溶接による変形の原因
 3.溶接による変形の対策
 4.溶接による欠陥
 5.溶接による欠陥の原因と対策

Ⅶ. 非破壊試験方法
 1.磁粉探傷試験
 2.浸透探傷試験
 3.放射線透過試験
 4.超音波探傷試験
 5.溶接部の気密試験

<本講座での習得事項>
 1.溶接の基礎の習得
 2.鉄鋼材料の溶接方法
 3.異種材料同士の溶接方法
 4.溶接による変形防止方法

<講義概要>
 私たちのまわりには数多くの鉄鋼材料でできた製品があります。鉄鋼材料を製品化するためには部品を強固に接合する必要があります。接合方法としてリベットやボルトなどの他に溶接が用いられます。溶接はリベットやボルトによる接合に比べ、部品が高温に加熱されるため、被熱による影響を考慮する必要があります。
 本講座では、溶接の概要、溶接用語の解説により、溶接の基礎を学んでいただいた後、溶接による割れなどの不具合とその対策について解説いたします。



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