このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 実習を通して学ぶ “味と香りの官能評価” [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

貴社の官能評価実験の仕方は合っていますか?これから官能評価実験を行う方、今一度見直したい方必見! 官能評価実験の進め方や実験における様々な試験法(注意点・コツ)について、実習を通して身につけます。

 

実習を通して学ぶ “味と香りの官能評価”

 

~官能評価の概論/実習(2点試験法・一対比較法・SD法etc.)~

コード tds20241122m1
ジャンル 食品
形式 対面セミナー
日程/時間 2024年 11月 22日(金) 10:30~17:00
会場

都内中心部で調整しております。(東京(調整中))

資料(テキスト) カラー印刷製本テキストを当日配付
受講料
(申込プラン)

通常: 39,600円 (消費税込)

 

●講師

摂南大学 理工学部 住環境デザイン学科 准教授 竹村 明久先生

大同大学 情報学部 総合情報学科 かおりデザイン専攻 講師、摂南大学 理工学部 住環境デザイン学科 講師を経て2017年より現職。におい・かおりの心理評価の精度や手法に関する研究、室内空気環境評価・飲食料品の予測される美味しさ評価に関する研究などを行う。所属学会:日本官能評価学会、日本味と匂学会、におい・かおり環境協会、日本建築学会、空気調和・衛生工学会 日本人間工学会、NPO給排水設備研究会

●詳細

Ⅰ.官能評価を行うには(講義)
 1. 目的の明確化
 2. 適切な評価者の設定
 3. 適切な手法の選択
  a. 2点試験法の特徴
  b. 一対比較法の特徴
  c. 評定尺度法の特徴
  d. ME法の特徴
  e. その他(クロスモーダルマッチング,動的官能評価法)

Ⅱ.官能評価をやってみる(実習)
 1. シンプルな2試料の比較(実験①試料:ペットボトル緑茶)
  a. 目的の明確化
  b. 評価者の設定
  c. 手法の選択
   ・2点試験法の利用
   ・提示順の注意
  d. 実験実施
  e. データ処理と考察
   ・比率の検定
 
 2. 多数の評価者による3試料の比較(実験②試料:チョコ3種or画像)
  a. 目的の明確化 
  b. 評価者の設定
  c. 手法の選択
   ・一対比較法の利用
  d. 実験実施
  e. データ処理と考察
   ・サーストンの方法に基づく分析
 
 3. 質の表現を伴う検討(実験③試料:アロマオイル)
  a. 目的の明確化
  b. 評価者の設定
  c. 手法の選択
   ・評定尺度法 or VAS(Visual Analogue Scale)
  d. 実験実施
  e. データ処理と考察
   ・評定尺度法とVASの比較
   ・SD法に基づく分析
   ・因子分析の利用

Ⅲ. まとめ・質疑応答

※実習で使用する素材は、変更する場合があります

<習得知識>
1.官能評価の基礎・計画するための基本的な考え方 
2.官能評価を行う際の注意事項
3.官能評価における統計処理の考え方 
4.官能評価で使われる試験手法の実践と理解

<講義概要>
 官能評価は、測定機器が不要であるなど導入しやすい評価方法である一方、評価者の個人差など、データの取得や処理にあたってはある程度の注意が必要な方法でもあります。
 本講義では、実習形式で官能評価の実験計画から実施およびデータ処理までの過程を受講者の皆さんに体験して頂いて、実験者と実験参加者(評価者)の双方の立場を経験することで、官能評価の流れや注意点を多面的に把握し、手法間や尺度の評価のしやすさや、しにくさを実感し、さらに統計処理方法を確認することができます。
 講義の中では、講師の専門であるにおい評価の最新事例などの知見をもとに、計画や実施にあたっての注意事項などを随時解説します。



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