このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 細胞性食品(いわゆる培養肉や培養植物)の基礎と細胞農業の国内外における課題および将来動向 [講習会詳細] | テックデザイン
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持続可能な食糧供給に関心を持つ技術者や培養食品の製品採用を真剣に考える開発担当におすすめ! 細胞性食品の基礎・作り方から、技術や経済、法、倫理、消費者の受け止め方などの様々な視点からの課題、メリットと将来のヴィジョンまでを初心者にもわかりやすく解説します。

 

細胞性食品(いわゆる培養肉や培養植物)の基礎と
細胞農業の国内外における課題および将来動向

 

コード tds20241004h1
ジャンル 食品
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 10月 4日(金) 13:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 電子ファイルをダウンロード
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

PDF+カラー製本テキスト : 39,600円 (消費税込)

 

細胞性食品(いわゆる培養肉や培養植物)の基礎と細胞農業の国内外における課題および将来動向

●講師

東北大学大学院 農学研究科 環境適応植物工学研究室 助教 NPO法人日本細胞農業協会 代表理事 五十嵐 圭介先生

2015年 Shojinmeat Projectに参入し、2017年 東北大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 博士課程 修了。株式会社リバネス、インテグリカルチャー株式会社を経て、2022年 東北大学大学院農学研究科 環境適応植物工学研究室 助教に就任。また、2019年に非営利活動法人日本細胞農業協会を設立。東北大学にてイネの細胞質雄性不稔性の分子遺伝学的解析および植物細胞農業の基礎研究開発、株式会社リバネスにてサイエンスコミュニケーターとして異分野連携推進・教育事業、インテグリカルチャー株式会社にて細胞性食品の研究開発に携わる。

●詳細

● 世界の食料生産事情
● 代替タンパク質による食料供給の可能性
● 細胞農業とは
● 培養肉の一般的な作り方
● 植物細胞性食品の作り方
● エネルギー効率から見る細胞農業のメリット
● 世界の細胞農業ベンチャーの紹介
● 細胞農業研究領域の歴史的経緯
● 培養肉開発における技術的課題
● 植物細胞性食品の技術的課題
● 細胞農業の経済的意義
● 細胞農業が消費する資源を現行農業と比較
● 国内における細胞農業関連企業と社会実装の見通し
● 関連する業界分野の見通し
● 世界各国の法整備の現状と細胞農業が社会実装されるために解決すべき課題
● ベジタリアンやヴィーガンに対する培養肉の印象
● 生命倫理から見た培養細胞の捉え方
● 一般市民に対する説明を行うことの意義
● 消費者需要を確立するために必要と考えている認識
● 細胞農業が社会実装されることで実現しうる未来のビジョン

<本講座での習得事項>
●細胞農業の歴史
●細胞培養技術の基礎
●産業化における課題
●植物細胞農業の可能性

<講義概要>
現在の世界の食料生産は、急激に増える人口と環境変動の影響から持続可能性が懸念されている。その解決手段として、代替タンパク質や細胞農業が注目されている。
細胞農業は、人工制御条件下で細胞を増殖させ、食料や材料を生産する新しい考え方である。例として動物の筋肉細胞から培養肉を、また植物の細胞からは植物細胞性食品を製造するなどが挙げられる。細胞農業の利点を最大化するためにも、エネルギー効率や環境への負荷を低減しつつ、質の高い食品を生産することは、業界の大きなテーマとなっている。
現在、培養肉や植物細胞性食品の生産において、技術的や経済的なハードルが多く存在している。これを乗り越えるためには、法的な整備や生命倫理に関する公的な議論が不可欠である。また、消費者の信頼とニーズを築くことは、この産業が成長する鍵となる。
細胞農業の技術が社会に広く普及することで、我々は持続可能で、よりエシカルな食生活を送ることができるようになるかもしれない。新しい技術の導入は、時に議論や誤解を招くものだが、適切な説明と啓発を行うことで、より良い未来を築く手助けとなるだろう。



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