このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 やさしい鉄鋼材料入門 [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

フレッシュな機械系エンジニアはもちろん、基礎をやり直したいベテラン・異動者にも! 製造業には欠かせない各種鉄鋼材料の特性・各論や評価方法に加え、熱処理や溶接、摩耗や腐食、トラブル調査手法などの実務に必須の知識を1日で一通り学べる講座です。貴社の研修・教育に是非ご活用ください。

 

やさしい鉄鋼材料入門

 

~基礎 / 材料評価 / 熱処理 / 溶接 / 摩耗 / 腐食・防食 / 事故品調査~

コード tds20241011h1
ジャンル 機械
形式 オンラインセミナー(Live配信)
日程/時間 2024年 10月 11日(金) 10:00~17:00
配信について 見逃し配信もあります(視聴期間は10日程度)
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送
受講料
(申込プラン)

通常価格: 36,300円 (消費税込)

 

やさしい鉄鋼材料入門

●講師

松野技術士事務所 代表 松野 進

横浜国立大工学部金属工学科卒業。株式会社栗本鐵工所にて耐摩耗・耐腐食鉄系鋳造材料の開発に従事しながら、他メーカや大学等と共同研究を実施。“低けい素による高マンガン鋳鋼の高靭性化”にて平成9年度 日本鋳造工学会技術賞を受賞。現在は、松野技術士事務所を開設。博士(工学)、技術士(金属部門)。

●詳細

Ⅰ. 鉄鋼材料の概要

Ⅱ. 鉄鋼材料の組織、機械的性質と用途
1. 鉄鋼材料の区分
2. 一般構造用圧延材(SS400)
3. 機械構造用炭素鋼(S45C)
4. ステンレス鋼鋼材(SUS304、SUS430、SUS410)
5. ねずみ鋳鉄品(FC200)
6. 球状黒鉛鋳鉄品(FCD450)
7. 炭素鋼鋳鋼品(SC450)

Ⅲ. 鉄鋼材料の評価方法
1. 破壊の概要
2. 引張試験
3. 応力―ひずみ線図
4. シャルピー衝撃試験
5. 硬さ試験

Ⅳ. 熱処理
1. 熱処理の概要
2. 焼なまし
3. 焼入れ
4. 焼戻し
5. 焼ならし

Ⅴ. 溶接
1. 溶接とは
2. 溶接用語
3. 予熱、後熱、パス間温度の効果
4. 開先形状と溶接施工性の関係
5. 溶接金属のガス吸収の影響
6. 溶接割れの原因と対策
7. 溶接部の硬さについて
8. ステンレス鋼の溶接の問題と対策
9. 溶接変形の原因と対策

Ⅵ. 摩耗
1. 摩耗の種類
 ① 摩耗の概要
 ② アブレシブ摩耗
 ③ 凝着摩耗
 ④ 疲労摩耗
 ⑤ 腐食摩耗
2. 摩耗評価方法
3. 摩耗試験機
4. 摩耗対策

Ⅶ. 腐食と防食
1. 腐食の概要
2. 腐食の形態と対策
 ① 全面腐食
 ② 孔食
 ③ 隙間腐食
 ④ 粒界腐食
 ⑤ 応力腐食割れ
 ⑥ 電位差腐食
 ⑦ エロ―ジョン・コロージョン
 ⑧ 高温腐食

Ⅷ. 鉄鋼材料の事故品調査方法
1. 事故品の調査方法
2. 変形や破壊の原因調査
3. 腐食原因調査
4. 対策

<本講座での習得事項>
1.鉄鋼材料の組織と機械的特性の関係
2.熱処理による鉄鋼材料の特性変化
3.鉄鋼材料の溶接方法、摩耗・腐食対策
4.鉄鋼材料の事故品調査方法

<講義概要>
鉄鋼材料は機械、自動車などに使用され、私たちの生活に欠かせないものになっています。機械や自動車を設計するとき材料を選択しますが、機械や自動車の性能を設計通りに発揮させたり、使用中に摩耗や腐食などの問題が生じないようにする必要があります。鉄鋼材料は外観が同じでも、成分や熱処理などによって、その特性は大きく異なります。
そこで、本講座では、主な鉄鋼材料の組織・熱処理と機械的性質の関係、鉄鋼材料の接合に欠かせない溶接技術、さらに摩耗や腐食対策による改善も丁寧に解説することで、開発・設計や製造に役立てるように致します。鉄鋼材料についての市販の文献を読んでもよく理解できない方でも理解して活用できるよう配慮いたします。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       
ページTOPへ