このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 食品の打錠における実務とスケールアップ [講習会詳細] | テックデザイン
※お申込前に「注意事項」をご確認ください

食品の打錠における実務とスケールアップ

 

コード tdo2024040402
ジャンル 食品
形式 オンデマンド講座
配信について 受講期間:4週間
動画時間 約3.5時間
資料(テキスト) 印刷物を郵送
受講料
(申込プラン)

1アカウント: 27,500円 (消費税込)

 

食品の打錠技術の実務とスケールアップ

●講師

秋山錠剤株式会社 品質保証部 製剤開発課 顧問 理学博士 阪本 光男

・エーザイ株式会社製剤研究室に入社、ジェネリックメーカ、一般薬メーカの製剤研究室室長を経て、現職・所属学会:日本薬学会

●詳細

1. 錠剤化の目的と特徴
2.医薬品としての錠剤と食品の錠剤との相違
3.食品の錠剤化における問題点
4.直接打錠法のメリットおよび最も重要な要因とその事例
5. 食品の造粒法の比較と各種造粒とその物性
6. 乾燥および整粒工程におけるポイント
7.粉体の打錠メカニズム
8.粉体の圧縮性評価
9.打錠で要求される要素と要因
10. 打錠障害とその改善
11. 内部滑沢と外部滑沢打錠法の比較
12. サプリメント錠の製造事例
13. 打錠および流動層造粒のスケールアップ

<習得知識>
・直接打錠法での賦形剤の選択
・撹拌造粒と流動層造粒の打錠障害に関係する留意点と対応策
・適正な打錠条件の設定と運転時の注意点
・錠剤の重量変動と成分の含量均一性に関する改善方法
・打錠障害を防止するためのポイント
・滑沢剤混合における適正な混合機とその混合条件
・打錠におけるスケールアップの考え方
 

<講義概要>
食品の錠剤化においては、その素材の特性から、錠剤硬度が高くならない、カケ、キャッピング・スティッキングなどの打錠障害が問題となる。
食品における錠剤化では、品質およびコスト面から直接打錠法が適切であると考えられる。しかし、直接打錠法では湿式打錠法に比べて圧縮性、成分の均一性、そして湿度に対する安定性において問題となる。
そこで、本講演では、直接打錠で最も重要な因子としての賦形剤の選択、食品の直接打錠用賦形剤とその錠剤化の事例について紹介する。
次に粉体の圧縮メカニズム、そして、キャッピングおよびスティッキング機構とそれぞれの評価法および改善法について解説する。ここでは具体的に造粒顆粒の粒度と打錠障害(キャッピング、スティッキング)について提示する。さらに、サプリメントの錠剤化の事例として高含量のグルコサミン塩酸塩の直接打錠法について説明する。また、打錠前の滑沢剤混合に関して滑沢剤の混合時間と錠剤硬度および混合時間と展延状態について、総圧縮時間によるスケールアップ時の打錠速度の設定に関しても触れる。



  • facebook

  • 食添素材ナビ
       
ページTOPへ