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プラスチック材料まるわかり(3講座)

 

 

 

コード tdo2024030200
ジャンル 機械
形式 オンデマンド講座
配信について 受講期間:アカウント発行から90日間
資料(テキスト) PDFのダウンロード
ご案内事項 オンデマンド講座とは:タイムパフォーマンス、理解度・定着度、受講期間、映像品質が弊社サービスの中でも優れています。
3講座セットで3カ月間受講できます。
各講座の紹介映像は各ページをご参照ください。
受講料
(申込プラン)

1アカウント: 71,500円 (消費税込)

 

初めて学ぶプラスチック材料

●講師

大塚技術士事務所 所長 大塚 正彦

1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』などがある。プラスチック成形加工学会、型技術協会に所属。

●詳細

Ⅰ.プラスチック材料の基本的特徴
1.プラスチックと樹脂の違い、特徴
2.プラスチック材料と金属、他材料の特性比較
3.プラスチック材料のメリット、デメリット
Ⅱ.プラスチック材料の構造・性質、種類と特性、用途
1.プラスチック材料の構造・性質
2.プラスチック材料の種類
3.プラスチック材料の特性
 a)熱可塑性プラスチック
  ・結晶性、非晶性
  ・汎用プラスチック
  ・エンジニアリングプラスチック
  ・スーパーエンジニアリングプラスチック
 b)熱硬化性プラスチック
4.プラスチック材料の用途
Ⅲ.プラスチック材料の成形法の種類、特徴
1. 熱可塑性プラスチック
 a)射出成形
 b)ブロー成形
 c)真空成形
2. 熱硬化性プラスチック
 b)積層成形
 c)真空注型
 d)トランスファー成形
Ⅳ.プラスチック材料選定時のポイント
1. 要求仕様の決定
2. プラスチックの使用環境の確認
3. プラスチックの評価内容の確認
4. 材料の安全性、法規制対応
Ⅴ.プラスチック材料の製品適用事例
1. 自動車関連部品
2. 事務用品
3. 情報通信部品
4. 半導体部品
Ⅵ.プラスチック材料の今後の動向
1. 金属代替プラスチック
2. リサイクル

日常生活に不可欠な自動車、情報通信機器、OA機器などの製品にはプラスチック材料が使用されています。プラスチック製品は、最適なプラスチック材料の選定・評価、高品質な製品・設計、金型設計・製作、さらに最適な成形法によって製作されます。このようにプラスチック製品の製作には、プラスチック材料、製品設計、金型設計・製作、成形の“4つの要素技術”が必要ですが、『材料を制する者は技術を制する』という名言があるように、プラスチック材料に関する知識習得が必須になります。また、昨今のSDGsを重視する環境の中で、金属製品・部品のプラスチック材料による置き換えが進展していますが、併せて廃棄プラスチック製品のリサイクルに関する知識も必要です。  本講義では①プラスチック材料の特徴、②プラスチック材料の構造・性質、種類と特性、③成形法、④プラスチック材料選定時のポイント、⑤製品適用事例、⑥プラスチック材料の今後の動向について概説します。

プラスチック射出成形入門

●講師

大塚技術士事務所 所長 大塚 正彦

1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』などがある。プラスチック成形加工学会、型技術協会に所属。

●詳細

1.プラスチック射出成形の基本
(1)射出成形とは
(2)プラスチック製品の受注(企画・設計)~量産プロセス
(3)射出成形機、付帯設備の外観・機能、型締め機能と装置・特徴
(4)射出成形機の動作
(5)射出機能(射出充填、保圧)
2.プラスチック材料の種類、射出成形の特徴
(1)プラスチック製品(射出成形品)と樹脂
(2)熱可塑性樹脂(結晶性樹脂、非晶性樹脂)、熱硬化性樹脂と射出成形の特徴
3.射出成形金型の基本
(1)金型の基本的な構造(2プレートタイプ、3プレートタイプ) 【動画:開閉動作】
(2)金型設計・加工フロー
4.射出成形準備~成形(成形条件設定の基礎)
(1)プラスチック成形品と使用成形機の決定
(2)成形条件設定の基礎(成形開始~成形品完成)
5.射出成形不良と対策【製品設計、樹脂、金型、成形からの対策】
(1)ゲート付近に発生する不良と対策
(2)流動途中で発生する不良と対策
(3)充填完了付近で発生する不良と対策、その他不良と対策
6.まとめ

プラスチック製品の生産時、完成度の高いプラスチック製品設計を行い、サンプル試作、品質評価・確認を経て 金型を製作します。その後、量産工法の射出成形を活用して、射出成形機に金型を取り付けて成形を開始します。 しかし、成形生産するなかで品質不良を発生することがあります。
この原因は、量産品の生産に不可欠な金型と射出成形機のマッチング不良、プラスチック材料特性の理解不足、高温の溶融樹脂を高速・高圧、短時間で金型内に充填する時の成形条件の設定不良、製品設計品質不良などが挙げられます。 本セミナーでは、プラスチック射出成形の原理、射出成形機の選定、成形条件などと製品品質との関係の説明、ならびに不良発生時の対策、ノウハウについて解説します。

プラスチック射出成形品設計の基本と不良対策

●講師

大塚技術士事務所 所長 大塚 正彦

1980年 明治大学大学院工学研究科博士前期課程修了。NEC、山一電機などで約33年にわたりプラスチック製品の開発全般に関わる業務に従事(成形品設計、プラスチック材料実用化評価、製品設計、金型設計・製作、成形技術の先行開発など)。2012年 大塚技術士事務所設立。国内・海外企業の技術指導のかたわら書籍の執筆やセミナー講師として教育啓蒙活動にも精力的に取組む。著書に『初級設計者のための実例から学ぶプラスチック製品開発入門』などがある。プラスチック成形加工学会、型技術協会に所属。

●詳細

Ⅰ. プラスチック製品開発上の留意点
 1.プラスチック製品の企画・設計~量産までのフロー
 2.製品にプラスチックを適用する段階
 3.製品形状の詳細設計と部品図作成段階
 4.試作評価から量産化の段階
(3Dプリンター試作、3Dプリンター型、アルミ合金型の活用)
Ⅱ. プラスチック材料の種類と特徴
 1.プラスチック製品と樹脂
 2.プラスチック製品(材料)の一般的特性
 3.熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂の特徴
 4.汎用プラスチック、エンプラ、スーパーエンプラの種類と特徴
Ⅲ. プラスチック射出成形金型の基礎
 1.金型の基本構造(2プレートタイプ、3プレートタイプ)
【動画:金型開閉動作】
 2.金型設計・加工フロー、ポイント 
  a.製品図~金型設計・製作~完成
 3.射出成形金型
  a.アンダーカット処理方法
  b.ランナーの種類と機能
  c.エジェクター(突出し)
  d.冷却回路の機能・特徴
Ⅳ. プラスチック射出成形の基礎
 1.射出成形の原理・特徴
 2.成形加工サイクル
Ⅴ. プラスチック射出成形品設計の基礎と事例
 1.事例紹介
 2.パーティング
 3.抜き勾配
 4.アンダーカット
 5.ゲート
 6.成形部品間の固定・組立
  a.部品固定構造
  b.部品嵌合構造
  c.二次加工
 7.組立容易化
Ⅵ. 成形品不良とその対策
 1.外観
  a.ウェルド
  b.ヒケ
  c.ボイド
  d.ショート
  e.バリ
  f.焼け
  g.ジェッティング
  h.フローマーク
  i.白化
  j.シルバーストリーク
  k.異物
 2.精度
  a.ピッチ寸法
  b.ボス・リブ高さ不良
  c.ソリ
 3.その他品質不良とその対策
  a.強度
  b.離型不良
Ⅶ.まとめ

プラスチック製品では、出来栄えの70~80%は製品設計の完成度に依拠するといわれています。そのため、高品質で低価格のプラスチック製品を短納期で製作するには、製品企画などを理解した上で、最適な材料選択、トラブルの少ない金型の設計・製作、適切な成形工法の選定を行うことが必要となります。また、ニーズの多様化にともない多品種少量生産への対応も求められるので、生産効率の高い成形工法や金型に関する知識の習得も重要です。  本講習会では、顧客満足度の高い製品を創るための企画・設計の留意点を解説するとともに、成形材料特性、金型設計・製作技術、成形技術を考慮した成形品設計の考え方について解説します。さらに、成形不良対策、生産性改善方法などについても実際の製品事例を参照しながら詳しく説明し、また、最新のプラスチック製品開発の技術動向や適用例も紹介します。



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