このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 有限要素法 [講習会詳細] | テックデザイン
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製品設計や構造解析において、有限要素法(FEM)は欠かすことのできない解析手法です。しかし、FEMソフトウェアの操作に慣れていても、その理論的背景や数値的な意味を十分に理解している技術者は多くありません。本講座では、Excelを用いた演習を通じて、FEMの基本構造・要素剛性マトリクスの導出・数値解析の考え方を体系的に学びます。感性工学の視点から「心地よさ」や「使いやすさ」といった定性的な要素を設計に反映させる事例も紹介します。ソフト任せではなく、解析の本質を自ら理解し、設計の説得力と精度を高めたい技術者に最適な内容です。理論と実務をつなぐ本講座で、FEMの本質的理解を深め、現場で活かせる解析力を身につけましょう。

 

有限要素法

 

 

 

コード tdo2023102001
ジャンル 機械
形式 オンデマンド講座
配信について 受講期間:アカウント発行から90日間
動画時間 約3時間
資料(テキスト) テキストは印刷したものを郵送します。
ご案内事項 オンデマンド講座とは:タイムパフォーマンス、理解度・定着度、受講期間、映像品質が弊社サービスの中でも優れています。
受講料
(申込プラン)

オンライン受講: 33,000円 (消費税込)

2名受講: 55,000円 (消費税込)

 

有限要素法

●講師

信州大学 繊維学部 先進繊維・感性工学科 教授 吉田 宏昭先生

京都大学再生医科学研究所研究機関研究員(講師)、Johns Hopkins Universityポスドク、産業技術総合研究所デジタルヒューマン研究センター研究員、信州大学繊維学部先進繊維・感性工学科准教授などを経て、2019年同教授。博士(工学)。

●詳細

1)有限要素法とは?
 有限要素法(FEM)の概要
 “FEA”とは?
 数値解析とは?
 FEMのしくみ
 FEMの特徴は?

2)1次元ロッド要素
 要素剛性マトリクス
 全体剛性マトリクス
 例題

3)三角形要素
 剛性マトリクスを誘導する
 全体剛性マトリクスを組み立てる
 逆行列を計算する
 連立方程式を解く
 変位と応力を計算する

4)四角形要素(アイソパラメトリック要素)
 新しい曲線座標系と形状関数
 曲線座標系とデカルト座標系の関係
 剛性方程式の誘導
 ガウスの数値積分法を用いた剛性マトリクスの計算
 変位と応力ひずみを計算する

 私が有限要素法に触れた25年前(1997年頃)は、有限要素モデルを紙に手書きし、座標値を手入力していました。本当に大変でしたが、それ故に多くのことを学ぶことができました。今はどうでしょうか。有限要素解析ソフトウェアの進歩は驚異的で、少し慣れるとすぐに結果が出力されますが、その分、ブラックボックスになっており、どういう理屈で解析しているのか知らなくても何とかなる、という違う問題があります。本講義で有限要素法の基礎の基礎を学び、さらに、Microsoft Excelを用いた演習を通して理解を深めていただければ幸いです。



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