このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 体内時計・時間栄養学の基礎と食品開発への応用 [講習会詳細] | テックデザイン
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『朝食は脳を活発にする』『寝る前の食事は肥満になる』など、食事タイミングの心身・健康への影響を考慮した食品の開発が近年着目されています。本講座では体内時計のメカニズムや代謝能力への影響を始めとする時間栄養学の基礎・研究手法に加え、体内時計や睡眠を調節する食品成分と適切な摂取タイミングに関する最新の研究動向についても解説します。

 

体内時計・時間栄養学の基礎と食品開発への応用

 

~いつ、なにを食べるべきなのかを考える~

 

 

コード tdo2025010900
ジャンル 食品
形式 オンデマンド講座
配信について お申込みから4週間(何度でも視聴できます)
動画時間 約1h+約3h
資料(テキスト) 印刷・製本したものを郵送します
ご案内事項 オンデマンド講座とは:タイムパフォーマンス、理解度・定着度、受講期間、映像品質が弊社サービスの中でも優れています。
受講料
(申込プラン)

tdo2025010901:時間栄養学を活用した食品開発の現状と課題: 16,500円 (消費税込)

tdo2025010902:体内時計・時間栄養学の基礎と食品開発への応用: 33,000円 (消費税込)

2講座セット: 39,600円 (消費税込)

 

【オンデマンド:tdo2025010901】時間栄養学を活用した食品開発の現状と課題

●講師

広島大学大学院 医系科学研究科 准教授 田原 優先生

2013年に早稲田大学にて博士(理学)を取得。2013年より早稲田大学 助手、早稲田大学 助教、University of California Los Angeles 助教を歴任。2019年より早稲田大学准教授。2022年より現職。研究領域として、07年より柴田重信教授と共に、時間栄養学研究の確立に取り組んできた。また、発光イメージングによるマウス体内時計測定、ストレスによる体内時計調節などの成果を発表している。常にヒトへの応用を意識しながら、最先端の基礎研究を行っている。現在は、JST創発的研究支援事業などの支援を受け、産学連携を推進した研究を進め、さらに公衆衛生学も取り入れながら、体内時計研究の社会実装を目指している。著書に【プレシジョン栄養学(建帛社,共編著,2024)】【体内時計応用法(杏林書院,編著,2022)】【時間栄養学(化学同人,共著,2020)】【体を整えるすごい時間割(大和書房,2019)】【体内時計健康法(杏林書院,共著,2017)】。

●詳細

Ⅰ.時間栄養学の基礎
 1.体内時計と健康科学
 2.朝食が大事な理由
 3.時間栄養学の考え方
 4.食・栄養による体内時計の調節

Ⅱ.時間栄養学のエビデンス、現状、課題
 1.SR/メタ解析結果
 2.今応用したい食・栄養のタイミング
 3.概日リズム調整剤の開発
 4.カフェイン・ノビレチンなど/li>
 5.腸内細菌との関連
 6.朝食の内容
 7.食・栄養の吸収の日内リズム
 8.朝のタンパク質とサルコペニア
 9.血糖調節の時間栄養学

Ⅲ.時間栄養学の今後、課題
 1.産学連携による商品開発の動向
 2.薬機法との関連
 3.今後の展開予想

■講義概要
 「なにを、どれだけ」について研究が進んできた栄養学に対して、「いつ」というタイミング要素を加えた新しい栄養学が、「時間栄養学」である。食・栄養は体内時計の調節に繋がり、体内時計により支配された食物の吸収・代謝・排泄に合わせた食・栄養のタイミングを考えることが大事である。体内時計を健康に保つことは、生活習慣病、がん、老化の予防だけでなく、ウェルビーイングに繋がる。体内時計や睡眠を調節する機能性食品成分探索は、ホットな研究、開発分野である。
 本講義では、時間栄養学について初めて学ぶ方を対象に、時間栄養学の基本的な考え方から、時間栄養学で今分かっているエビデンス、商品開発における課題、さらには今後の展開について、1時間程度でスピーディーに学ぶことができる。さらに深く、体内時計の基礎や、研究開発方法まで学びたい場合は、3時間コースに進んで下さい。

<習得知識>
1.時間栄養学の背景を知る。
2.時間栄養学の基礎を理解する。
3.時間栄養学の現状を知る。
4.時間栄養学の食品開発への応用例を知る。

オンデマンド:tdo2025010902】体内時計・時間栄養学の基礎と食品開発への応用

●講師

広島大学大学院 医系科学研究科 准教授 田原 優先生

2013年に早稲田大学にて博士(理学)を取得。2013年より早稲田大学 助手、早稲田大学 助教、University of California Los Angeles 助教を歴任。2019年より早稲田大学准教授。2022年より現職。研究領域として、07年より柴田重信教授と共に、時間栄養学研究の確立に取り組んできた。また、発光イメージングによるマウス体内時計測定、ストレスによる体内時計調節などの成果を発表している。常にヒトへの応用を意識しながら、最先端の基礎研究を行っている。現在は、JST創発的研究支援事業などの支援を受け、産学連携を推進した研究を進め、さらに公衆衛生学も取り入れながら、体内時計研究の社会実装を目指している。著書に【プレシジョン栄養学(建帛社,共編著,2024)】【体内時計応用法(杏林書院,編著,2022)】【時間栄養学(化学同人,共著,2020)】【体を整えるすごい時間割(大和書房,2019)】【体内時計健康法(杏林書院,共著,2017)】。

●詳細

Ⅰ.体内時計の基礎
 1.体内時計研究の歴史
 2.体内時計の分子メカニズム
 3.中枢時計と末梢時計
 4.体内時計の同調(時刻合わせ)メカニズム
 5.ヒトの体内時計、クロノタイプ(朝型、夜型)
 6.睡眠と体内時計
 7.老化と体内時計

Ⅱ.時間栄養学
 1.食事による体内時計リセットメカニズム
 2.エネルギー代謝の日内リズム
 3.肥満、糖尿病と体内時計
 4.食事タイミング
 5.朝食の重要性
 6.腸内細菌叢と体内時計

Ⅲ.体内時計の研究方法
 1.マウス時計遺伝子解析
 2.マウス行動解析
 3.ヒト体内時計・睡眠解析
 4.ヒト消化、吸収、代謝解析
 5.オミクス解析

Ⅳ.時間栄養学、時間健康科学の応用例
 1.体内時計をリセットする食品機能性成分
 2.睡眠に作用する食品機能性成分
 3.食品機能性成分の摂取タイミング
 4.産学連携による商品開発の動向
 5.これからの時間栄養学

■講義概要
 90年代後半に哺乳類の時計遺伝子が見つかって以降、体内時計研究は劇的に進み、今ではほとんどの生理機能、または病気に体内時計が関与していることが明らかになっている。体内時計を健康に保つことは、生活習慣病、がん、老化の予防に繋がる。これらの基礎研究をもとに応用研究が進みつつあり、その一つが時間栄養学である。食・栄養による体内時計の調節は可能であり、これまでの栄養学であまり語られてこなかった「いつ食べるか」という要素が重要となる。体内時計や睡眠を調節する機能性食品成分探索は、ホットな研究、開発分野である。
 本講義では、体内時計の基礎をわかりやすく説明し、理解して頂くことから始める。体内時計と病気、老化にいかに関わりがあるのかを身近な例を入れつつ、解説する。時間栄養学とは何か、最近の研究成果と共に解説する。次に、体内時計の研究方法、ツールを紹介することで、体内時計研究をすぐにスタートできるような知識を身につける。最後に、体内時計、睡眠研究における機能性食品成分の開発の現状、成功例などをシェアする。

<習得知識>
1.体内時計の基礎を理解する。
2.時間栄養学の基礎を理解する。
3.体内時計の研究方法を知る。
4.時間栄養学の食品開発への応用例を知る。



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