このサイトではJavaScriptを使用しています。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからお使いください。 【オンデマンド】化学工場の静電気事故防止ノウハウ【実践編】 [講習会詳細] | テックデザイン
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【オンデマンド】化学工場の静電気事故防止ノウハウ【実践編】

 

 

 

コード tdo2020061901
ジャンル その他
形式 オンデマンド講座
配信について 受講期間:4週間
動画時間 約90分
資料(テキスト) 印刷物を郵送
ご案内事項 基礎編とセットで33,000円
受講料
(申込プラン)

1アカウント: 22,000円 (消費税込)

 

●講師

一代技術士事務所 鈴木 孝

16年間にわたり、医薬品原薬、半導体関連電子材料薬品メーカーにて研究開発品の量産化に関与する製造現場に従事。そのうち8年間は工場長として勤務し、研究者と技術者の間で生じるトレードオフ問題の解決に臨む。2011年の東日本大震災を経験し、その後の工場移転と新たな4つのプラントの立ち上げに参画。工場建設、対外折衝、技術移管といった復興プロセスを通じ、多くの化学物質に関する問題を解決に導く。2019年には、化学工場専門のコンサルタントとして独立。一代技術士事務所開設。安全は経営に直結するという信念のもとに、現場第一主義を掲げる。同時に人間関連の課題を中心に、クライアントが抱える問題の解決策を提供している。2021年12月からは厚生労働省の化学物質電話相談・訪問支援業務に従事。品質管理、生産管理、労務管理、労働安全衛生、公害防止活動、コスト改善等、工場運営全般を得意とする。特に、静電気事故防止対策と化学物質のリスクアセスメントの企業支援には定評がある。これらの経験をもとに、研究者の倫理と技術者の倫理について講義を行うこともあり、現在は東京科学大学大学院の非常勤講師も務めている。

●詳細

Ⅰ.静電気事故例と可燃性物質の特性
 1.静電気事故例とそれぞれの事故解析
 2.特性要因図から読み解く事故の本当の原因
 3.放電による着火の仕組み
 4.ガス、蒸気、粉体の着火の危険性
 5.不導体の帯電性の指標
 6.物質の最小着火エネルギー
 7.不導体の帯電性の指標

Ⅱ.除電方法・静電気事故対策(ハード対策)
 1.接地・ボンディング
 2.浮遊導体・不導体の排除
 3.不導体の静電気対策
 4.作業者の帯電防止・接地
 5.爆発性雰囲気の防止

<本講座での習得事項>
1.可燃性物質に関する基礎知識
2.事故原因の究明・分析のための工学的手法(参考事例多数)
3.除電・静電気事故のハード対策に関する具体的ノウハウ
<講義概要>
 化学プラントの事故原因の大半は静電気による着火・爆発です。各社が静電気事故防止細則を定め、対策に尽力しているのにもかかわらず毎年同様の事故が発生するのは、【静電気は五感で感知できない】【学校教育で静電気のカリキュラムが学ぶことができない】の2点が大きく影響しています。また、実際の事故頻度は夏季と冬季で同等であるにもかかわらず、【静電気事故は冬季特有のもの】などといった誤解が蔓延しているのもリスクの一因です。
 一度でも大きな事故が発生してしまえば現代のネット社会では悪評・風評を拭うことは困難です。結果、どれ程CSR活動に力を入れていたとしても、社会的影響は計り知れないものとなると考えられます。静電気事故の原因・事例について体系的に学び、正しい事故対策手法を身に着けることで、静電気事故のリスクを限りなく低減させることが可能です。
 本講座では実際の事故事例や、具体的なハード対策を解説するため、事故の未然防止を始めとする実務上の重要管理ポイントを網羅的に習得できます。静電気事故対策を今すぐに実践するための知識やノウハウをお求めの方に、是非ご受講いただきたい講座です。



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